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(IoT,Azure,Windows 10, etc...)

Xamarin.Formsのラジオボタン

2020-11-22 01:11:25 | Mobile関連
最近、Visual Studio for MacでXamarin.Formsを使ったスマホアプリの開発を行っていますが、
ちょっと気になったことがあったので、調べたことを記録。

ラジオボタンって、よくあるUIパーツだと思うんですが、
Xamarin.Forms(バージョンは4.8)では実験用フラグを設定しないと使えない機能になっています。
⇒参照;Xamarin.Forms試験的なフラグ

で、試しに使ってみたら、iOSではラジオボタンのテキスト部分が表示されるのに、
Androidでは表示されない・・・。
いくら実験的に実装されていると言っても、こんな基本的なところが実現できてないのはおかしいな・・・と思ったのですが、
調べてみるとバグのようです。
⇒参照:GitHubのイシュー

どうやら、4.7では表示されていて、4.8では表示されなくなったようです。

トピック内にいくつか回避策が掲示されていますが、
使用されている個所が多いと、対処法も限られますね・・・。

Azure StackでIoT Hub

2020-11-05 13:01:12 | IoT,M2M

Microsoft社のAzureのサービスの中で、IoTデバイスから送信されるデータを
安全かつ効率的に受信するために使用される「IoT Hub」。
様々な機能も搭載されていますね。
⇒前回の記事「IoT Hubを使ったSSH、RDP」を参照。

Azureはクラウドサービスですが、オンプレでAzureを利用できる「Azure Stack」というサービスがあります。
長い間、このAzure StackにIoT Hubの機能を付加して欲しいという要望がありました。
最近、この要望が叶えられたようで、 Azure Stack HubにIoT Hubをデプロイできるようになったそうです。
Running your Azure IoT Hub based solution on-premises!

ただし、現状はパブリックプレビューとしての提供で、
パブリッククラウドで提供されているIoT Hubと
機能差があるようです。

IoT Hubを使ったSSH、RDP

2020-09-29 08:48:17 | IoT,M2M
まだプレビュー機能のようですが、
IoT Hubの接続を介して、プロキシアプリケーションを使用することで、
SSHやRDPでの接続を実現する機能があるそうです。

「C# プロキシ アプリケーションを使用して IoT Hub デバイス ストリーム経由で SSH および RDP を有効にする (プレビュー)」

しかけはこんな感じになっているとのこと。

(画像はdocsより転載)

これ、なかなか画期的な機能ですよね。
IoT Hubで通常はセキュアにデバイスのセンサーデータを送りつつ、
メンテナンス時にはSSHでデバイスの状態を確認できそうです。

ストリームとの接続のポート番号が443となっているので、
IoT Hubとの接続はHTTPSのようですね。

2020年9月現在、以下のリージョンで作成したIoT Hubでのみ機能が利用できるようです。
・米国中部
・米国中部 EUAP
・東南アジア
・北ヨーロッパ

IoT Hub デバイス ストリーム (プレビュー)」という機能を使って実現していて、
SSHやRDP以外でも、独自のTCP通信なんかもできそうです。




Microsoft Ignite Cloud Skills Challenge

2020-09-19 17:39:29 | Azure
来週から、Microsoftが主催するデジタルイベント「Microsoft Ignite」が開催されます。
⇒詳細はこちら

その一環で、Microsoft Ignite Cloud Skills Challenge 2020が開催されます。
⇒詳細はこちら

Microsoft Igniteに参加して、Cloud Skills Challenge のコレクションを一つでも修了すると、
Microsoft社の認定資格試験が無料で受験できるとのこと。

無料になる試験対象はMicrosoft Ignite Cloud Skills Challenge 2020のページに記載がありますが、
AzureやPower Platform、Microsoft 365などの分野で42種類ありますね。
無料になるのは、これらのうちのどれか一つ・・・なのかな???


Logic AppsのIPアドレス追加

2020-08-13 09:08:26 | Logic Apps
最近Logic Appsの過去ページへのアクセスが多いと思ったら、
MicrosoftからLogic AppsのIPアドレスが追加される連絡が来ていました。



メールによると、アウトバウンド(Logic Appsサービスから外部向け)のIPアドレスが追加されるとのこと。
Logic Appsからのアクセスを受け付けるシステムで、IPアドレスでのフィルタリングをしている場合は、
設定を見直してねということですね。

アウトバウンドIPアドレスは以下のページに記載があります。
送信 IP アドレス

Windows CE App Container

2020-08-12 09:55:15 | Windows Embedded CE/Compact
組込み機器向けOSとして、様々な機器に搭載されてきたWindows CE系OS。

Windows 10 IoTがリリースされてしばらく経ちますが、
その間、Windows CEの延長サポートも終わり、
サポート期間が終わっていないのがWindows Embedded Compact 7と
Windows Embedded Compact 2013のみとなりました。
詳しくはこちら

そんな中、Windows CEのアプリケーションを
Windows 10 IoT用にマイグレーションするドキュメントが公開されています。
記事はこちら

名前からすると、Windows CEアプリを実行できるコンテナをWindows 10 IoT上で提供するような感じですが、
「Windows 10 IoT Core 上で Windows CE 2013 インスタンスを実行することで実現する」という記載があるので、
正確にはWindows 10 IoT上でWindows CEを動作できるようにするので、OS + アプリをそのまま動かしてしまおう・・・
というもののようです。

MicrosoftのブログTech Communityにも記事が上がっていますね。
記事はこちら

詳細がわかったら、また紹介したいと思います。


Logic AppsでEvent Hubからデータを取得する

2017-12-28 19:53:46 | Logic Apps
Logic AppsでEvent Hubsのトリガーを追加してよくわからなかったのが、
Event Hubに届いたメッセージを取得する方法。

Event HubにはIoTデバイスからJSONフォーマットのメッセージを送っていました。

まず、Event Hubのトリガーを追加することで、
メッセージが届いたタイミングでLogic Appsが起動する。
ここまでは想定通り。

この後、Event Hubのトリガーの後ろに、「JSONの解析」アクションを追加する。
ここで、コンテンツ欄に「以前の手順からパラメーターを挿入」の「本文」を設定してみる。

動かしてデータ見たりとかしてたんだけど、送信したメッセージのデータが入ってなくて・・・。
しかも、「以前の手順からパラメーターを挿入」のEvent Hubトリガーのパラメータに、
なぜか「本文」が二つあったり・・・。


正解は、「Context」。
このContextの中にメッセージの内容が入ってました。
「JSONの解析」アクションのコンテンツ欄に「Context」を設定し、
目的のデータがパースして得られることを確認。

ちょっとした躓きでも、英語の文献漁ったりしてると時間がかかるんよね・・・(+_+)


Logic Appsの送信元IP

2017-12-26 16:24:54 | Logic Apps
簡単にビジネスロジックを組めるLogic Appsは
スピーディーにシステム構築するのにめちゃめちゃ役に立つと思ってます。

Event Hubの受信タイミングで、何か処理を行わせるとか、
すぐに実装できてしまうので、IoTのPoCシステムにも向いているんじゃなかろうかと。

ということで、最近Logic Appsをいろいろ試す機会があったので、
調査したことをメモっていきます。


IoTに限らず、気にしないといけないのがセキュリティ。
ファイアーウォールを設定する上で、IPアドレス情報は必須ですが、
Logic Appsの送信元IPアドレスは以下のページ下部の「構成: IP アドレス」という章に記載されています。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/logic-apps/logic-apps-limits-and-config


2017年12月現在の情報だと、以下のIPアドレスが使われているとのこと。

■Logic AppsサービスがHTTP関連の呼び出しを行うときのIPアドレス
東日本:13.71.158.3, 13.73.4.207, 13.71.158.120
西日本:40.74.140.4, 104.214.137.243, 138.91.26.45

■コネクタからの呼び出しが行われるIPアドレス
東日本 40.115.186.96
西日本 40.74.130.77



Time Series Insightsの仕様のギモン

2017-07-11 11:08:47 | Azure
Time Series Insightsを使っていて気になったこと。

IoT Hubに接続した設定にした場合、
Time Series Insightsのサイトを表示した後に
IoT Hubにデータが来ないと、いろんな表示が更新されない?

例えば、Measureのプルダウンの中身とか、SPLIT BYのプルダウンの中身。


Azure IoT HubのTLS証明書について

2017-05-24 04:33:27 | Azure
Azure IoT HubのTLSリーフ証明書が更新されるとのことで、
影響範囲やテストベッドに関する情報が公開されています。

Azure IoT Hub Server の TLS リーフ証明書の更新 – 2017 年 5 月

IoT Hubを使用したシステムを構築されている方は、自身のシステムへの影響を調査してください!