★【 My Biz Blog 】★

興味のあるビジネス情報を伝えていきます♪
(IoT,Azure,Windows 10, etc...)

Time Series Insightsを試す(4)

2017-05-21 23:32:40 | Azure
前回の記事では、Time Series InsightsとIoT Hubとを接続する設定を行いました。
今回は、Time Series Insightsの画面を見て、IoT Hubが受信したデータを表示してみたいと思います。
⇒私のIoT Hubには、BLE Beaconの受信データとして、計測日時やRSSI(電波強度)が入っているので、
 それを表示するように指定見たいと思います。


1. ブレードの「概要」を選択し、上部にある「環境を開く」をクリックします。


2. ブラウザの別タグでTime Series Insightsのサイトが表示されます。
  最初はこんな感じの画面が表示されます。しばらくお待ちください。


3. 起動が完了すると、こんな感じ。最初はイベント数のグラフが表示されています。


4. 画面左側の「Measure」をクリックし、今回は「RSSI」を選択します。


5. 画面上部のプロジェクト名部分をクリックすると、以下のような画面が表示され、時間範囲を設定できます。
  任意の範囲を入力するか、グラフを好きな位置範囲でドラッグし、虫眼鏡の検索マークをクリックしてください。


6. グラフが以下のように表示されます!




Time Series Insightsを試す(3)

2017-05-16 02:39:28 | Azure
前回の記事では、Time Series Insightsの構築まで行いました。
今回はIoT Hubとの接続方法について書きます。

まずデータ アクセス ポリシーを設定していきます。

1. Azureのポータル画面から、作成したTime Series Insightsのダッシュボードを表示します。


2. 左側のブレードで「データ アクセス ポリシー」を選択し、「+追加」をクリックします。


3. 以下のような画面が表示されるので、「ユーザーの選択」をクリックします。


4. とりあえず自分がアクセスできるように、自分のアカウントを選択し、「選択」ボタンをクリックします。


5. 次に「ロールを選択する」をクリックし、「共同作成者」にチェックを入れ、「OK」ボタンをクリックします。


6. 「OK」ボタンをクリックします。



続いてイベントソースとしてIoT Hubを設定します。
7. 左側のブレードで「イベント ソース」を選択し、「+追加」をクリックします。


8. 接続するIoT Hubの情報を入力します。


9. ソースにはIoT Hubを指定してください。設定できたら「作成」ボタンをクリックしてください。


10. 設定が完了すると、以下のような画面になります。



以上でIoT Hubとの接続設定は完了です。




Power BI Premiumについて

2017-05-15 01:43:07 | Power BI
Microsoftから、Power BIに関する発表がありました。

Power BI Premium の発表 および Power BI (無料) における変更点について

新しくPower BI Premiumというライセンスが提供されるとのこと。
大きな特徴は、オンプレミスへの拡張です。
Power BI Report Serverを使い、オンプレミス環境でPower BIを利用できるようになるようです。
また、Power BI EmbeddedはPower BI Serverに統合されるとのこと。


Power BI Premiumのホワイトペーパーが出ていますので、興味がある方はぜひ見てみてください。
ホワイトペーパー


Power BIの無償版にも変更があります。
これまではPower BI Proとの違いが分かりづらかったのですが、
今回の変更で無償版の制限事項が簡単ンになるとのこと。
以下のメトリクス等は全て Power BI Pro と同等となるようです。
 ・接続できるデータソース
 ・ワークスペースの容量上限
 ・スケジュール更新の頻度
 ・ストリームデータの行数制限

代わりにダッシュボード共有機能はPro出ないと使えなくなるようです。


Time Series Insightsを試す(2)

2017-05-14 23:37:01 | Azure
前回紹介したTime Series Insightsですが、今回は作成方法について書きます。


1.Azureのポータルサイトから新規作成で「モノのインターネット(IoT)」を選択し、
 続いて「タイム シリーズ インサイト(プレビュー)」を選択します。


2.環境名には任意の名前を入力してください。サブスクリプション、リソースグループも
 適切なものを選択してください。


3.場所は「ヨーロッパ北部」、「ヨーロッパ西部」、「米国東部2」、「米国西部」から選択してください。


4.価格レベルは2種類から選べます。
 無料版がないのが残念・・・。


5.「作成」ボタンをクリックすると、プロビジョニングが始まるので、しばらく待ちます。

6. プロビジョニングが完了後、作成したTime Series Insightsのダッシュボードを開きます。



ここまでで、Time Series Insightsの環境が準備できました。
次回は、作成した環境にIoT Hubを接続する方法を説明します。




Time Series Insightsを試す(1)

2017-05-01 02:08:01 | Azure
前回のAzure IoT Suiteに関する記事で出てきたTime Series Insightsの話。

このページによると、時系列データを処理するサービスで、2017年5月1日現在、プレビューでの提供とのこと。
OSISoftのPI Systemみたいなサービスだろうか・・・。

Overview of Azure Time Series Insightsをサラッと読む限り、Stream Analyticsを経由せずに
IoT Hubからデータを取れるみたい。
データソースはEvent hubも指定できます。

2017年5月1日現在、Azure IoT Suiteの「Connected Factory」ソリューションで選択できるリージョンが米国とヨーロッパしかないのは、
Time Series Insightsが提供されいているリージョンが上記のみだからなんですかね。

試しにIoT Hubのデータを見せるよう設定してやると、こんな感じ。
Azureポータル側でIoT Hubに入ってくるデータのうち、時刻データのプロパティ名を指定し、
Time Series Insights側で表示したいデータのプロパティ名を指定するのみ。
一つのIoT Hubに複数のデバイスからデータが上がってくる場合、どのプロパティでデータを分割するかも指定できました。


詳細な設定方法などは後日。

価格については、このページを見たところによると、「S1」で15,304円で「S2」だと137,705円。








Azure IoT Suiteの新しいソリューション「Connected Factory」(2)

2017-04-30 10:58:49 | Azure
前回から、Azure IoT Suiteの新しいソリューション「Connected Factory」について書いています。

他のソリューション同様、ソースコードがすべてGitHubに公開されています。
azure-iot-connected-factory


それはさておき、画面の各部についてみていこうと思います。
まず、ダッシュボードから。

「ファクトリの場所」というのが、工場の一覧でしょうかね。
中央の地図に何も描かれていないのですが、なんでだろう。
右側は発生しているアラーム(警告)の一覧のようです。
画面下部には総合設備効率(OEE)を表示していますが、性能や品質の値をどうやって計算しているんだろ?
これはソースを見てみないとわからないな・・・。

総合設備効率のグラフの一つ(ここでは総合効率)をクリックすると、
画面右端に過去データ(1時間と24時間)が表示されます。

表示された過去データをクリックすると、「Azure Time Series Insights」のサイトに飛び、時系列データの詳細が見れるようです。

サイトに飛ぶと、「Azure Time Series Insights」がプレビュー版のためか、利用に関する同意を求められます。
読んで問題なければ「I Accept」をクリックしてください。


時系列データのチャート表示とヒートマップ表示が用意されているようです。
以下はチャート表示の場合。


以下はヒートマップ表示の場合。




Azure IoT Suiteの新しいソリューション「Connected Factory」(1)

2017-04-30 10:41:04 | Azure
MicrosoftがIoT向けに提供しているPreconfigured Solution「Azure IoT Suite」に
新しいソリューションが追加されています。

まだ一部日本語化されていないようですが、ソリューションを立ち上げてみたので紹介します。

1.Azure IoT Suiteポータルにアクセスし、Azure契約のあるMicrosoftアカウントでサインイン


2.「新しいソリューションの作成」をクリック



3.新しく追加されたソリューションは「Connected Factory」。直訳すると「つながる工場」ですが、スマートファクトリー的な意味ですかね。
 「Connected Factory」の「選択」をクリック



4.ソリューション名を適宜入力してください。サブスクリプションはプルダウンから選択してください。
 リージョンは現在アメリカとヨーロッパの一部のリージョンのみ選択可能です(日本リージョンはまだ選択できない)。
 最後に「ソリューションの作成」をクリック



5.プロビジョニングが始まります。しばらくお待ちください。



6.プロビジョニングが完了すると、以下のような画面になるので、「起動」をクリック



7.再度サインインを促されるので、1で使用したアカウントでサインインしてください。



8.できあがったソリューションがこちら。




次回は画面の中身をいろいろと見ていきたいと思います。



Windows 10 IoT Core搭載ウェアラブル端末

2017-04-25 19:02:01 | IoTデバイス
MS、「Windows 10 IoT Core」搭載ウォッチを発表--小売りや製造などで活用狙う

これ、めちゃ気になる!
UWPアプリが動くし、恐らくBLEも使えるんでしょう。
あとはバッテリー駆動時間がどうなるか・・・。


DirectQueryでの日別集計

2017-04-20 18:30:53 | Power BI
Power BIで日時での集計をする場合、カレンダーテーブルを作成する事例が出てくるけど、
DirectQueryだとカレンダーテーブルが追加できない(テーブル追加すると、DirectQueryが解除される)。

データによるんだろうけど、DirectQyeryで日別の集計をしたければ、
日時データ列に対してグループをかける(ビンで設定を1日)とできそう。

キャプチャーは後で貼る。

Power BI Embeddedを試す(3)

2017-04-16 14:03:14 | Power BI
Power BI Embeddedのサンプルコードを試してハマったこと。
自分のPower BIのPBIXをコレクションに入れて動かしてみたら、
「DMTS_DatasourceHasNoCredentialError」なんてエラーが。

自分のPBIXはDirect QueryでAzure SQL Databaseにアクセスするようにしていて、
確かにDBの接続設定とかしてないなと思い、やり方を調べると、REST APIで設定する必要があるとのこと。
サンプルコードのコンソールアプリ(Provision Sample)でもできた。
「2 Report management」→「7 Update Connection Credencials(Cloud Only)」を選択。