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Silverlight for Windows Embedded でアプリを作る - 5 -

2009-12-25 10:00:00 | Windows Embedded関連
前回までの記事で、Silverlight for Windows embeddedを使った、

簡単なアプリを作成しました。


今回は実際に作成したアプリを、

デバイスエミュレータ上で動作させてみます。


OSイメージをビルドして、デバイスエミュレータにAttachしたら、

Remote ToolsのFile Viewerや、デバイスエミュレータのフォルダ共有機能などを使って、

XAMLファイルをルートディレクトリにおいてください。

また、XAMLファイルで使用している背景画像も同様にルートディレクトリにおいてください。

(ルートディレクトリに置くのは、あくまで今回のプログラミングがそういう実装だからです。

 必ずしもルートディレクトリではなければならない・・・ということはありません)





デバイスエミュレータ上でコマンドプロンプトを起動し、

作成したアプリ名(今回では「SLDemoApp」)を入力してEnterキーを押します。



すると、作成したGUIがそのまま表示されるかと思います。

(クリックすると、大きい画像が表示されます。)




ボタンもちゃんと半透明で表示されてますね。



そう、終了処理を実装していないので(笑)、

アプリを終了するには、コマンドプロンプト上で[Ctrl] + [C]で強制終了してください



XAMLでGUIを開発する利点を確かめておきましょう。

SLDemoAppGUI.xamlファイルをテキストエディタでもいいので開いて、

<Button>タグ内の「Width="100" Height="100"」と記載されている個所を

「Width="50" Height="50"」として、

再度アプリを実行してみてください。

(クリックすると、大きい画像が表示されます。)



アプリの再コンパイルなしで、GUIデザインを変更できました。


次回はボタンイベントを実装して、ちゃんとアプリを終了できるようにします(笑)。