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RC for Windows Embedded Standard 7 - 3 -

2010-05-02 11:20:30 | Windows Embedded関連
Labを実行する前に、基本的な用語を確認。


■IBW(Image Builder Wizard)
端的な説明が難しいですが、
通常のPC向けWindows OSのインストーラーのように、
Windows embedded Standard 7(以下、WES7)を
ターゲット上でセットアップする機能というと、
イメージが浮かぶのではないでしょうか。

IBWをブート可能なメディアに入れて、
ターゲットにメディアをセットして起動します。

IBWでは、セットアップするパッケージを選んだりできます。

また、ハードウェア構成を自動的に検索したりもしてくれます。
(TAP.exeで取得したPMQファイルを選択してハード構成を指定することもできます。)


IBWを使うと、簡単にWES7のOSイメージを構築して
ターゲットにインストールできるため、

例えば「WES7がどんなものか、ちょっと動かしてみたい」
といった評価の際には、相当役に立つのではと思っています。


■ICE(Image Configuration Editor)
WES2009のTarget Designerのような役割をするツールです。

IBWに含むパッケージのセットや、パッケージの各種パラメータ設定を決めたり、
TAP.exeで取得したハードウェア構成情報をあらかじめ取りこんでおいたり、
それらを反映したカスタムIBWをビルドしたりできます。

Win PEのユーティリティディスクを作成することも可能になりました。


■DS(Distribution Share)
WES2009では、SQL Serverを使用したコンポーネント管理を行っていましたが、
WES7では、Distribution Shareというフォルダでパッケージを管理するようです。

WES7のTool Kitをインストールすると、
Tool Kitのインストールフォルダ内に、「DS」というフォルダが作成されていますが、
これがデフォルトのDistribution Shareです。