★【 My Biz Blog 】★

興味のあるビジネス情報を伝えていきます♪
(IoT,Azure,Windows 10, etc...)

vCEPCの静的IPアドレス設定

2013-03-20 12:30:50 | Windows Embedded CE/Compact
ちょっとハマったところがあったので、

備忘のために書いておこうかと。


Windows Embedded Compact 7は、

トライアルやOS機能の確認のために、

Virtual PC上で動かすためのBSPが付属しています。

※インストール時に、フルインストールするか、

 カスタムインストールでx86アーキテクチャも

 インストール対象にした場合です。


Virtual PC用のWECをvCEPCなんて言ったりするのですが、

起動時にDHCPじゃなくてStatic IPで動作させるために、

このvCEPCのネットワークアダプタ用ドライバのレジストリ(dc21x4.reg)を変更したのですが、

なぜか指定したIPアドレスにならない・・・。


環境はWindows Virtual PCではなくて、

Virtual PC 2007。


記載されているレジストリのキーは

 HKEY_LOCAL_MACHINE¥Comm¥DC21x41¥Param¥Tcpip

で、

IPアドレスはその中の

 "IP address"

パラメータに文字列で書けばいいはず。

※Yenマークは全角で記載しているので、

 コピペする方は注意してください(汗)。



起動させて確認したところアダプタ名(DC21x41)も合ってる。


・・・のですが、ドライバとしてはPCI¥DC21x41と表示されていまして、

レジストリキーに"PCI"が足りていない・・・。


というわけで、

 HKEY_LOCAL_MACHINE¥Comm¥PCI¥DC21x41¥Param¥Tcpip

に修正して、再度チャレンジして、静的IPアドレスになっていることを確認。


少しわからないのが、AutoCfgパラメータの存在。

MSDNによると、AutoCfgパラメータが無い場合、

IPアドレスの自動設定が有効になるような記載があるんですが、

無くても静的IPアドレスで動いてたり



- 2013.03.20 12:55 追記 -

Premium Shared Sourceを確認したところ、

TCP/IPプロトコルスタックがAutoCfgパラメータの有無を確認するのは

EnableDHCPパラメータが有効(1がセットされている)場合で、

その場合にAutoCfgパラメータがなければ、

自動的にAutoCfgパラメータがセットされていました。


AutoCfgパラメータが設定されている場合のスタックの動作は

ちょっと処理が膨大で、簡単には追えなさそう(汗)。