こんにちは。
今日の滋賀県は曇りのち晴れです。
さて、京都へお墓参りに行ってきます。
今年一発目の読書、
東田直樹・著『自閉症の僕が跳びはねる理由』。
普段見ないのですが、
たまたまNHKスペシャルを見たんです。
ちょうどそのとき、この本の著者の特集をしていました。
それですぐに買って、年始一発目の読書になりました。
東田氏をずっとインタビューしてきたNHKの記者が、
50代でガンを宣告されしばらく闘病していたそうです。
その男性は東田氏に、
『これから生きるうえで重要な言葉を投げかけてほしい』と言った。
東田氏はその男性に言葉を送る。
でも男性はもっと核心をついた言葉が欲しいと言う。
そしてまた言葉を送る。
でも男性には生やさしい。
今度は東田氏が男性に、
『ガンになる前とあとではどう心境の変化がありましたか?』と聞く。
でも、東田氏には思っている答えが返ってこなかった。
そのあともなお、男性は東田氏に核心をついた言葉を求める。
やがてそれを東田氏は嫌になる。
そして最後に東田氏は、
『人間、どんな辛いことがあってもそれを乗り越えていける』。
という言葉を男性に送った。
私には、
『あなたはわかっていない。
ガンになって感じたことはそれじゃないでしょ?
感じたことはこれでしょ?』
と、東田氏が言いたかったように感じた。
『人間、どんな辛いことがあってもそれを乗り越えていける』。
その言葉を聞き、私は彼の本を買おうと思った。
株式会社 ys-style
滋賀県近江八幡市音羽町19-9
代表取締役 須 山 洋 平