夢幻に遊ぶYujin Koyamaの絵画と小説の世界を紹介します!

意外な人間の姿、風景に、きっと出会えるでしょう。フランスを中心に活躍する小山右人の世界を、とくとご堪能下さい!

おしゃれな街、下北沢からクリエイティブな世界へジャンプ!

2016-09-04 19:37:39 | カルチャー
【おしゃれな街、下北沢からクリエイティブな世界へジャンプ!】10月開催予定のイベント。

「きょう、ママンが死んだ。もしかすると、昨日かも知れないが、私にはわからない」
あまりにも有名な小説「異邦人」(カミュ)の冒頭の一行ですが、たったこれだけの言葉が放つ威力を、近頃ゴマンとあるネット小説が束になってかかっても、乗り越えられないのは不思議だとは思いませんか?
私は小説の名作を読むのも好きですが、息盛んな新人が書くネット小説を読み漁るのにも心踊るものを感じます。そこには、未だ見たことのない新鮮な萌芽が無数に感じられるからです。
しかしほとんど皆、同じような「過ち」をおかしているのに、奇妙なものさえ感じてきました。それは、特に小説の冒頭の書き方です。私にとって、苛立たしいまでになっていました。それをどこかで伝えたいと思っていたのが、このイベントを開く一つの大きな動機にもなりました。
それは、小説に限ったことではありません。
私なりの考えと、クリエイティブな広い領域の方々と、活発に意見を交換できれば幸いです。