【驚きのお報せ】
ぼくの生活は、日々驚きに充ち溢れているけれど、今日届いた報せは、中でも珍しく新鮮なものだった。
なんと、かの江戸の大幻想絵師、河鍋暁斎記念美術館様企画の展覧会に、遠い昔ぼくが寄贈した絵が展示されるというのだ!
すっかり忘れていたが、40年近く前、暁斎美術館建立に奔走されていた曽孫の河鍋楠美先生が、ご縁あって我々いき盛んだったグループに、無料でご自身経営の画廊を提供してくださった。「日仏作家五人展」と銘打ってグループ展を開催する運びとなった。
Marie Parra Aledo氏をはじめ、モノ派では記念碑的な存在になられた林芳史氏や作家のPhilippe Sergeant氏も名を連ねている。時代と共に価値を帯び始めた展覧会になったと、密かな自負も感じている。
その展覧会場を無償でご提供いただいたお礼に、拙作をご寄贈したものにちがいない。現在まで大切にご収蔵いただいたのは流石だし、かの天才画家を祀った展覧会と共に展示されることは、思いがけず、また驚き深い名誉でもあります。
河鍋楠美先生、改めてお世話になりましたことに御礼申し上げます。また、この度の展覧会につきましても、心より感謝申し上げます。
小山右人 拝
ぼくの生活は、日々驚きに充ち溢れているけれど、今日届いた報せは、中でも珍しく新鮮なものだった。
なんと、かの江戸の大幻想絵師、河鍋暁斎記念美術館様企画の展覧会に、遠い昔ぼくが寄贈した絵が展示されるというのだ!
すっかり忘れていたが、40年近く前、暁斎美術館建立に奔走されていた曽孫の河鍋楠美先生が、ご縁あって我々いき盛んだったグループに、無料でご自身経営の画廊を提供してくださった。「日仏作家五人展」と銘打ってグループ展を開催する運びとなった。
Marie Parra Aledo氏をはじめ、モノ派では記念碑的な存在になられた林芳史氏や作家のPhilippe Sergeant氏も名を連ねている。時代と共に価値を帯び始めた展覧会になったと、密かな自負も感じている。
その展覧会場を無償でご提供いただいたお礼に、拙作をご寄贈したものにちがいない。現在まで大切にご収蔵いただいたのは流石だし、かの天才画家を祀った展覧会と共に展示されることは、思いがけず、また驚き深い名誉でもあります。
河鍋楠美先生、改めてお世話になりましたことに御礼申し上げます。また、この度の展覧会につきましても、心より感謝申し上げます。
小山右人 拝