眩暈治らない? メニエールではなく頸性不調では、私の場合・・・
2020/12/17 投稿 12/25 編集
今から遡る約4年間、「眩暈(めまい)」と悪戦苦闘して来ました。 色々な科目の病院(耳鼻科3医院、眼科2医院、神経内科2医院、脳神経外科2医院、整形外科2医院、循環器科1医院、総合内科1医院、かかりつけ診療所、整体院1院)の門をたたきましたが、多く先生は“年齢”だから、“運動して、栄養のあるものを食べて”。 あるお医者さんは“眩暈は正直、治らないから!”でした。
つまり各病院で採取する血液などや、X線、頭部のCT検査・MRI、心臓のエコーには、眩暈と繋がる原因は見つけられない場合は、どこの病院でも最後は「運動して栄養で」となります。
(お医者さんの大部分は、眩暈の原因は「耳」からきていると言う、次に脳障害、その他もあるが。 そして私の原因捜しは4年間の迷宮でした・・・)
そして今、私の場合は頸せい不調(もしくはその辺り)だったと思います(私は医者ではないのですが)。
↑ 株式会社メディカルレビュー社 : 興和株式会社 小冊子
確かに4年間の眩暈の更にさかのぼる数年前に「良性発作性頭位めまい症」(内耳内の耳石がハガレ、天井がグルグル回る眩暈を経験しています。 この良性頭位めまい症は自分にとって、一週程度で完治し、その後の4年とは繋がっていませんが、「老化へのプロローグ(序章)」であったかもしれません。
皆さんも一過性の体調不良は、その次の体調悪化を知らせる黄色サインが点灯かもしれません。
* 私の「眩暈4年の闘いから」私なりに学習したこと。*
真剣に自分の「眩暈」を治したいと思う場合、何が起因しているか、早めに突き止めること。 さもないと老年期入口の別の諸症状と重なり、多くはメニエール系の「眩暈」を経験した人は、そのめまい症状と自律神経失調症、目のカスミ、自分で感じる心臓の違和感、動作の緩慢、さらに見えない不安から“パニック障害”等も発症し、場合によって”逆に眩暈を助長する薬の服用に至ることも有ります。
(頸性不調と分かるまでの、足跡・・・)
1) 耳石ハガレの眩暈から回復の数年後、下を向いたり、洗濯物で上を向いたりしても収まらず、耳鼻科でメニエールの処方薬としてメリスロン(ベタヒスチン)を処方されたが、効果ありませんでした。 ―> 後で分かるのですが、頸性眩暈にはメニエール処方薬は有効ではないようです。
2) その後、後頭部あたりが重く感じ、就寝時に枕に頭を載せると“スート”血の気が引く感じ、このまま逝くのかな?の悪寒”。 目薬を差すため、首を後ろに倒すと後頭部が張って重い感じとなりました。 これは私の眩暈も次のステージに入った感じで、場所が場所なので脳梗塞などの脳疾患を疑い、脳外科でMRIの検査となりました。 ―> MRIの結果、認知症の予兆もなく、むしろ良好状態と。 ただ眩暈の対処法及び投薬もなかった。
3) 2020年央、しかし次第に眩暈の症状が強くなり、仕方なく行く耳鼻科を変えて、処方された薬を飲み始める。 ―>セファドール、アデホスコーワ等を処方される。 ただ、いつまでも”ダラダラ”服用していると、むしろ”眩暈”がする副作用。
この頃には私の体調が悪いないし眩暈や倦怠感が、付きまとうのが日常となりました。 薬が効いているのか? 逆に薬の副作用か? 今までと違うフェーズ(局面が変わる)に入りました。 ―>頭痛がしたり、不安から心臓がドキドキしたり、手が震えたり。
4) 20年頃はコロナへの恐怖感もピークで、ワクチンも接種前夜、無難なのは家での籠城生活していたせいか外出もへり、体力は落ち、もちろん「眩暈」との闘いも日課となりました。 “この科に行った方が良いかなという病院も壁にブチ当たり”、周期的に「眩暈」が襲ってきました。
“自分も長くないのかな?”と落ち込んだり、こんな時に服用していたのは ―>ソラナックス(抗不安剤少量、朝のみ1/2錠/日)は一時的な対処法ですが、他にすがるものが無く、私の逃げ道でした。 この生活が2年ほど続きます。
5) そして今年22年の夏にコロナを発症、10日過ぎて熱はとうに過ぎているのに、”倦怠感“がつきまとう眩暈と似た症状も、出来たら寝ていたい情態。 ある日、たまたまTVで映し出されていた青年も”倦怠感“で布団を枕にゴロゴロしていた。
このコロナ明けの若者もゴロゴロしているのを見て、これはダメだ“自分と一緒だ、この後遺症や眩暈に負けていたら、自分は年だから簡単にあの世へいってしまう”と自分に火が付きました(これが頸性めまいから脱け出す転換期となりました)。
”辛くても、運動しよう! 体を奮い立たせよう!“との思い。
普段しているストレッチの他に、軽めの腕立て伏せ(体力が無いので、上半身のみの腕立て伏せ10回)で効きました。
体が温まり、気分が上気しパルスメーターも95->97に上昇、この軽い上半身腕立て伏せは続けようと現在もやっています。
6) その後3カ月過ぎ、「眩暈」もかなり改善され、食欲も出て、何しろ私の場合は一種の閉所恐怖症(狭いところ、スーパーの陳列棚)の併発も起こらなくなりました。 これには以前は運動不足でしたが、第二の心臓と呼ばれている脚の大腿部の運動や外出に努めています。 今では、お医者さんが叫んでいた“運動と栄養”の関係付けも理解できます。
(ご注意)
首回りの運動、後頭部が重い、凝っている場合、最初から強く推す、大きく、早くマッサージや首を回転(とくに後方への屈折)は避けます。 慣れるまでゆっくり・2セット位で、気持ちが悪い、違和感を感じた場合は中止する。
ただこの運動が、体に必要な場合は、不思議と2~3日経つと、首周りの運動を又やってみる勇気が起こってきます。
また用具(かたいマットの枕替わり)、ローラー、帯類の使用は避けた方が良いでしょう。
また整形外科でX線の画像から、頸せい眩暈は頸椎の骨折・陥没が無くとも起こります。 耳・眼・脳などへ続く血管や神経の不調と体調・気候等と微妙に絡み合っているかもしれません。 また特に高齢の方の耳垢が溜まり過ぎ中耳や内耳を圧迫していても、眩暈を誘発することも有るようです。
もしも、仮に同じような症状の方がいましたら、またメニエール系の薬を飲んで快方へ向かわない方、治ることを信じ!頑張って!
2020/12/17 投稿 12/25 編集
(以下、私の個人的な感想です、皆様の適切な対応はお医者様とご相談を願います)
今から遡る約4年間、「眩暈(めまい)」と悪戦苦闘して来ました。 色々な科目の病院(耳鼻科3医院、眼科2医院、神経内科2医院、脳神経外科2医院、整形外科2医院、循環器科1医院、総合内科1医院、かかりつけ診療所、整体院1院)の門をたたきましたが、多く先生は“年齢”だから、“運動して、栄養のあるものを食べて”。 あるお医者さんは“眩暈は正直、治らないから!”でした。
つまり各病院で採取する血液などや、X線、頭部のCT検査・MRI、心臓のエコーには、眩暈と繋がる原因は見つけられない場合は、どこの病院でも最後は「運動して栄養で」となります。
(お医者さんの大部分は、眩暈の原因は「耳」からきていると言う、次に脳障害、その他もあるが。 そして私の原因捜しは4年間の迷宮でした・・・)
そして今、私の場合は頸せい不調(もしくはその辺り)だったと思います(私は医者ではないのですが)。
↑ 株式会社メディカルレビュー社 : 興和株式会社 小冊子
確かに4年間の眩暈の更にさかのぼる数年前に「良性発作性頭位めまい症」(内耳内の耳石がハガレ、天井がグルグル回る眩暈を経験しています。 この良性頭位めまい症は自分にとって、一週程度で完治し、その後の4年とは繋がっていませんが、「老化へのプロローグ(序章)」であったかもしれません。
皆さんも一過性の体調不良は、その次の体調悪化を知らせる黄色サインが点灯かもしれません。
* 私の「眩暈4年の闘いから」私なりに学習したこと。*
真剣に自分の「眩暈」を治したいと思う場合、何が起因しているか、早めに突き止めること。 さもないと老年期入口の別の諸症状と重なり、多くはメニエール系の「眩暈」を経験した人は、そのめまい症状と自律神経失調症、目のカスミ、自分で感じる心臓の違和感、動作の緩慢、さらに見えない不安から“パニック障害”等も発症し、場合によって”逆に眩暈を助長する薬の服用に至ることも有ります。
(頸性不調と分かるまでの、足跡・・・)
1) 耳石ハガレの眩暈から回復の数年後、下を向いたり、洗濯物で上を向いたりしても収まらず、耳鼻科でメニエールの処方薬としてメリスロン(ベタヒスチン)を処方されたが、効果ありませんでした。 ―> 後で分かるのですが、頸性眩暈にはメニエール処方薬は有効ではないようです。
2) その後、後頭部あたりが重く感じ、就寝時に枕に頭を載せると“スート”血の気が引く感じ、このまま逝くのかな?の悪寒”。 目薬を差すため、首を後ろに倒すと後頭部が張って重い感じとなりました。 これは私の眩暈も次のステージに入った感じで、場所が場所なので脳梗塞などの脳疾患を疑い、脳外科でMRIの検査となりました。 ―> MRIの結果、認知症の予兆もなく、むしろ良好状態と。 ただ眩暈の対処法及び投薬もなかった。
3) 2020年央、しかし次第に眩暈の症状が強くなり、仕方なく行く耳鼻科を変えて、処方された薬を飲み始める。 ―>セファドール、アデホスコーワ等を処方される。 ただ、いつまでも”ダラダラ”服用していると、むしろ”眩暈”がする副作用。
この頃には私の体調が悪いないし眩暈や倦怠感が、付きまとうのが日常となりました。 薬が効いているのか? 逆に薬の副作用か? 今までと違うフェーズ(局面が変わる)に入りました。 ―>頭痛がしたり、不安から心臓がドキドキしたり、手が震えたり。
4) 20年頃はコロナへの恐怖感もピークで、ワクチンも接種前夜、無難なのは家での籠城生活していたせいか外出もへり、体力は落ち、もちろん「眩暈」との闘いも日課となりました。 “この科に行った方が良いかなという病院も壁にブチ当たり”、周期的に「眩暈」が襲ってきました。
“自分も長くないのかな?”と落ち込んだり、こんな時に服用していたのは ―>ソラナックス(抗不安剤少量、朝のみ1/2錠/日)は一時的な対処法ですが、他にすがるものが無く、私の逃げ道でした。 この生活が2年ほど続きます。
5) そして今年22年の夏にコロナを発症、10日過ぎて熱はとうに過ぎているのに、”倦怠感“がつきまとう眩暈と似た症状も、出来たら寝ていたい情態。 ある日、たまたまTVで映し出されていた青年も”倦怠感“で布団を枕にゴロゴロしていた。
このコロナ明けの若者もゴロゴロしているのを見て、これはダメだ“自分と一緒だ、この後遺症や眩暈に負けていたら、自分は年だから簡単にあの世へいってしまう”と自分に火が付きました(これが頸性めまいから脱け出す転換期となりました)。
”辛くても、運動しよう! 体を奮い立たせよう!“との思い。
普段しているストレッチの他に、軽めの腕立て伏せ(体力が無いので、上半身のみの腕立て伏せ10回)で効きました。
体が温まり、気分が上気しパルスメーターも95->97に上昇、この軽い上半身腕立て伏せは続けようと現在もやっています。
6) その後3カ月過ぎ、「眩暈」もかなり改善され、食欲も出て、何しろ私の場合は一種の閉所恐怖症(狭いところ、スーパーの陳列棚)の併発も起こらなくなりました。 これには以前は運動不足でしたが、第二の心臓と呼ばれている脚の大腿部の運動や外出に努めています。 今では、お医者さんが叫んでいた“運動と栄養”の関係付けも理解できます。
(ご注意)
首回りの運動、後頭部が重い、凝っている場合、最初から強く推す、大きく、早くマッサージや首を回転(とくに後方への屈折)は避けます。 慣れるまでゆっくり・2セット位で、気持ちが悪い、違和感を感じた場合は中止する。
ただこの運動が、体に必要な場合は、不思議と2~3日経つと、首周りの運動を又やってみる勇気が起こってきます。
また用具(かたいマットの枕替わり)、ローラー、帯類の使用は避けた方が良いでしょう。
また整形外科でX線の画像から、頸せい眩暈は頸椎の骨折・陥没が無くとも起こります。 耳・眼・脳などへ続く血管や神経の不調と体調・気候等と微妙に絡み合っているかもしれません。 また特に高齢の方の耳垢が溜まり過ぎ中耳や内耳を圧迫していても、眩暈を誘発することも有るようです。
もしも、仮に同じような症状の方がいましたら、またメニエール系の薬を飲んで快方へ向かわない方、治ることを信じ!頑張って!