インフレーション、当分留まることを知らない、そしてその弊害!
2023/8/13記
何もかも値上がりして、並の人間では手の付けられない状態にも見え、このインフレの終焉は誰もが見通しがつかない。
政府やマスコミは収入と物価の値上がりを補填させるために、広く給料UPを推し進め克服するとの見方だが、そんなに簡単な問題でもない。 その恩恵を受けるには条件もあるだろうし、給料UPで膨らむ人件費削減するため、IT化やAI化で戦力外となる人々の増加という副作用も心配される。
(日本もあの人、あの家庭は“○○クラス”と呼ぶ社会となるか?)
かつて私が米国留学していたス数十年前、留学生を支援するある財団のプログラムでニュージャージーの家庭に泊まり込みの家庭訪問の家庭は、財団の責任者は私たちのホストファミリーは“Lower-Middle-Class(下流の中流階級)の集まりので、またまだ上にも下にも階級があり、これが標準と決めつけないよう説明していた。
当時の日本は、普通生活にしていれば、漠然として”中流かな?”程度の感覚だったが、アメリカでは幾通りにも人々が細分化されているのかと・・・。
また一般には郊外の住宅街では、同じような階級の人々がコロニーのように住み付き、また自分の属する教会や宗派やRACEをよりどころに住む場合が多い。 極端に経済格差があったり、習慣の違うニューカマー(新参者)が住み着くと、思わぬ嫌がらせを受けるケースも有る。
(同じ商品でも、価格の違う街の風景になるか・・・)
単一民族で土着性の日本のように決まった経済圏で事業を営むには商人の家訓のように「誠実勤勉、信用、相互扶助など」のスタンスが要求された。 ただ現在の物価の安い日本に激流のように流れ込む外国からの旅行者に、ただ馬鹿正直に真っすぐ対応するのは“悲しくもある”。
嘗て私がある国へ足げに通った時は、いわゆる観光地の入場料は外国人だと高く、外国人の交換紙幣だとレストランでは別料金(高額)を経験した。
何も外国人旅行者からは単純に「ぼった食った方が良い」と言っているのではない。
似たようなビジネスでも、地域・店舗の風格・顧客接客・商品の完成度や状況で価格が違うのは当然で、人々もこれは「経済上の法則(Law)」と理解できる。 ホテル料金にシーズンのOFFやPEAKで料金が違うのは当たり前と同じこと。
インバウンドの傾向は少なくとも2013年頃から始まっていて、1)円安 2)諸外国の蓄積したインフレーション(バブル)もあり、この先当分続くであろう、そして多くのデパートを含む、小規模な店舗も「馬鹿正直の延長」で進む必要はない「柔軟な営業戦略」が必要と思う。
最近マクドナルドも国内向けに、同一商品でも店舗の地域性で価格を差別化すると発表している。
(給料UPは両刃の剣・・・恩恵を受ける人も、そしてより過酷な労働環境へ・・・)
そして最近の急激な商品等の値上げに政府や一部大手企業は給与の値上げと騒いでいるが、
先ず誰もが感じるのは、会社にとって重要なポストや若く将来は会社の戦力となりそうな社員は恩恵を受けそうだが。 とりあえず給料UPは避けられなくとも、現場作業のような職場環境によっては会社は給料UPの一方経費削減で、例えば従来4人シフトを一人減らして人経費を減らしたり、スタッフは残るも去るも地獄だ。
仕事を探している人は言う、今残っている仕事は「掃除に介護そして警備だけとか・・・」。
またコロナ禍を契機に、不安定な業種から若く、高学歴の人達が多く求職に来るという現象もある。
日本のインフレの上昇率は最近こそ大きくなってきているが、米国との開きは既に大きく、観光資源に乏しい日本に海外から良くもそんなにと思われるが、これだけギャップがあると「とりあえず日本に行っておこう」風潮のインバウンドは暫く続くだろう。
そこで日本の若い人々に思う事は、物や生活費の値段が急激に上昇しているが、決してこれらの経済変動に負けない生き方をしてほしい。 もちろん大学を卒業していても、就職に失敗するとなかなか今まで以上の会社(進路)へ再就職できない難しい時代だが。
そうは言っても“人生のメイン・ストリート”を歩くのも、今や大学卒業だけでは難しくなってきている。 今や”中流に留まる事“すら難しい、もしも少しでもセオリー(定石)があるなら当然トライする必要はある。 資格、自分の特殊な素養(芸術・スポーツ等)を高める、またすべての分野で、英語とITスキルは絶対外せないだろう。
(そして時には思う、資格や学歴抜きでも、人として生き残るには「旺盛な好奇心で、未来が自分に見えるなら継続する事」)
ある国の多くの人は、何か流行すると経験がないのに家族からの資金を投入して、事業を始めようとする。 タピオカ屋にバイトもしたことがないのに開店すると、興ざめだ!恐ろしい限りだ。
ある事業に暫く身を置けば、何が大変か?何で人は辞めていくのか?忙しい職場では体作りに最低3カ月~数年かかる、そして「事業の肝が見えてくる」。 いい意味での”パクリ”だ、プラスに前のオーナーの悪い部分を修正しスタートするとか。
このご時世、何かしらの人生の武器を持たねば、資格でも才能を磨く、起業も良し、・・・普通では一生持たないのだから、難しい試験もいつかは慣れてくる、自分も不動産の資格を数カ月独学で合格している。
(また、いつか・・・)
2023/8/13記
何もかも値上がりして、並の人間では手の付けられない状態にも見え、このインフレの終焉は誰もが見通しがつかない。
政府やマスコミは収入と物価の値上がりを補填させるために、広く給料UPを推し進め克服するとの見方だが、そんなに簡単な問題でもない。 その恩恵を受けるには条件もあるだろうし、給料UPで膨らむ人件費削減するため、IT化やAI化で戦力外となる人々の増加という副作用も心配される。
(日本もあの人、あの家庭は“○○クラス”と呼ぶ社会となるか?)
かつて私が米国留学していたス数十年前、留学生を支援するある財団のプログラムでニュージャージーの家庭に泊まり込みの家庭訪問の家庭は、財団の責任者は私たちのホストファミリーは“Lower-Middle-Class(下流の中流階級)の集まりので、またまだ上にも下にも階級があり、これが標準と決めつけないよう説明していた。
当時の日本は、普通生活にしていれば、漠然として”中流かな?”程度の感覚だったが、アメリカでは幾通りにも人々が細分化されているのかと・・・。
また一般には郊外の住宅街では、同じような階級の人々がコロニーのように住み付き、また自分の属する教会や宗派やRACEをよりどころに住む場合が多い。 極端に経済格差があったり、習慣の違うニューカマー(新参者)が住み着くと、思わぬ嫌がらせを受けるケースも有る。
(同じ商品でも、価格の違う街の風景になるか・・・)
単一民族で土着性の日本のように決まった経済圏で事業を営むには商人の家訓のように「誠実勤勉、信用、相互扶助など」のスタンスが要求された。 ただ現在の物価の安い日本に激流のように流れ込む外国からの旅行者に、ただ馬鹿正直に真っすぐ対応するのは“悲しくもある”。
嘗て私がある国へ足げに通った時は、いわゆる観光地の入場料は外国人だと高く、外国人の交換紙幣だとレストランでは別料金(高額)を経験した。
何も外国人旅行者からは単純に「ぼった食った方が良い」と言っているのではない。
似たようなビジネスでも、地域・店舗の風格・顧客接客・商品の完成度や状況で価格が違うのは当然で、人々もこれは「経済上の法則(Law)」と理解できる。 ホテル料金にシーズンのOFFやPEAKで料金が違うのは当たり前と同じこと。
インバウンドの傾向は少なくとも2013年頃から始まっていて、1)円安 2)諸外国の蓄積したインフレーション(バブル)もあり、この先当分続くであろう、そして多くのデパートを含む、小規模な店舗も「馬鹿正直の延長」で進む必要はない「柔軟な営業戦略」が必要と思う。
最近マクドナルドも国内向けに、同一商品でも店舗の地域性で価格を差別化すると発表している。
(給料UPは両刃の剣・・・恩恵を受ける人も、そしてより過酷な労働環境へ・・・)
そして最近の急激な商品等の値上げに政府や一部大手企業は給与の値上げと騒いでいるが、
先ず誰もが感じるのは、会社にとって重要なポストや若く将来は会社の戦力となりそうな社員は恩恵を受けそうだが。 とりあえず給料UPは避けられなくとも、現場作業のような職場環境によっては会社は給料UPの一方経費削減で、例えば従来4人シフトを一人減らして人経費を減らしたり、スタッフは残るも去るも地獄だ。
仕事を探している人は言う、今残っている仕事は「掃除に介護そして警備だけとか・・・」。
またコロナ禍を契機に、不安定な業種から若く、高学歴の人達が多く求職に来るという現象もある。
日本のインフレの上昇率は最近こそ大きくなってきているが、米国との開きは既に大きく、観光資源に乏しい日本に海外から良くもそんなにと思われるが、これだけギャップがあると「とりあえず日本に行っておこう」風潮のインバウンドは暫く続くだろう。
そこで日本の若い人々に思う事は、物や生活費の値段が急激に上昇しているが、決してこれらの経済変動に負けない生き方をしてほしい。 もちろん大学を卒業していても、就職に失敗するとなかなか今まで以上の会社(進路)へ再就職できない難しい時代だが。
そうは言っても“人生のメイン・ストリート”を歩くのも、今や大学卒業だけでは難しくなってきている。 今や”中流に留まる事“すら難しい、もしも少しでもセオリー(定石)があるなら当然トライする必要はある。 資格、自分の特殊な素養(芸術・スポーツ等)を高める、またすべての分野で、英語とITスキルは絶対外せないだろう。
(そして時には思う、資格や学歴抜きでも、人として生き残るには「旺盛な好奇心で、未来が自分に見えるなら継続する事」)
ある国の多くの人は、何か流行すると経験がないのに家族からの資金を投入して、事業を始めようとする。 タピオカ屋にバイトもしたことがないのに開店すると、興ざめだ!恐ろしい限りだ。
ある事業に暫く身を置けば、何が大変か?何で人は辞めていくのか?忙しい職場では体作りに最低3カ月~数年かかる、そして「事業の肝が見えてくる」。 いい意味での”パクリ”だ、プラスに前のオーナーの悪い部分を修正しスタートするとか。
このご時世、何かしらの人生の武器を持たねば、資格でも才能を磨く、起業も良し、・・・普通では一生持たないのだから、難しい試験もいつかは慣れてくる、自分も不動産の資格を数カ月独学で合格している。
(また、いつか・・・)