2007年に世界遺産登録された石見銀山遺跡
石見銀山は1526年に発見されて以来、1923年の休山まで約400年銀を採掘してきた鉱山です
特に16世紀頃は日本の鉱山としてヨーロッパ人に唯一知られた場所だったそうです
16~17世紀にかけては世界の銀の生産の約3分の1を占めていたと言いますから
今の時代で考えるとすごい生産量です
ただここへ行くのはそれなりに大変って言いますか・・・
今回は銀山公園の駐車場に車を停められたので楽でしたが満車だと車を置いてバス移動です
銀山や大森地区には地元の人以外車の立ち入りができないので
今回も銀山公園の駐車場から緩やかな上り坂を歩いて約30分・・ゆっくりだとそれ以上時間がかかります
なので歩くのに自信がない人は電動自転車をレンタルするといいと思います
私が行ったのは土曜日でしたが人もまばら・・・静かでいい感じですが
地元の人は観光客がもっとたくさん来ると思っていたのではないでしょうか
自然環境や地元の人の生活を守ることと観光・・・共存するのは難しいのかもしれません
途中ボランティアのガイドさんが声をかけて下さって銀を含んだ石を使って説明してくれました
間もなくして公開されている龍源寺間歩に到着・・
ガイドさんが案内してくれるとのことで説明を聞きながら間歩の中へ・・
ここへ来たのは恐らく10年ぶりなんですけど
ガイドさんの説明で歴史的な背景や遺跡のことを聞いてやっと銀山のことわかった気がします
正直ここを通り過ぎるだけではなんのことかわからないですからね・・・
やっぱりガイド案内は大切なんですね・・・自分もしているので参考になりました
銀山を下ってそのまま大森の町へ・・・
静かで昔から好きな場所ですが以前よりもさらにひっそりしてる印象でした
それがいい所なんですがなんだか少し寂しい感じもしました・・・
友人の案内をしなければ県民と言えどもここにくる機会は滅多にないし
ノスタルジックな空間で非日常を楽しみました