ぴったしカンカンやザ・ベストテン、ニュースステーションの司会でお馴染みの
フリーアナウンサー久米宏さんの自伝的な一冊です
久米さんのトークのごとくこの一冊にアナウンサー試験からニュースステーションやめるまで
こと細かく書き綴られていて飽きることなく読み終えました
ベストテンやニュースステーションがどのように生まれたのか
特に
ニュースステーションについてはかなり詳しく書かれていて
ニュース番組なのでNHKのニュース9を意識しつつ
企画、準備、計画、取材のこと 最初は視聴率が低迷して大変だったことなど
そうだったのかと初めて知ることも多かったです
また大物政治家に独自の質問で顰蹙を買ったり さらにそれが大きな問題に発展したり
この番組の凄さっていうか高視聴率だった理由がわかった気がします
しかし、こんなよく喋ることができる久米さんの辛く大変な時期があったことには驚きです
何かというストレスと緊張で胃炎になり食事がとれなくなり
それがが原因で栄養失調になり さらには結核を患って仕事もままならず
結婚してるのにお金もなく貧乏で苦労していたなんて全く知りませんでした
ベストテンで一緒に司会されてた黒柳徹子さんのアドバイスとか
番組の裏話がたくさんでそうだったのか・・・と
いつまでもお若いと思います思ってたけどもう70歳を超えそれもびっくり
そうだよなぁ・・・・ザ・ベストテンって小学生の頃ですから
そんなに長い時間 第一線でご活躍されてたんですよね
とっても楽しく読ませていただきました