福島県会津、飯盛山といえば白虎隊が自刃したところとして有名だ(この辺りでは有名だ)。
白虎隊は16歳~17歳で構成され、戊辰戦争のとき飯盛山から若松城(鶴ヶ城とも言う、また、荒城の月のモデル)が燃え上っているのを見て、藩主に殉じようと20名が自刃したという。
しかし、事実は少しちがうようだが、話しとしては美しいほうがよい。
白虎隊のほか、玄武隊、朱雀隊、青龍隊などもあったようだが、ほとんど白虎隊の影に隠れて名前すら出てこない。
飯盛山の登り口には、みやげ店が両脇に並んでいる。
ちょうど江ノ島を思い出すが、江ノ島ほどの店の数はない。
江ノ島といえば、私が中学生だったころ本名は忘れたが、あだ名が江ノ島という先生がいて、禿げかかった頭の前にぽつんと一箇所髪の毛がある部分があって、その先生はその髪をとてもだいじにしていた。ちょうどその形が江ノ島に似ていたところから、誰もが江ノ島先生と言っていた。
ふだん生徒が悪びれもせず江ノ島先生と呼んでいるのを聞いていた父兄が、先生に挨拶をしようとして、ためらいもなく声をかけた。
「江ノ島先生! おせわになります!」
さて、
すると、すぐ脇で「登るのはたいへんです。」と録音された声が拡声器を通して何度も言っている。
そりゃー、たいへんだろうけど、自分で喋らず録音機に喋らせているのは誰だ!
見ると、ベルトコンベアみたいなものがあって、それに乗って登るらしい、料金はよく見なかったけど 250円だったかな?
貧乏人の私はお金がないので自力で登る。
かなりきつい、登り終えたとき足がふらついた。
足の筋肉も
しょうがない、 250円あったらすき家の牛丼(ただいま値引き期間中)1回食べられるから。
飯盛山の頂上で白虎隊の墓や、記念碑など見て山を降りる。
飯盛山
〒 965 – 0003 福島県会津若松市一箕町飯盛山