雪姫鳥の独り語

雪姫鳥の山暮らし、日常に感じる事。
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食べ物や子育て、雪姫鳥のエコライフ。

ベーシックインカム

2020-03-21 09:39:52 | 十津川
新型コロナウイルス の登場で、給料保証の議題が浮上し、
ベーシックインカムも耳にするこの頃ですが、
まだまだ遠い先のコトだろうと思う。

政府が最低限の生活を送るのに必要とされている額の、
現金を定期的に支給する、、、、、
フィンランドで2年間実施したようで、
コロナ対策でイギリスも検討しているようだけど、
労働賃金という固定概念や、物質的社会の価値観では、
働かなくても、お金が貰えるという感覚で無理だろう。

私自身も、ベーシックインカムの思想について、
十分な理解は出来てないが、生活保護の変わりでは無いと思う。

最低保証と言っても、住んでいる地域や環境で違う。
私なら月6万で生活できるし、預金も僅かにあるので、
収入無くても、数年は大丈夫だけれど、
個展が出来なかったり、商品が動かなければ、何は路頭に迷う。

だからと言って、生活保護(因みに東大阪は月13万)は貰い過ぎ。
好きなコトをして、時間や行政にコントロールされずに、
ニット作家としての人生が送れれば良いが、
十津川村では、客単価が低く、薄利多売ほど人は来ない。
美意識の高い人の往来は、まだまだ少ないし、
行政トップの人達には、お墨付きが無ければ通用しない。

高齢者には目の肥えた人もいたけれど、
時代と共に、画一的な価値しか分からなくなっているように感じる。
たまに大きなオーダーはあるけれど、
都市部に行かないと難しい。

現金で均一では無く、地域の小さな共同体で、
小規模の政府のように、それぞれの生き方、暮らし方で、
価値観を共有しながら、個人の自由が守られば理想です。

十津川村には50以上の集落が点在し、
山水も飲めるし、集団移住でそれぞれの地域が、
ベーシックインカムの実験的な生活ができるのでは?
と思うけれど、まあ村長20年、次も出馬すると言うから、
私の未来はここには無いと思う。

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