ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

K村先生と・・・。

2004年05月20日 | ゆきちゃんの日記
今日は現川での音楽レッスンの日です。 

H崎先生にピアノで伴奏をしてもらって
歌を歌うのをとても楽しみにしている由紀子ですが、
今日はもう一つ嬉しい事がありました。 

なんとK村先生が現川まで
由紀子に逢いに来てくださったのです。 

先生が来るとわかってからドキドキの由紀子です。
ヾ(*゜▽゜*)ノ  

そして、ついに先生が車で到着・・・・
部屋に入ってくる直前は歓喜の舞いで飛び上がってました。(笑) 

先生はギターを抱えて来て下さってました。 

それを見た由紀子が
「君を乗せて」を歌いたいと言い出して、
先生方が準備を始めた時です。 

由紀子が急に一本指で「
君をのせて」のメロディをピアノで弾き始めたのですが、
いつもは簡単に弾く由紀子がなんだか焦っています。 

H崎先生に自分の手を持って弾かせてくれと訴えるのです。
 
(・・。)…ん? どうしたのだろう?? 

フッと見ると、
ピアノに置かれたH崎先生の楽譜の音とは
違う音で弾こうとしているみたいです。 

「K村先生!いつも歌っていたキーは何ですか?」とたずねると 

「たぶんEmです。」 

やっぱり!!ピアノの楽譜はAmになっています。 

由紀子は学校でいつも先生と歌っていたキーで
歌いたいと言いたかったのだと思います。 

思い出しました。 

初めてここで「君をのせて」を歌おうとした時に
キーが違うと言って泣いたのでした。 

あの時から、由紀子はこのキーの違いを聞き分けていたんです。
 
やっぱり絶対音感が・・・と、みんなで再確認をした瞬間でした。 

 
由紀子の希望通り、
K村先生のギターでEmのキーで歌う事になりました。
 
H崎先生が太鼓でリズムをつけてくださって、
3人ですばらしいセッションが出来ました。 



他にも学校で歌っていた曲をギターで伴奏をして頂いて、
幸せそうな由紀子でした。 

最後にはH崎先生の伴奏で
「涙そうそう」を独唱して楽しい時間は終りました。 
 

K村先生が転勤した小学校はこの現川の近くです。
 
やっぱりどこかで先生と由紀子はつながっているのでしょう。 

いつか、この三人でコンサートを開いたらすてきだろうなぁ・・・

v(*^-^*)ゞ*’゜☆イエイ☆


=END=
コメント
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