ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

美容院

2006年04月05日 | ゆきちゃんの日記
今日は由紀子の髪を切りに
新しい美容院へ行って来ました。 

大村に引越しをしてから1年になるのに、
どうしても美容院だけが決まらなくて、
髪が伸びる度に長崎まで出かけて髪を切ってきました。 

でも、時間はかかるし気軽に出かけることができないので、
ついつい由紀子の髪は伸び放題になってしまいます。 

何とかしなくては・・・と思っていたら、
H崎先生が大村に何軒かの知り合いの美容院があるということで
紹介していただくことになりました。 
 

新学期が始まる前に髪を切りたかったので、
さっそくH崎先生にガイドヘルプをお願いして新しい美容院へ・・・。 
 
そこは小さな美容院で、
先生は絵描きさん。 

ちょっと面白い感じの人でした。 

見るからに芸術家だなぁ~って感じ。
(*^-^*) 

私はとっても興味を引かれたのだけど・・・・。 

由紀子との相性では、
ちょっと気になるシーンがありました。 
 

たとえばシャンプーの時に、
由紀子は顔を布で隠されるのが嫌いです。 

見えなくなってしまう恐怖心があって、
どうしても我慢ができないのです。 

今までの美容室では「布はかけないで下さい。」と、
お願いしたらそれでOKだったのだけど、
今日の美容師さんはなぜかすんなり受け入れてくれませんでした。 
 

拒否する由紀子と何とか説得しようとする先生。 

結果はさすがに大人の美容師さんが引いてくださって、
布なしで行くことになったのですが、

今度はご自分がマスクをはめてシャンプーを始めたのです。 
 

布にこだわる美容師さんの行動に
「どうしてだろう?」と思っていた私は
そのマスクでわかったような気がしました。 


たぶん、この美容師さんは
近距離で顔を見られながらシャンプーをするのが
苦手なのかもしれません。 
 

芸術家はこだわりの強い人が多いと思うのだけど、
この美容師さんもかなりこだわりが強そうな方でした。 

それが由紀子のこだわりとぶつかってしまうのです。 

小さなことですが、
これは2人とっては大きなストレスになりそうです。 
 

かわいくカットしていただいたし
仕事も手早くてよかったのですが、
残念ながらこの美容室はあきらめた方がいいような気がします。 
 

申し訳ないと思いながら、
私の気持ちをH崎先生にお話したら、
また別の美容室を紹介してくださることになりました。 

わがままばかりで本当に申し訳ないと思います。 
 

来月はまた別の美容室へ連れて行っていただきます。 

次回こそいい出会があることを期待しています。

=END=
コメント
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