ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

生活の自立について

2006年05月25日 | ゆきちゃんの日記
今まで私はいろいろな所で
由紀子の生活自立について質問をされたときに、
ほとんど自立していると答えてきました。 
 
ご飯も一人で食べられるし、
洋服も一人で着ることができる・・・・ 

それは、自立だと思っていたのです。 
 

ところが、最近いろいろな人と
この「自立」と言うことについて話をした時に、
そんな私の考えは間違っていたことに気づかされることになりました。 
 

ご飯が一人で食べられると言うけれど、

一人で作って食べられるのか? 

着替えができると言うけれど、

それは親がそろえた服を着られるだけで、
一人で選んで着ることができるのか? 
 

自立と言うのは、

同じ年齢の人と比べて判断することで、
幼児の自立ではない! 
 
そうか・・・(*ーー*)うーん 
 

言われてみれば、当たり前のことでした。 

生活のほとんどを自立しているのであれば、
それはもう障害者ではないのですよね・・・。 

自立できないからいろいろなことで
保護をしてもらわなければ生きていけないのです。 
 

その事をきちんと受け止めて、
これからの由紀子の生活を考えていかなければならないと
考え直させられたのでした。
 
=END=
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