ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

頑張ってきました。

2007年06月20日 | ゆきちゃんの日記
今日は修学旅行の事前学習で長崎へ行ってきました。 

修学旅行に行く為に、
どうしてもクリアしなければならない由紀子の課題は 

乗り物に乗ることです。 
 

今日の事前学習では 

学校の近くの駅から諫早まで普通列車 

諫早から長崎まで特急列車 

そして、長崎の歴史資料博物館まで路面電車 

に乗ります。

・・・( ̄▽ ̄;) 


 
JRは去年の宿泊学習で乗れたので、
たぶん大丈夫だと思いましたが、 

路面電車は4年ぶりです。 
 

少々不安はありましたが、
由紀子には魔法使いがついていてくれるから大丈夫!! 

そう、自分に言い聞かせて
由紀子をおくりだしました。

ヾ(*^▽゜)イッテラッシャーイ 
 

 
由紀子がJRに乗っている写真です。
\(@^0^@)/やったぁ♪ 
 

最初から最後まで何の抵抗も無く、
みんなと一緒に行動できたのだそうです。 

すばらしいです。
""ハ(^ー^*)パチパチ♪ 
 

先生も驚くほど落着いていて、
人ごみの中でも、
騒音の中でも平気だったそうです。 
 

これで安心して修学旅行へ送り出す事ができます。 

成長したんだなぁ~! 

そうしみじみ思いました。 


さぁ!修学旅行の準備をがんばるぞ!! 
 
それと・・・。 

今日、学校へお迎えに行った時に、
懐かしい人に会いました。 

由紀子が小学校一年生の時の自閉症キャンプで
担当になってくれたTさんです。 
 

あの頃、大学生だったTさんが、
今は長崎にある養護学校の先生です。 

キャンプの後も時々お会いしていたのですが、
この4年ほどチャンスが無くてご無沙汰をしていました。 

今日は、ご用があって由紀子の学校へいらしていたのだそうです。 
 

玄関でTさんを見た由紀子は 

「T先生だ! T先生はキャンプよ!」 

と、言いました。 

ちゃんとおぼえていました。
(o^-^o) ウフッ 
 

その時は気がつかなかったのですが、
久々の再会だったのに由紀子は冷静でした。 

以前の由紀子なら、
突然の再会なんて絶対に受け入れなかったのに・・・。 

やっぱり、大人になったんですね! 
 

Tさんは由紀子にとって、
初めてのボランティアさんでした。 

親や先生とは違う立場で
由紀子の支援をしていただいた、
初めての方でした。 

あの頃、そんな関係がとても新鮮に感じました。 
 

由紀子の事を自分だけで抱え込んでしまいがちな私でしたが、
この出会いをきっかけに、
こんな支援も由紀子には必要なのだと思いました。 
 

来年、高等部へ進学をする由紀子の事を、
あれやこれやと考えている最中なのですが、
またしても懐かしい人と再会をしました。 

何日か前の日記にも書きましたが、
私が迷路に迷い込むと
本当に不思議なほどこんな再会に恵まれるのです。 
 

由紀子はこんなにいっぱいの人に
支援されて大きくなってきたんです。 

そして、私もみなさんに支えていただきながら、
由紀子と歩いてきたんだなぁ~と、思います。 

ちょっと立ち止まって、振り返ってごらん! 
そういわれているような気がします。 


 
夕方、由紀子が泣きました。
・゜゜・(/□\*)・゜゜・わ~ん 

何のきっかけも無く、突然! 

理由はよく解かりませんが、

なんとなく今日の頑張りのストレスのような気がしました。 

「よくがんばったねぇ~! 
すごくえらかったねぇ~!」 

そういいながら由紀子の背中をなでてやりました。 

(T~T)\(・ー・*) ヨシヨシ 

当たりかどうかは解かりませんが、
それで泣き止んでくれました。 
 

よかった!・・・と、
思ったら由紀子が顔をあげて 


(* ̄TT ̄*)鼻血がでたー! 
 

(ノ_-;)ハア・・・

今日のことで、興奮している事だけは確かのようです。(笑)


=END=
コメント
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