事件

私のこのHPに、
昨日一日で５００以上のアクセスがありました。　

最初、何が起こったのかわからなくて、
カウンターの異常なのか？　

それとも誰かがいたずらをしているか？と、
思ったのですが、

原因は　

千葉県で起きた
母親が中一の自閉症の娘を殺してしまった
というニュースのようです。　
　
YAHOO！の自閉症のカテゴリーに
このページが登録されているので、　

記事を読んだ人たちがアクセスしたのだと思います。　
　

悲しいニュースです。　

でも、母子心中事件で子どもが自閉症だったと言うことは
めずらしいことではないそうです。　

それ程、自閉症は将来が不安になる障がいなんです。　
　

しかも、中一といえば思春期の入り口で
自閉症の子どもが一番荒れる時期です。　

由紀子も中一の時はひどかった！　

正直、あの頃・・・
私も由紀子と一緒に死んでしまいたいと本気で考えました。　
　

眠らない、食べない、
パニックで自傷を繰り返す・・・　

そんな娘を見て平気な親なんていないでしょう。　
　

私が由紀子の命を奪わなかったのは、
周りに支えてくれる人がいたから。　


家族以外にも、
本気で私と由紀子のことを思ってくれる人たちがいたから・・・　
　

あの頃、嵐の中で前が見えなかった！　



長いトンネルの中に
由紀子と２人で取り残されたような気がしていた！　


将来なんてないと思った。　


でも、今は違います。　

今はまた由紀子との生活を楽しめるようになりました。　
　
　
　
嵐はきっと去ります。　

暗いトンネルも出口はきっとあります。　

だから、命を絶たないで欲しい！　
　
　

「我が家のゆきちゃんは自閉症です。　
会話をするのが苦手だったり・・・、　
人との関わり方が下手だったり・・・、　
嫌いな音がいっぱいあったり・・・。　
生きていくのに不便な事がいっぱいあります。　
でも、ゆきちゃんは、けっして不幸ではありません。　
自閉症の世界には楽しい事がいっぱいあるようです。」　
　
私のホームページのトップのメッセージです。　
　

障がいのある人生は辛いことが多いけど、　

それを不幸として受け止めるかどうかは、考え方次第です。　

この子は不幸だ！なんて、
親が決めてはいけないことだと思います。　
　

でも、死んでしまいたくなるほど
辛い子育てをしている人がいることも、　
みんなには知って欲しいと思います。　

そして、そんな悲しい思いをしている親に
手を差し伸べ欲しいと・・・。
　
＝END＝