ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

心のデフラグ

2008年07月09日 | ゆきちゃんの日記
母(tomi)は昨日は自閉症の勉強会、
そして、今日は由紀子の薬をもらいがてら
A川先生のところへカウンセリングを受けに長崎へ行ってきました。 

夏休み前は多忙です。 
 

A川先生には最近の由紀子のパニックの様子で
気になることを相談してきました。 
 
それは、由紀子が私の顔を見ながら机や壁を叩くこと。 

まるで、私が苛立つのを見て
ストレスを発散している感じがするという事です。 
 

昨日の学習会でも作業療法士のI永先生からもアドバイスを頂いて、
由紀子が私の関心を引こうとしているのならば、
普段のスキンシップや関わりを増やして、
問題行動の時には無視をすると言う方法もあると言われました。 
 

これは、ペアレントトレーニングという本の中にも書かれてあるのですが、 

親の忍耐力をすごく求められるむずかしい方法です。 

頭ではわかっていても、
行動に移すことや継続するのは本当に大変です。 

一人では無理!! 
 

そんなことを言ってたら、
次回の勉強会でこのペアレントトレーニングを取り上げてくださるそうです。 

勉強のやり直しですね。 
 
 
 
それで、今日はA川先生に
無視をするときの私の心理状態についての相談です。 
 

無視をするときには全く感情を表に出してはいけないのですが、
そうしようと思っても、一瞬「イラッ!」としてしまう私。 

由紀子もその一瞬の感情をしっかり感じ取って、
私の顔を見ながら壁や机をガンガンやる。 

そうやっている内に、
いつの間にか私が声を荒げてしまう・・・。 

これじゃあ~由紀子の思う壺です。 
どうして冷静になれないんだろう? 
 

A川先生といろいろ話しているうちに、
私の苛立ちの原因には 
トイレの壁を叩く音が近所に響くことが
ストレスになっていることがわかりました。 
 

隣のおじいちゃんとおばあちゃんは
そんなに聞こえないと言ってくれるのですが、 

「トイレの壁が壊れるんじゃないかと、
おじいちゃんが心配していたよ」 

とか言うんですよね。(笑) 


れって、響いているって事でしょう?
(! ──__──) 
 

そんな私に先生が一言! 

「それは心配してくれているという風に受け取りましょう! 
迷惑だとは言われていないんでしょう?
深読みはしない!!」 
 
(;^。^A あはは・・・そう、ですねぇ~! 

そう思う事にしちゃおうかな・・・。(笑) 
 
 
そして、話を進めていくうちに、
由紀子の自傷が始まった頃に
先生がアドバイスをしてくれた言葉がよみがえってきました。 
 

「つらかったら、部屋を出てしまいなさい!」 
 

そうだ、由紀子が机をたたき出したら、
私が消えればいいんですよね!! 
(o・。・o) あっそっか 
 
そう私が言ったら、 

「自分で結論を見つけたみたいね!」 

と、いつもの言葉で、
カウンセリングが終わりました。(笑) 
 

いつも書きますが、
先生のカウンセリングは自分の心の中を整理させて、
自分自身で結論を見つけ出させるんです。 

自分で出した結論だから、頑張るしかない!(笑) 
 

今日も自分の考えの整理がついて、
心に余裕ができました。 

ありがとうございました。 

心のクリーンアップとデフラグですね。 (笑)

=END=
コメント
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