ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

生理痛

2008年07月14日 | ゆきちゃんの日記
PMSも終わってホッとしていたのに、
学校に着いた途端に玄関のガラスをガンガン叩いて、
私からきつく叱られてしまいました。 
 

ガラスは割れたら大ケガになりかねません。 

命に関わるような危険な時は、
厳しく叱らなければ!!
ε=┌( ≧▽)┘コラ~! 
 

叱られて、半べそをかきながら教室に向かった由紀子ですが、

途中でクラスメイトのMさんに声をかけられたら、
すごく嫌そうな態度をとって振り切って行ってしまいました。 
 
┐( -"-)┌ ヤレヤレ 


せっかくPMSが終わって笑顔が見られると思ったのに・・・。 
 

お迎えの時に先生に話を聞いたら、
やはり朝の運動の時間まで機嫌が悪かったようです。 

でも、午後からは安定してご機嫌だったということなので、
これから徐々に上向きになるという風に思うことにしました。 
 
そして、夜。 

ずっと落着いていた由紀子が、
布団に入ってしばらくしてから急に泣き出して、
頭を叩き始めました。 
 

え~~~?!またぁ?!
"く(""0"")>なんてこった!!" 
 

しばらく放っておいて、
泣き止んでから側に行って添い寝をしてやったのですが、
その時にすすり泣きながら何やら独り言を・・・。 
 
「・・・・がんこちゃん! 

「がんこちゃんが痛いって!」 
 

がんこちゃんとは、由紀子のお気に入りの恐竜の女の子のキャラクターです。 

時々、自分とがんこちゃんを重ね合わせているような時があるので、 
この「痛い!」は自分の事だろうと思いました。 
 

そして、さっき叩いた頭が痛いと言っているのかと思って、 

「がんこちゃんはどこが痛いのかな?」 

と、聞いたら、
意外にもお腹を指して痛いといいます。 
 

「お腹が痛いの?」 

「ハイ!」 

「ゆきちゃんのお腹が痛いの?」 

「痛い!」 
 

なるほど!! 

きっとこれは生理痛です。 


由紀子は生理痛のせいで泣いていたんでしょう。 
 

たぶん由紀子はお腹が痛くなると
あの盲腸の時の痛みを思い出すのかも知れません。 

一種のフラッシュバックですよね。 

もしかしたら朝もお腹が痛かったのかもしれませんねぇ。 

気づいてやれなかった! 

かわいそうに・・・。 
 

由紀子に、生理の時はお腹や頭が痛くなるときがある事を
ゆっくり話してやりました。 
 

それは薬を飲めば治る事。 

けっして病院には行かない事。 

手術も入院も注射もしない事。 

だから、痛いときはお母さんに教えて欲しいという事。 
 

何度も繰り返し、ゆっくりと話してやりました。 

それから痛み止めの薬を飲ませてやったら、
安心して眠りました。 
 

前にも一度こんな事があったような気がしますが、
由紀子の中に植えつけられた 

お腹の痛み=入院・手術 

このイメージはそう簡単には消えはしないんでしょうねぇ~!
( ̄0 ̄;)うむ・・・・

=END=
コメント
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