薬を・・・。

ついに薬を増やす事にしました。　
　
先日の受診の時に主治医と打ち合わせたとおり、
夏休み限定ですが、　

今まで夜中にパニックを起こした時に、
頓服として使っていた薬を毎晩飲ませることにします。　
　

夜の熟睡もそうですが、
昼間の気持ちの安定が期待できるとの事でした。　
　

実はこの薬、由紀子の体重からしたらごく少量なのですが、　

由紀子はこの薬を飲むと気持ちが落ち着いて眠れると
固く信じているので、よく効くんです。　


ドクターも「そんなに効く？」と、驚くほど・・・（笑）　


どちらかというと心理的要素が強い感じがします。　
　

少量でパニックが治まるこの薬は、
私にとって心強い存在なのですが、　

それを、毎日使ってしまったら、
いざという時の効果が薄れてしまうのではないかと心配なんですよね・・・。　
　

そこで、ちょっと作戦を練ってみました。　
　

由紀子がお風呂上りに飲む麦茶の中に薬を混ぜて、
気付かないうちに飲ませてしまおうという作戦です。　
（幸いこの薬は水薬でほとんど味がしません。）　
　

こうし飲ませれば、由紀子は気がつかないでしょう。　

そしてもしもパニックが起きた時には、
この薬を追加をすれば効果はいつも通り！　

(￣ー￣)ﾆﾔﾘ　
　
　
で、さっそくやってみました。　
由紀子の麦茶に薬を入れるとき、
なんだか毒を一服盛っている気がしました。（笑）　
　

何も知らない由紀子はその麦茶を飲み干し、
ご機嫌でパソコンを・・・。　


あれぇ？　ぜんぜん眠くならない？！・・・
(・＿・？） ハテ？　
　

いつもなら１０分ほどで寝てしまうのに・・・

効いてないよ？！　

やっぱり、今までの効果は
心理的なものだったんだと確信しちゃいました。（笑）　
　

それでも、いつもの即効性はなくても
私に促されて布団に入ってから　
３０分ほどで寝てしまいました。　

気持ちも安定しているようだし。　
このまま、しばらくこの方法で様子を見ようと思います。　
　

毎日、麦茶に薬を仕込む母。　
どこかのサスペンスみたい。

(￣ー￣)ヒヒヒヒ・・・


＝END＝