ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

連鎖!

2008年12月17日 | ゆきちゃんの日記
お迎えに行ったらクラスメイトのS君が 
「由紀子さんは泣いて、自分の顔を叩いている!」 
と、教えてくれました。 
 
「誰かを叩いた?」と聞いたら 
「いや!自分を叩いた!!」 

それならよかった・・・・
いや、良くはないですけどね!(笑) 
 

一日、調子よく過ごしていたのに、
帰りに突然泣き出したようです。 

今日も理由はわかりません!! 
 
そんなことがあって、
みんなより遅れて玄関に出てきたら 
 
「靴が・・・靴がない!!」
(*・。・*) 
 

呆然としている由紀子。 

誰かが間違って履いて行ってしまったみたいです。 

周りにいた先生達が急いで探してくださいました。 
 
「A君は帰ったはずなのに靴がある!」 
 
担任のS籐先生がA君の靴を持って寄宿舎へ走っていきました。 
 

ところが、A君はB君の靴を履いて行っていたらしく・・・ 
 

S籐先生は出発直前のスクールバスへ飛び込んで確認。 
 
すると、B君はC君の靴を履いていて・・・・
o(〃^▽^〃)oあははっ♪ 
 

A君→B君→C君・・・
どうなっているの?(大爆笑) 
 

結局C君はまだ部活中で校舎内にいるから、
この連鎖はここで終了。 
 
じゃぁ~由紀子の靴は? 
 
また振り出しに戻って、
みんなで誰が間違えたかを推理!! 
 
「D子さんは帰ってるでしょう。」(彼女も寄宿舎生です。) 
 

また別の先生がD子さんの靴を持って寄宿舎へ走りました。 
 
そこで、由紀子の靴を発見!! 
 

無事に由紀子の靴は戻りました。 
 

その間、由紀子は下駄箱にある靴を一足ずつ確認して回ったり、 

途中で苛立って、S岡先生の頭をゴッツンしたり・・・ 

不安で、不安で・・・
(T-T) 
 

そんな由紀子の気持ちはわかっていたのですが、 
この靴の間違いの連鎖がおかしくて・・・・(笑) 
 

でも、戻ってきた靴の中を覗き込んで
自分のものと確認をして笑顔になりました。 
 

みなさんにお礼を言って、 

S岡先生にも「ごめんなさい」をして 
家に戻ってきました。 
 
夜にフラッシュバックを起こすかな?と、
思っていましたが 

「今日は靴が無くなっちゃてたね! 
でも、先生達が見つけてくれてよかったね!!」
(*⌒ー⌒*) 

と、話したら 

「靴、あったね!!」
ニャハハ(*^▽^*) 

と、笑顔で返事をしてくれました。 
 
ここ数日でぐっと落ち着きを取り戻している由紀子。 

調子がいいとこれくらいのハプニングも
笑顔で思い出せるようになるんですね。 

本当に回復してきているのかもしれません。 

良かったです。 
 

生理が始まったわけではありませんが、 
もしかしたら今月はパスなのかもしれないので、 

バックをピンクに変える事にしました。 
今の調子なら、文句なくピンクでしょう! 

補足:この頃の日記は、背景の色が変えられるようになっていて
PMS期は青
調子のいい時期はピンクの背景を使っていました。2018.7.23補足 



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コメント
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