真の動物福祉牧場を目指して

「2063年」

 このタイトルは、1949年にオーウェルが書いた「1984年」と同じくらいの近未来を指し、「Sun」の物語の副題に当てようと思っています。

 「1984年」は何度も映画化された名作で、1番物議をかもしたのはBBC(イギリス国営テレビ)がテレビドラマとして最初に放映したこの作品の様です。
Nineteen Eighty-Four (British TV programme) - Wikipedia

Nineteen Eighty-Four (British TV programme) - Wikipedia

 この作品は社会主義を痛烈に批判しているのでイギリス議会を揺るがし、BBCは「ビッグ-ブラザー-コーポレーション」かと揶揄されました。
 「ビッグ-ブラザー」は当時のスターリンや毛沢東をより神格化した存在で、個人崇拝がファシズム(全体主義)には付き物だと強調しています。

 わたしの物語でも「ビッグ-シスター(大姉)」として個人崇拝の対象となっている徳流河(ドゥルーガ)を描いており、彼女の率いる「中国女性革命」はチベット高原を目指して「長征」を行っている最中です。
 大姉(ダージエ)は闇っ子女子達から特別に崇拝されていて、世界的なロック-スターでもありその人気は台湾と日本で特に高いとしました。

 「2063年」はもう2年近くもブログでほぼ毎日書き継いでいるので、かなり登場人物が多くなって大河ドラマの観を呈していますが、日本人は沖縄産まれで黒人クォーターのアラム(亜良夢、二十歳)しか描いておらず、バランスを取るタメにもう少し描くべきかと思います。

 そこで「長征」に国際義勇兵として参戦した日本人を10人ほど設定し、そこには女性も1人含まれるとしたので、カップルでモンゴル草原にやって来た2人に名前を付けたいと思います。
 近未来の物語なので平凡な名前は相応しくなく、わたしはNHK大河ドラマが好きなので「道長」と「式部」にします。

 これはキャラクター的にもカブるとし、道長はしっかりした頼り甲斐のある男子で、式部は多感な文学少女とします。
 この2人は国際義勇兵の中では唯一「パールのキャラバン」に馬に乗って自力で来たとし、とても冒険好きなカップルとして描きます。

 中国本土や台湾から「長征」に参加する人達はカップルが多いとしましたが、これはボブ-ディランの「悲しみは果てしなく」から取ったアイデアで、この歌では列車にタダ乗りして冒険旅行するカップルが歌われています。
 この列車は比喩表現であり、「女子鉄道突撃隊(実在する)」を組織したルーガも「長征」を列車に喩えています。

 この列車はピンク-フロイドが歌った「gravy train(あぶく銭列車)」でもあり、道々に大きな経済効果をもたらして、逆風に吹かれていた工業型畜産を救うともしました。
 これによって解放された動物達も、一緒に列車に乗ってチベット高原を目指し、そこに「動物福祉牧場」を築くのが物語の流れです。

 こうして物語を解体するのは、読者の方々からのアイデアを募集しているからで、ブログならではの解放された物語を目指しています。
 これから「2063年」のフィナーレまで道のりはまだ長いのですが、登場人物みんなを幸せにする福音的な物語にするつもりなので、応援よろしくお願いします。
 
 

 
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