真の動物福祉牧場を目指して

女国の発展 No. 2

 女国は緯度としては沖縄と同じ位ですが、平均海抜が3000m以上なので日本最高峰のてっぺんで暮らしている感じになります。
 これは則ち、北欧やアラスカで暮らすのよりも寒いコトを指し、夏でも夜は0℃まで気温が下がります。

 「人は何故こんな過酷な土地に住むのか...」というのが「シュナの旅」の冒頭文ですが、それはモットモな疑問と言えます。
 しかし、寒い国の方が暑い国よりも「発展」するコトは確かで、それは現代では経済的な面で顕著ですが、古代では精神的な面に現れたかと思います。

 寒い国では人は活発に活動せざるを得ず、暑い国では逆にマッタリ生きざるを得ません。
 そのどちらが良いかは問いませんが、「女国(めこく)の発展」を描く上では「寒さ」を肯定的に捉える必要性があります。

 それは厳しい気候だからこそ、人々が寄り添って暮らす点に求められそうです。 暑い国ではバラバラでも生きられますが寒い国ではそうも行かず、人々はヤクとも一つ屋根の下で寄り添って暮らします。

 牛というのは体温の高い動物で(39℃)、一階の土間に数頭入れれば暖房代わりになります。
 人は二階で暮らし、三階建てが主流で上階と屋上は日中の活動や祭事の為のスペースに当てられています。

 こうした大きく立派な家が建つのも「寒さ」のお陰と言え、暑い国では風通しの良いバンガローが主流です。 これはこれで気持ち良いのですが、日中は日陰でダラダラと過ごす必要があり、冷房が効いていなければ本を読むのもカッタルイので、暑い国はどうも苦手です。

 寒い国で人々は、日中ずっと働き夜は寄り添って暮らします。
 女性が主役の「女国」において、そうした暮らしは精神的な発展をもたらしたと考えられ、それは特に子供の教育面で良い成果が得られたとします。

 

 

 

 

 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「農業」カテゴリーもっと見る