中国の党は今だに、法輪功や地下キリスト教会、イスラム教徒などへの弾圧を行っており、憲法で守られているハズの「信仰の自由」を擁護した弁護士達まで数百人も拘束しています。
このコラムでは、イランで死刑が急増していると述べていますが、それは数百人のレベルであり、中国では断片的な情報しか公開されていませんが、それでも毎年数千人は死刑執行されているとされ、死刑制度が人民を支配する道具に使われています。
こんなケタ違いの死刑大国からエクソダスしたいと望む人民は多く居り、「長征」ではそうした人民の願いに応えます。
しかし、道々の刑務所を全て解放するとなると、これは奴隷のように搾取されて来た「闇っ子女子」や動物達を解放するのとはワケが違い、党との武力衝突は避けられなくなります。
こうした解放戦については、すでに「労働改造所の解放」で描きましたが、長征軍は今や「神軍」と呼ばれる勢いを誇っており、300万人にまで膨れ上がった「闇っ子女子」達もその多くが手を付け難いほど過激で、中には戦闘的重機オペレーターとして「壁を引き裂く」戦いに熟達した女子も居ります。
そのタメ、たとえ党が徹底抗戦を命じたとしても、刑務所の警備兵達は圧倒的な数の軍隊に包囲されて戦意喪失し、人民に対して発砲するコトは出来ず投降します。
しかし一方で、刑務所には正当な理由で収監されている犯罪者も居るので、誰でも彼でも解放するワケには行きません。
その辺の選別には気を使うべきなので、次回にこの「再審」について物語ります。