しかし22世紀と言うとすぐ先に思え、実際に2123年はそんなに遠い未来ではありません。
次に書こうと思っている未来の物語「Sun」の副題は「2123年」にしようかと思い、これはジョージ・オーウェルの「1984年」を意識したタイトルです。
彼が46歳でこの本を書いたのは1949年なので、私も当初はそれに習って35年後の未来を描こうと考えました。
しかし、オーウェルはスペイン内戦に義勇兵として参加した時の傷(喉を射たれた)が元で翌年に亡くなるので、彼にとって35年後は「決して観れない世界」でした。
一方、私にとって35年後は75歳になるので、まあ生きて目にする世界でしょう。
そんな「2058年」もタイトルとして悪くはありませんが、些か現実的すぎて夢に欠ける感もあります。
なのでやはり「2123年」がキリの良い数字かと思い、100年後の未来を描くコトに決めました。
さて、それでは何を描きましょうか?
今回はほぼ白紙からのスタートになり、毎日のブログでコツコツと物語を創って行きますので、皆様のアドバイスを大いに期待しております。
物語というのは文章と同じで、書き始めると自然に成長して行くモノです。
それは「世代」とも共通する気がし、やはり自然と育って行きます。
これから先の「セブン・ジェネレーションズ」が歩む道は我々の世代よりも険しくなりそうですが、そこに「希望の物語」を描きたいと思っています。