寝起きは頭がスッキリしており、やる気と集中力が出るので、酔っぱらってダルくなった夜よりもずっと良い文章が書ける気がします。
なので朝ご飯も大好きで、昼飯はだいたい抜いて夜も軽く済ます派なので、朝食に一番の重きを置いています。
1人暮らしの時は朝食は専ら御粥で、わたしは御粥以外の料理に興味は無いと言ってもいい程、御粥を愛しております。
それでも毎日同じでは飽きるので、日本風、中華風、インド風の3つのバリエーションを交代で作っていました。
「銀河鉄道の朝」でも御粥の朝食を描こうかと思い、乗客達は肉体を離れた魂の存在ですが、それでも旅の気分を出すタメに食事は欠かせないと思うので、秀祥(しゅうしゃん)に心を込めて料理して貰います。
まずは日本風ですが、これはだいたいいつも「七草粥」を意識して作っています。
セリ(無ければ明日葉)、菜の花(無ければブロッコリー)、三つ葉、みょうが、長ねぎ、わかめ...あたりが主流で、味噌ベースには七味唐辛子も欠かせません。
次に中華風ですが、わたしが御粥にハマったのは中国の朝の屋台で御粥が一番人気だったからです。
具材はキクラゲ、卵、竹の子、ナルト、白菜、ほうれん草...あたりが主流で、中華ダシのスープに花山椒(ホール)が決め手です。
インド風は言うまでもなくスープカレーで、粉(ガラムマサラ)はエスビー-カレーの1/7位の値段で、インド食材店で買えます。
具はジャガイモ、人参、玉ねぎがやはり王道で、ニンニク、ショウガをゴロっと入れるのも好きで、ベジタリアン-ミートも一般に普及して来ました。
さて、ここまで述べて来て、具材がみんな6種であるコトに気付かれたかと思います。
これは七草粥の締めを「聖なる草」とする意図からで、わたしは北海道で長年、その野生の草を常にキープして御粥に入れていました。
こんなコトを堂々と書ける理由は、去年の5月頃のブログを読んで頂ければ御理解いただけると思うのですが、そのシリーズでは「T Free Anniversary (大麻解禁記念)」が一番アウト-スタンディング(特出)しています。
この話を蒸し返すと「脱線」してしまいますが、世界的ベストセラーになった「神との対話」シリーズも、この草について真っ正面から語っているので、婉曲な物語表現ではなく、日本のリアルをお伝えしたいと思います。
それは最近、日大ラグビー部がこの草で問題を起こしてマスコミに取り沙汰されたからですが、おそらくこれを観た欧米人は「は?日本の大学やマスコミって脳死状態じゃない?」といった観想を抱くかと思います。
日本で草が違法となったのはGHQの統治下で、当時の政治家や麻農家はその理不尽な法律に真っ向から反対したコトは、経営コンサルタントの神と呼ばれた舩井幸雄の「悪法大麻取締法の真実」という本に書かれています。
この、毒性的にはお茶っ葉と何ら変わらない草は、確かにタバコとして吸うのは健康に良くありませんが、食べる分には健康的な自然野菜です。
確かに、食べ過ぎると自意識過になるキライはあり、若者なんかだとそれが被害妄想につながってパラノイア(バッド-トリップ)するコトはあります。
これはお酒といっしょで摂り過ぎないコトが肝要ですが、そうした自意識過剰によって殆どのアートが生み出されて来たコトも事実で、それを取り締まるというのは思想弾圧に当たると思います。
こんな不当な規制があるせいで、モノを知らない若者が遥かに危険な覚醒剤などと草を混同してしまい(同じヤクザが売ってる)、日本では「ゲートウェイ(入り口)ドラッグ」などと言われていますが、普通に草が合法の国々ではそんなコトはあり得ません。
わたしの兄は覚醒剤によって精神病になってしまい、病院で暴れたタメにデンパチも受けて廃人になってしまいましたが(障害者1級)、そんな北朝鮮が日本にバラ撒いている真の魔薬と、草を同列に扱うのは「脳死状態」としか言えません。
ちっょと脱線し過ぎたので物語に戻って締めますと、毎朝秀祥の作った御粥を食べた銀河鉄道の乗客達は、みんなとてもシャンティ(幸せ)になって「心の壁」が融けて行く気がします。
「神との対話」でも語られていますが、人類はもっと麻を有効活用するコトで、戦争の無い平安な星を作れると思います。