ゆきわりぶろぐ

社会福祉法人 鶴翔会のブログです

ひな人形、出しましたか…?

2018年03月07日 | イベント
二月は逃げて走るというように
あっという間に3月…

ひなまつりが終わると
いよいよ春という感じがしますねいただきものの桜のつぼみも開き
春の訪れを告げています

まだまだ雪深いゆきわり荘ですが
利用者さんに季節を感じてもらいたい
ということで
3月2日は
ひなまつり特別メニュー
を提供しましたちらし寿司に菜の花のピーナッツ和え
甘酒にお吸い物、ひなまつりゼリー
THEひなまつり な献立でした

このひなまつりゼリー
実はただのゼリーではありません
ちゃんと三層に分かれてひし形に目で見て楽しい食べて美味しい
可愛らしいゼリーでした

また、その日のおやつには桜餅も「さくらもちって何?」
「私食べたことない
「あの、葉っぱ付いてるやつだべ
「葉っぱ食えんの
桜餅ひとつで
元気な会話が飛び交いました

利用者さんに春を感じてもらおう
ひな人形を出したり
桜餅を提供したりしていましたが
そういえば私の家のひな人形を
最後に見たのはいつだったか…
桜餅も、どんな味だったかなぁ…

利用者さんが食べているのを見て
私も無性に食べたくなり
その日はコンビニで
桜餅を買って帰りました

まだまだ寒いですが
春が待ち遠しいです

平成29年度役職員合同研修会

2018年03月04日 | イベント
早いものでもう3月に入り
29年度も残すところあとわずかとなりました
そこで今年度実施された研修会の中から1つ
「役職員合同研修会」を紹介させて下さい
当法人では
役員と職員が一緒になって勉強をする機会を持ちたいと
毎年テーマを変えながら合同の研修会を開催してきました
今年のテーマは「自閉症」
日々の業務で接している利用者さん
どんな感覚で、何を感じながら日々を過ごしているのか、、
私たちの関わりをどのように感じるのか、、

岡本宏二様をお招きして講演をして頂きました
岡本様は現場での経験も豊富で
具体例もふんだんに取り入れて下さり
現場職員も「あの時はそういうことだったのか…」と
普段の支援場面をイメージしながら
専門的知識を学ぶことができました

「行動が落ち着いているかは、
 睡眠・食事・排便が安定しているか、
 自律神経系(内臓系)が安定しているかが大きい。
 言葉などの発達やしつけなどはそれらが整ってから、、」
「自閉症の人は頭の中で記憶が上手く並ばず星のようにバラバラ。
 楽しい思い出、悲しい思い出が
 急にフラッシュバックするのはそのため、、」
「大声、自傷、、自分を見て欲しくて
 自分の持っているスキルでアピールする。
 困るからとその行動を取り上げるとかえって落ち着かなくなる。
 代わりの方法があることを伝えていくべき、、」
「自傷=不穏ではない、
 感動した時も身体が反応してネガティブな行動を取ることはある。
 本人の行動パターンを観察し、動機を探っていくべき、、」
 これらはごく一部で
 心に残った言葉が多々ありました

テーマが広かったこともあり
「2時間では話しきれないことがたくさんある…」
と岡本様もおっしゃっていましたが
私たちももっと話を聞きたいという思いでした
是非また話を聞かせて頂きたいです
岡本様、貴重なお話の数々、ありがとうございました