一夜明けて指宿の朝は曇りながら雨はあがりました。
8時半ホテルを出発した一行は途中、屋久杉工芸館 → かるかん工場を見学して、仙巌園へと向かいました。
仙巌園(せんがんえん)は万治元年(1658)19代島津光久が別邸として構えたもので、その後歴代の当主らによって受け継がれてきたそうです。
入り口には鹿児島弁で ゆくさ おさいじゃったもした と書かれていました。
「ようこそ おいでくださいました」ということらしいです。
錫で瓦を葺いた朱塗りの門、錫門(すずもん)は、当時の正門で当主とその嫡男しか通れなかったそうです。
錫門
広大な庭園から眺める桜島は雄大です。海をへだてて4kmしか離れていないのだそうです。
あいにく雲がかかっていましたが・・・
桜島
園内で自由に昼食をとった一行は鹿児島から一路熊本城へ向かいました。
熊本城
加藤清正が自ら植えた銀杏
天守閣入り口
大小天守閣
本丸御殿も見学して集合時間の4時30分がせまってきました。お天気も怪しくなって空が暗くなりはじめました。
頬当(ほおあて)御門をでたところで宇土櫓(うどやぐら)が見えました。この櫓は創建当時から残る唯一の多層櫓だということです。
ここで、雨が降り始めました。
はるかに・・・宇土櫓
大急ぎでバスへ、着いたとたんに雨は一段と激しくなってきました。
ここからは、熊本の市街地を抜けて 阿蘇くまもと空港へ18時40分発の飛行機で中部国際空港へ戻ってきました。
今回のツァーは宮崎 → 鹿児島 → 熊本 と三つの県の観光地をめぐる旅でした。
個人で行けば、きっと2泊以上はしていたことと思います。
ツァーなので、もっと見たい!ところもはしょらなくてはならない面もあったものの、コンパクトな有意義な旅ができたと思っています。
添乗員さんも宮崎空港から同行、さらにバスガイドさんにもお世話いただきました。
ガイドさんは、とても慣れた聡明な方に当たり、説明を聞いていれば案内書もいらないくらいに丁寧な対応をしていただきました。
備忘録の意味もあり、ここにアップしたのは、ほんの一部です。
あとは自分の頭・・・と言いたいところですが、記憶が長持ちしてくれない年齢です。
本当はもっと細かくブログに残しておくのがベターなのかもしれません。
旅の話からそれてしまいました。
長々と、やーやの旅におつきあいいただきありがとうございました。