おとうさんがおとうさんになった日
長野ヒデ子・作
童心社
幼児~向け(6分)
本当は 『おかあさん~』を 先に読まなくちゃいけないんだろう
まあ いいや
(実は)父の日間近で 手に取った絵本の1つ
誕生の物語は ひとりひとり 違う
誕生の物語を目にする人の思いも ひとりひとり 違う
『おとうさんがおとうさんになった日』のお話って
おとうさんの数だけ あるのだろう
生まれた赤ちゃんの数だけ あるのだろう
自宅での出産
3人目の赤ちゃんの誕生を待ちながら
2人の子どもにせがまれて語られる
『おとうさんがおとうさんになった日』
新しい命に対する 感動と責任
そして
いよいよ 生まれるとき
暖かく親しみやすい絵で描かれているけど
実写だったら 相当生々しい
新しい命の誕生の その瞬間
『おとうさんがおとうさんになった日』は
『おにいちゃんがおにいちゃんになった日』
『おねえちゃんがおねえちゃんになった日』
おとうさんの思いは 家族みんなの思い
わが家でも わが家の物語があって
絵本と一緒に 思いを辿る
ふと思う
読み聞かせでは 子ども達も それぞれの思いを辿るだろう
その思いとは どんなものなんだろう?
おとうさんの思いは 本当に 子ども達の思いだろうか?