~夢

私語りメモ

アナンシと6ぴきのむすこ

2017-06-19 20:00:00 | 絵本(幼低中)


アナンシと6ぴきのむすこ アフリカの民話より
ジェラルド・マクダーモット さく
しろた のぼる やく
ほるぷ出版
幼児~小学校中学年向き(6分)


 私は アナンシが好きだ

というのが この絵本を選んだ理由

クワク・アナンシは 
万物最高の神である ニャメの神様の名代で
知恵者で 英雄なのに ペテン師で
愛すべき お馬鹿さん いえいえ クモ なのである

その“お馬鹿なクモ”ぶりが遺憾なく発揮されるのが『アナンシと五』
ただ このお話の絵本版が見つからず
代わりに見つけたのが この絵本

この絵本も アナンシは 愛すべき“お馬鹿なクモ”ぶりを発揮
彼を救うため
それぞれの役割を持った6ぴきのむすこが 大活躍!!
アナンシは むすこに お礼として
手に入れたものを あげようとするが・・・

“月の誕生”の物語である

作者自身の言葉にあるように 
 幾何学的図法様式の、単純だが精錬された配置
 限定された色彩の配合、様式化された動物、植物
 アシャンティの人たちの絵画手法に近づいた
という絵
あまりにも様式化されていて
ひょっとしたら 子ども達はうけつけないかも・・・

と思っていたが 読んでみた(小学校中学年の児童)

この絵本 紙芝居バージョン(やぎた よしこ 脚本 8分)もあるので そちらで
(紙芝居のほうが文字が読みやすい!?

「今度は○○○だ」

子ども達は 活躍するむすこの物語に入ってくれている

ラストは
「○○○にあげればいいのに~」
なんて 声もあがり 楽しんでくれたみたい

ほっ 

杞憂で良かった~

1972年に コールデコット賞オナー賞を受賞した絵本
さすが 子ども達
私なんかより よく理解しているみたいだ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰ってきたおとうさんはウルトラマン

2017-06-18 20:00:00 | 絵本(幼低中高)


帰ってきたおとうさんはウルトラマン
作絵 みやにしたつや
学研
幼児~向け(6~7分)


働くお父さんに-

子どもたちというより お父さんたちに
贈りたい

 ウルトラマンはウルトラマンの・・・・・・
 バルタン星人にはバルタン星人の・・・・・・
 ぼくにはぼくの・・・・・・

ウルトラマンとバルタン星人
比較しながら 語られるストーリー
何度も 笑いながら 頷きながら
読み進めていく

読み終えた後 明日も頑張るぞ!
って 思える そんな絵本

季節の本で探していたとき
単純なウルトラマンではなく
 帰ってきた 
という言葉に惹かれて手に取った

予想通りの 帰ってきた だった

さて 読み聞かせとなると

絵本と言いながら
マンガのようなコマわり セリフもあったりして
どちらかというと 個人で読んだほうが良さそうかな

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

帰ってきたおとうさんはウルトラマン [ 宮西達也 ]
価格:1296円(税込、送料無料) (2017/9/30時点)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おいしいおやつを くださいな

2017-06-17 20:00:00 | 絵本(幼)

おいしいおやつを くださいな
 こどものとも年中向き2017年6月号
大塚たえこ さく
おおの麻里 え
福音館書店
幼児向け(6~7分)


「おいしいおやつを くださいな」

二足歩行の
うし あひる ぶた やぎ の4匹が
ユーモラスで 愛嬌のある 表情で 語りかけてくる

表紙から 語り合えそう
“おいしいおやつ”って 何だろう?
ワクワクしながら ページをめくり
読み終えたら
「作ろっか
“おいしいおやつ”を作りたくなる
そんな絵本  

子どもが小さいとき 読んでいた 『こどものとも』

「高学年でも 幼児向けの本で 大丈夫なときもあるよ」
と 言われたので

新しい『こどものとも』なら かぶることないよね

なんて思って 読んでみたが 再版
2007年の5月号 10年前が第1刷だったんだ~ 

高学年で読むには ちょっと と思うが
読み聞かせの後 絵本を広げて
お店屋さんの絵を じっくり眺めて欲しいな なんて 思う
いろいろな品物が 細かく描かれていて 楽しい

ただ たまごやさんの “鳥たちの頭の絵が描かれた値札” には ドッキリ
首だけって 結構怖い 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぼくのパパは おおおとこ

2017-06-16 20:00:00 | 絵本(幼低)


ぼくのパパは おおおとこ せかいいちの パパがいるひと みんなに
カール・ノラック 文
イングリッド・ゴドン 絵
いずみちほこ 訳
セーラー出版
幼児~小学校低学年向け(2分)


この絵本こそ 大型版が欲しい
(ただでさえ大きい絵本だけど・・・)

父の日間近 ということで
季節の本で 手に取ってみた

表紙の絵のごとく
おおらかで大きなパパが
絵本狭しと描かれている

幼い子どもにとって パパってこういうものだろう
もっと大きな絵本だったら 子ども達 喜ぶだろうな~

ふと 思う

 パパがおおおとこ って思っているのは いくつまで?

身体的? 精神的? 時期が違うだろう

 せかいいちのパパ って思っているのは いくつまで?

わからない でも・・・ 

 だいすきなパパ

おおきなパパを乗り越えた後でも
思っていて欲しい


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんとあき

2017-06-15 20:00:00 | 絵本(幼低)


こんとあき
林 明子 さく
福音館書店
幼児~小学校低学年向け(9分)


「こ~ん!」

本当に 何回読んだことか

あまりにも 有名な絵本で
今さら感が 半端ないんだけど

「似ているから」

以前 引っ越しするときの
知人のお嬢さんの
幼い娘へのプレゼントが
この絵本だった

こんとあき の さきゅうまちへの たび
絵本の中の こんとあき と一緒に
手を振ったり 叫んだり 
 だいじょうぶ だいじょうぶ
つぶやいたり

かわいかったな~

あき は どうしてこんなに 似ているんだろう?
わが娘だけでなく 小さな女の子に
林明子さんの絵の 魔法

この本の後 図書館で 
林明子さんの本をひたすら探したっけ
懐かしい 思い出です


読み聞かせのためにと思い 時間を計ったら9分
幼い子にとっては 結構長い

その長さを感じさせないくらい 子どもを夢中にさせる
だからこそ ロングセラーなんだろう

思い出を贈ってもらった 絵本
わたしも いつか 大切な人に贈りたい 
こんのぬいぐるみと一緒に

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ) [ 林明子 ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2017/9/30時点)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする