今日長谷川義史さんの講演をきいた。
長谷川さんはのほほ~んとした感じの絵本をかく絵本作家。
大阪出身で、、というか、今も大阪に住んでいるらしい。
タイトルが『絵本の芽が出るとき」
だったので、子供たちが、絵本をすきになるとき、、、表現しだすとき、、、見たいな内容のはなしと思っていたら、
読み聞かせのようなパフォーマンスから始まった。
まるで、落語家のようにはなしかたがおもしろい。
思わずスクリーンに映る絵本の世界に引き込まれる。
講演を聞く前に絵本を見たのだが、きれいな絵ではないし、
メルヘンチックでもかわいくもない。
いわゆるうま下手みたいな絵で特に好きということはないな、、、とおもっていた。
が、長谷川さんがよんでいるのを聞きながらみると、とてもおもしろい!
別に好きではないな、、と思っていた絵からもほのぼのとしたあたたかさがつたわってきて、いいな、、とおもった。
それほど魅力的な語り口調だった。
もう笑いすぎて涙が出てきた。
結局、長谷川さんの絵本がっこんなふうにして生まれてくるんだみたいなテーマだったのかな。
あまりテーマにこだわらず、絵本を面白く読んで聞かせてもらって、よく笑って、ほのぼのして楽しめた。そんな講演会だった。
今日、出掛けに宅急便が届いてまだ書店にも並んでいない本、というのも読んでもらった。
えーと、「くしかつやのよし子さん」、、、だったかな?
よし子さんのあげるくしかつはとてもおいしくてひとをしあわせにする。
いやなことがあったひとも、いかのくしかつをたべて「ま、いっかー」とかえっていく。
と駄洒落で展開していくストーリー。
子供も何人か来ていたがおおうけだったので、「出版される前はどうなのかな、、、と心配なもんですが、手ごたえありと感じました。」と、長谷川氏もうれしそうだった。
それにしても、絵を書く人は言葉でなかなか表現できない部分を絵で表す、、、ということで口下手な人も多いものだが、絵を描くことを商売にしながらあれほど、語りがうまい人もいるのだなぁ、、、と感心した。
★★★☆☆☆ーーー★★★☆☆☆ーーー★★★☆☆☆ーーー★★★☆☆☆
ランキングに参加しています。よかったらぽちっとしてね。