先日井上直久さんの講演を聞く機会がありました。
井上さんはスタジオジブリの背景イバラードを描いている画家さんですが実は46歳まで高校の先生をしていたそうです。そして、年齢的に管理職へのお誘いがかかるようになってきて子供たちとともに制作をすることもできなくなる生活を考え、画家への道に踏み切ったとか。
そして、個展をしたときにあるイラストレーター(すみません名前を忘れました)に案内をだしたら、(特に知り合いではないのに)みにきてくれて、雑誌の仕事を紹介をしてもらえ、まのたべつの個展ではなんと、宮崎駿に案内を出したら(何の面識もないのに)見に来てくれて、アニメの背景に描いてみる?という話になったそうです。
そうかー、個展の案内状をそんなところに出そうとは思いつきもしませんでした。
(出版している雑誌等の気付でだす本人に届けてくれるそうでなす。) チャンスというのはどこに転がっているかはわからないものですね。
さてイバラードですが、最初に赤い絵の具を(インク?)とばし、次に青そして最後に白を飛ばした後、じっと見つめて見えてくる形を絵にしていくそうです。ロールシャッハテストみたいでしょ。といっていました。
でも、その見えてくる形というのはひとによってさまざまなので、(井上さんにはいつでも建物が見えてくるそうです)絵の具の偶然の形をとらえているというよりは自分の心の中にあるものが見えてきているのだそうです。
なるほど。おもしろそうです。ちなみにその絵の具がとんだ時点での映像は私には人魚と猫が戯れているように見えました。
私もかえったらやってみよう!、、、と思ったのですが、いまだにやっていません。
近々やってみよう。
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