日本の女性の立場は、待遇は？

ネットから『世界各国の男女平等の度合いを示した2017年版「ジェンダー・ギャップ指数」を発表した。日本は調査対象144カ国のうち、114位と前年より3つ順位を落とし、過去最低となった。』（nikkei.com）
そして『女性の政治参画が遅れているのが主な理由』とも。

戦後７２年の民主主義を謳う我が日本、自由な意見をこうして論じることのできるのはたいへん有り難い。
このようになっても、歴史ある自由民主党、自由と民主を掲げるが、７０年弱の間、女性の党首は疎か幹事長も選出されたことがない。
現在の総理が前の内閣では「女性が・・」とかアドバルーンを上げたが、「ひもの切れた風船」のように忘れ去られた。

儒教の国と言われた韓国でも女性の大統領が選出された。

日本はいつになったら「女性首相内閣」が誕生するのやら。
「女性天皇」が先かな？

ここで追伸：そういえば共産党も女性党首の選出歴はないですな。

「戦争は悲惨だ」・・・世襲議員には他人事

昨日何かの報道で、改憲について故野中広務氏が「戦争は悲惨だ」「戦争は決してしてはいけない」と改憲推進者を非難するような咎めるような報道を観た。

今改憲の必要を論じるのは自民党の世襲議員に多い。
「なぜか」を考えた。もちろん彼らの本年は聞く機会もないし、聞く気もないが、「彼らは温室育ち」で、親やその親も直接戦場での辛酸･惨状を観ていない、体験していない、からではないか。
とくに安倍首相の祖父に至っては高級官僚であった。その役割も、きわどいものだったようだ。

故野中氏も、元自民党幹事長の古賀氏も父が戦死されたなどから反戦論が生できける。

今自民党ばかりでなく、多くの若手国会議員は、反戦は机上の体験で、そのくせ、戦争はネットのゲーム感覚で、だから、親分の意見へ同調になってします。

もちろん戦争を経験していないことは幸せだが、戦争は他人事、自衛隊員のことと短絡的になるのは不幸への顛末だ。

ＮＨＫは改憲を推進する報道？・・・昨日、今日のニュースから

昨夜のニュースで安倍政権の「防衛大綱」に対する、元防衛大学校長五百籏頭真氏の意見のみ報道する、もちろん肯定･賛成する論を。

今夜７時のニュースでは、安倍総理の祖父、元首相の改憲に対する取り組みを、丁寧に放送。
外務省の文書開示があったからだそうだ。これは、昼ニュースにあった核持ち込みの日米交渉の文書公開の報道はなかった。

安倍内閣に、ＮＨＫは阿ること甚だしい。
「森友」問題での、スクープ職員の退職への追い込みと報道されることも、まんざら作り話でない事実ということの裏付けがまたできあがった。

ニュースでのアナウンサーの正義面が空々しいように見えてくる、いや彼･彼女らは「しゃべらせられる機械」なのだ、意思があると思ってはいけないのだ・・・昔の私と同じ・・・