「ボオー」としているテレビ・・・「口利き副大臣」より「韓国の法務大臣」の報道が大事なの？

朝から夜まで、韓国の法務大臣候補者の疑惑について、「金太郎飴」の国内、日本の実情。

近々内閣改造があるからか、虎の尾を踏まないためか「斡旋利得罪」疑惑の法務副大臣の話は一言もテレビに出ない。新聞も一部で、それも出たとしても小さく。

イヤな国の不祥事は大きく報道、政治家特に与党の政治家は、妊娠・結婚以外は小さく、そうした姿勢。

児童虐待やいじめ、などで「正義」をかざす報道パーソンは後ろめたくないのだろうか。
「ボオー」としているんジャないはずだが・・・

『日本の水道をどうする!?』・・・民間企業に売る？

『日本の水道をどうする!?』（内田聖子 編著）を読み、改めて現在日本で利用しているほとんどの水供給が、前の国会で民間企業も参加できるように自民党、公明党そして維新の会により議決された法改悪を、いかに愚行だったかがわかる。

「民営化」とは響きよく聞こえる人もいるだろうが、ネコもシャクシもとはなるまい。実際に、保育園の会社化での不法運営が多発。郵政の民営化だって・・・

水道事業の民営化に限って述べよう。先駆的なのが、パリやベルリン。しかし、料金の高騰化などで利用市民の反対により、再公営化。
その結果、この国の水道事業者は海外へ進出。そこでも、民営化により水道料金が高騰。利用者が民営化に反対すると、その撤退には途方もない負担を強いる。それは、世銀やＩＭＦなどが背景にあり、企業を保護。これらは国連ではない。だから資本家を守る。
日本の法改悪での国会審議の途中「民営化で、だめだったら元に戻せばよい」（高木美智代厚労副大臣の答弁）（同書）とはならない無残で無慈悲な海外の現実。

副総理の女婿がその関連企業人とかも聞いた（オヒレのついた話？デマ？）とまで出ることになる。
ようするに、現状の日本では不必要を、殊更に「民営化の必要」をいうことのイラダチを感じる。

本書は大変国民にとって重要な事柄なのに、メディアは「繰り返し、連日の」報道もなかった。
「民間化の必要」を信じる人も読んでほしい。

なお、本書もＮＨＫと同様、カタカナ用語が多い。草の根運動的な必要性を育むためにも、カタカナは減らすべき。
冒頭から、「コンセッション」が現れ、最後の頁？まで。無教養の私には何のことかと、英和辞典を引く。その他、カタカナにカッコつけて日本語で表示。日本語があるのならなぜ使わない？ジイさん、バアさん、クマさんやハっあんもわかるようにしないと、「民間は安い」に乗っかるよ。
ちなみに、国会議事録にも「コンセッション」や「ＦＰＩ」が幾たびも出ているが、議員は皆知っているのかな？