yurikago-sa

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四国八十八ケ所 第四十一番札所 龍光寺

2014年08月16日 | 日記

四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝  

平成26年6月22日天気雨  第四十一番 稲荷山 龍光寺を参詣しました

龍光寺は 807年に弘法大師が この地を訪れた時 稲束を背負った 白髪の老人が現れ

「われ この地に住み 仏法を守護し 諸民を利益せん」と告げて姿を消され

大師は、この老人が 五穀大明神の化身であると悟り その老人の像を刻み 堂宇を建て

安置し 本尊の十一面観世音菩薩と 脇侍の 不動明王 毘沙門天も刻み 一緒に安置して

「稲荷山 龍光寺」と号して四国霊場の 総鎮守の寺として 開創したと伝えられています

境内図

 参道の入り口の 鳥居

創建の頃は  神仏習合の寺で 稲荷寺と呼ばれていましたが 明治の神仏分離令で

神社には鳥居が出来   同じ参道 石段を上がって行きます

 

参道の脇には民家が立ち並び お接待の お茶が用意されたり  良心売店などが立ち並んいます

 山門はなく 石段を上りきると 手水場

 

左に 鐘楼があります

鐘楼の右に小さな池があり お地蔵さんが祀られています

池の上段に 納経所 客殿があります

  

納経所の右に 本堂 

本堂は 境内の最も 奥に建っていましたが明治の 神仏分離令で

 稲荷神社の社殿となったため 新たに現在地に建立されたそうです                          

ご本尊は  十一面観音菩薩が安置され その隣に脇侍の 不動明王 毘沙門天が安置されています

 今回の先達さんは 坂東さんです

本堂 大師堂で ご自慢のほら貝を鳴らして 読経が始ります

 

        十三重供養塔                  忠魂碑も建立されています

境内中心の奥まった石段の先に 稲荷神社があります

五穀豊穣 農民の神さまとして信仰され  

 開運 商売繁盛の神さまとしても「三間のお稲荷さん」として信仰を集めています

神社 石段上り口の 右に 七福神の石像

「律義の神 恵比寿様」 「裕福の神 大黒様」 「智恵の神 弁財天」 「和合の神 布袋様」

「大望の神 福禄寿」 「長寿の神 寿老人」の 幸福が授かる 七つの福の神さまが祀られています

 

 

 境内右の端に 大師堂

 大師堂の横 雨にけむった三間盆地を背に 赤いお前掛けの石仏が並んでいます 

 

大師堂の下段に 水子地蔵菩薩像 周りには供養の 

小さな水子像や地蔵像が たくさん奉納されています

水子地蔵は この世に生まれその年に亡くなったり 流産 死産

 中絶などの赤ちゃんを 供養して下さる仏さまです

           

また 寺名の「龍」にちなんだ 「龍の目」の伝説が あります

 龍の目は 直径10センチほどの黒石で 小さな祠に入って 本堂に祀られているそうです

 昔 この地の庄屋さんが 川原で龍に襲われ 腰の刀が自然に抜けて 龍の目をくり抜いたといわれ

 庄屋さんは その龍の目を奉納したと伝わっています
 
つぎ42番札所 佛木寺まで 約4km バスで7分です 
 
 
おしまい

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