yurikago-sa

1939年生まれ
ボケないようにパソコン
遊びをします!!

四国八十八ケ所 第二十六番札所 金剛頂寺

2014年05月17日 | 日記

平成26年3月16日 第二十六番 龍頭山 金剛頂寺を参詣しました

金剛頂寺は806年 平城天皇の勅願で 弘法大師が 初めて創った 最初の寺と言われ

本尊 薬師如来を刻み「早く行きて坐り給え」というと 薬師如来は 自ら本堂の扉を開いて

 堂内に入り 鎮座したと伝わっています 創建のころは「金剛定寺」と称して霊場に定めていましたが

その後 嵯峨天皇(在位809~23)が「金剛頂寺」と勅額を奉納されたことから

寺名を、「金剛頂寺」と改められたそうです 

24番の最岬寺(東寺)と東西に向き合っていることから「西寺」とも呼ばれています 

 (金剛頂寺は広い境内に 堂宇 石仏が点在しているのでツアーでは時間的に

撮れない所もあって後日 撮り足して 編集しました 長~いブログになりました)

  

 駐車場から 厄除 134段 蓮の花を模った石段を上ります

仁王門

    

仁王門に奉納されている大草鞋

   

 金剛力士像

金剛頂寺 境内図

境内に入ると左に手水場

 右に 捕鯨 8、000頭の 供養塔

鐘楼

 弘法大師 幼少期の 真魚像

智光上人廟

金剛頂寺第二世 弘法大師が 835年高野山での ご入定の後を

慕って入定され 清浄な聖域として人々から尊敬 信仰されているそうです

本堂

ご本尊は 弘法大師が刻んだ  薬師如来で 秘仏とされています

 年末年始12月31日から1月8日まで ご開帳されるそうです

本堂の 左に 霊宝殿

密教法具 旅檀具 真言八祖像 など重要文化財が収蔵されているそうです 

 納経所

 大師と天狗が問答したという伝説を描いた 銅製のレリーフが掛かったお堂

大師は この山に棲み 人々に害をあたえる魔性の天狗と 問答をし 勝った大師は 

天狗が再びこの地に来ないよう 四国の最も南 足摺岬に封じ込めたといいます

「法性の 室戸といえど わがすめば 有為の波風 よせぬ日ぞ なき」 空海の歌碑です

天狗問答が行われた場所に 大師堂 が建っています

大師堂は 足摺岬の方を向いて 封じ込めた天狗を見張っているそうです 

  仁王門をくぐって 本堂への左手に 巡鍚されている大~きな 大師像

 一粒万倍の釜の左に 初々しいお顔の 大師像 

一粒万倍の釜

お大師さんが 一粒の米を入れて炊いたら万倍に増えたというお釜

   

       根元から こぶだらけのがん封じ椿  ・  御堂に納まったがん封じ椿のご霊木  ・  新しい植樹の椿

接待所

檀家の方達が毎日当番制で 美味しい ふかし芋とお茶が お接待されるそうです

大師堂の石段を下って 本坊方向の途中に 弁財天がお祀りされています

七福神の中の神様で 奈良時代にインドより伝わって来た神様で

芸術 学問 蓄財に 利益のあるといわれています

水の神様ともいわれ 池の浮島に祀られていることが多いです 

 本坊の近くに 護摩堂

本坊の下段に魚籃観音(ぎょらんかんのん) 魚を入れた籠を持つ観音さま 

 魚供養 大漁 海上安全の祈願 また 悪鬼 邪悪の害を除く ご利益があるそうです

   

     本坊の 上段に 三十六童子が 並んでいます

 大日如来の化身といわれる 不動明王に従えて 手足となって 働くそうです

金剛頂寺より 4km程下った国道沿い 室戸市 行当岬に 金剛頂寺の不動堂と

弘法大師が 求問持修行をされた不動岩があります 

  

国道沿いに 看板が出ています

不動堂 

金剛頂寺は かっては 女人禁制とされ 女の人達は 女人堂と呼ばれていた

不動堂から 遙拝していたそうです 現在では 縁日に たくさんお店が出て 

「お不動さん」のおまつりが賑やかに行われるそうです

 

大師堂 も建っています

     

   

  一帯は 巨岩に亜熱帯植物の木々がむき出しに 根を張り岩場には小さな大師像や 

赤いお前掛けの石仏が幾体も祀られ 窟には祠も幾つかおかれています

修行の霊地から眺める 大空と大海原は 當に絶景 クウカイ((壮快)です

修行の霊地から 西方を眺める 

修行の霊地から東方を眺める

行当港口と 手前の黒い岩あたりはジオパーク 遊歩道がついています

バスツアー巡拝 4回目は 平成26年3月16日 23番~ここ26番で打ち止めです

おしまい  

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿