写真は当院で使用している超音波診断装置です。
日立アロカメディカルの最新式のモデルです。
超音波(エコー)検査というと妊娠診断をすぐに想像されるかもしれませんが、最近は高解像度化が進み、他にも心臓、肝臓、胃、12指腸、空回腸、盲腸、結腸、膵臓、脾臓、副腎、腎臓、膀胱、前立腺、卵巣、子宮など腹腔内の臓器のほとんどを鮮明に観察することが可能で、使い方によっては脳や眼球まで診る事が可能になり、動物病院では欠かせない診断機器となっています。
実際に腹部を観察するときは写真のような柔らかいマットに動物を寝かせて負担にならないようにしたり、また、当院の超音波診断装置には観察時に使用するゼリーを暖める機能もついており、冷たいゼリーで動物が嫌がらないようにしています。
上の画像はフィラリア症のわんちゃんの心エコーです。
青い丸で囲った部分がフィラリアになります。