SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、マダニが媒介するウイルスによる感染症です。
2013年に日本で初めて人の死亡例が報告されました。
犬や猫の発症例は少なく、人での注意喚起が主になっておりましたが、
先日、当院の患者さん(わんちゃん)が、SFTSのため、亡くなりました。
(国立感染症研究所にウイルス学的検査を依頼し、陽性で、かなり急性のものとの診断でした。)
わんちゃんには、沢山の吸血したマダニが付着しており、一部のマダニの刺し傷周辺には紫斑が見られました。
症状は、発熱、白血球減少、血小板減少、肝酵素上昇、元気食欲消失、起立不能など、人の症例と一致しておりました。
人と同様、特効薬はなく、入院中は、対症療法を続けておりましたが、熱も下がらず、白血球減少、血小板減少が進みました。
わんちゃんが懸命に病気と闘った姿を忘れず、わんちゃん、ねこちゃんをこのような病気から守りたいです。
マダニの感染には、予防薬があります。
1ヶ月に1回、首筋にお薬をつけるか、お肉のようなお薬を食べさせてあげることで予防ができます。
少しでもお外に出ることがあるわんちゃんねこちゃんには是非予防をしていただきたいです。
また、今回のことで豊後高田市にはSFTSを起こすウイルスを持ったマダニがいることがわかりましたので、
高田の方だけでなく、宇佐・中津にお住まいの飼い主さまも、お散歩の際、草のあるところに行く際は、
長袖長ズボンなどでマダニに噛まれないように慎重に注意をしていただきたいと思います。
2013年に日本で初めて人の死亡例が報告されました。
犬や猫の発症例は少なく、人での注意喚起が主になっておりましたが、
先日、当院の患者さん(わんちゃん)が、SFTSのため、亡くなりました。
(国立感染症研究所にウイルス学的検査を依頼し、陽性で、かなり急性のものとの診断でした。)
わんちゃんには、沢山の吸血したマダニが付着しており、一部のマダニの刺し傷周辺には紫斑が見られました。
症状は、発熱、白血球減少、血小板減少、肝酵素上昇、元気食欲消失、起立不能など、人の症例と一致しておりました。
人と同様、特効薬はなく、入院中は、対症療法を続けておりましたが、熱も下がらず、白血球減少、血小板減少が進みました。
わんちゃんが懸命に病気と闘った姿を忘れず、わんちゃん、ねこちゃんをこのような病気から守りたいです。
マダニの感染には、予防薬があります。
1ヶ月に1回、首筋にお薬をつけるか、お肉のようなお薬を食べさせてあげることで予防ができます。
少しでもお外に出ることがあるわんちゃんねこちゃんには是非予防をしていただきたいです。
また、今回のことで豊後高田市にはSFTSを起こすウイルスを持ったマダニがいることがわかりましたので、
高田の方だけでなく、宇佐・中津にお住まいの飼い主さまも、お散歩の際、草のあるところに行く際は、
長袖長ズボンなどでマダニに噛まれないように慎重に注意をしていただきたいと思います。