昨日親父が成人病センターに行き、胃にガンを発見しました。春に区役所で受けた、ガン検診で異常を発見され、4月から自宅近くの病院で検査を受けていました。初回の検査で良性と悪性の中間の判定3でした。判定1,2が良性で4,5が悪性だそうです。
それでもう一度検査を受けることになり、2日前にその結果を聞きに行き、私も立ち会いました。その病院で検査し、鑑定機関に出しているそうですが、4箇所取った細胞のうち2個は2で良性。1個は3。そして最後の1個が4で悪性とのこと。
そこでまた、その機関から「もう一度検査させて欲しい」ときているとのこと。医師は「同じ目で何度も見るより、人の目を変えて見たほうがいい」と仰られ、施設が整った別の医療機関での受診を薦められました。そこで私が成人病センターでの受診を希望し、紹介状を書いていただきました。
そして早速、親父は昨日成人病センターで受診してきたのですが、そこでの判断はすぐ5の判定だったようです。転移してると手術はできず、放射線療法になるそうです。その判断のため、来週から3回の検査日と7月10日の告示日を予約して帰ってきました。
最初から設備の整った医療機関での受診を私は薦めていましたが、仕事を休んでまで連れて行くまでのことはしませんでした。私も含め去年からガン検診は毎年受けるようにしてましたし、70歳を超えた年齢なので、そんなに急激に進行することはないと思います。しかしながら4月から2ヶ月分の進行はしていますので、ここを読んでいただいた皆様に、定期検診の重要さと、そしてスピーディーな対応が大切です、とお伝えしたかったのです。
ところで、成人病センターで2泊3日の人間ドックを受けると25万円するそうです。それだけの施設、設備、人材を考えると高いとは言えないとは思います。しかし、何事も早期の発見、対策が必要な私たち中年層には、なかなかそれだけの時間的、金銭的なゆとりはありません。国の発展のためには、延命医学より、予防医学に力を注いで、国の予算を有効に使って欲しいですね。