つい先ほどまで、NHKの特集で「吉田拓郎の31年振りのつま恋コンサート」のドキュメンタリーが放映されていたので、ご覧になっておられた方も多かったと思います。久しぶりにフォークもいいもんですね。拓郎も肺ガンから復活したものの、明日をも知れない命のはかなさを実感し、まさに「いまここ」に日々完全燃焼の心もちなのだと思います。
ところで今後、日本の高度成長期を支えてきた団塊の世代がぞくぞく定年を迎え、元気で活動的な高齢者(熟年と呼んだ方がいいですね)が自由な時間を持ち出します。仕事も遊びも一生懸命やる!という団塊の世代の方々には、こんな映像を見ると、またまた日本の成長をリードしてもらいたい、と大いに期待してしまいますね。私たちもがんばらねば!
今日は久しぶりに自転車で走ることにしました。といっても普通のチャリンコです。骨折前までは自転車は好きで、毎日のように乗っていましたが、それ以来この3年ほどで10回も乗っていません。今日は休みつつ2時間以上走ったので、とても腰がだるくなりました。しかし今日は快適な気候でしたので、疲れはしましたが、息子も鼻歌を歌いながら走ってご機嫌でした。
今日の目的地は、東大阪の八戸ノ里にある司馬遼太郎さんの記念館ですが、この建築物は安藤忠雄さんの設計です。内部写真は禁止されていたので撮ることはできませんでしたが、11mもある壁面いっぱいに書棚が取付けられており、その蔵書の展示は2万冊にも及ぶそうです。また、ここも安藤さんの他の建築物と同じく、光と自然の取り入れ方が見事です。安藤ファン、司馬ファンの皆様には、ぜひ一度訪れられることをお勧めします。
天気に恵まれた日曜日、奈良に向かいました。途中、法隆寺に立ち寄ってから、奈良市写真美術館というところで相田みつをさんの展覧会が行われているのを知っていましたので行ってみました。
ここは黒川紀章さんの設計した建築物ですが、奈良という土地柄にあわせ、日本の伝統建築の美の特徴である瓦屋根を採用した美術館です。奈良公園から離れた静かな場所にあるのですが、さすがに相田さんの人気は高く、たくさんの人が相田さんと入江泰吉さんという写真家の作品を楽しんでいました。
私も相田さんの作品が好きで、自宅にも好きな言葉を飾っていますが、この方の魅力はなんでしょう?何と言っても押し付けがましくないところが一番ですが、人間らしく生きることの素晴らしさ、人間へのやさしさ、一人ひとりは小さな人間なのだから人としてのバランスの大切さ、などなど言葉ではうまく言えませんが、この宇宙や人間の奥深さが短い言葉から感じ取ることができて、深い感銘を覚えるのです。
今日の東住吉区はあいにくの雨で、運動会は途中で中止になってしまいました。PTAの皆様、職員の皆様ご苦労様でした。
ところで昨日、立ち寄った本屋さん(というより最近の本屋さんは雑誌屋さんですね)で、またもや「おとなのロック!」という雑誌を買ってしまいました。中身は元ロック少年だったおじさん向けに、なかなか充実した内容です。そういえばこちらはフォークですが、吉田拓郎と南こうせつが嬬恋で何十年か振りに野外コンサートをやったんですね。元フォーク少年少女達が感動している様子がつい最近伝えられていました。拓郎は肺がんだったですね。肺がんは苦しむガンらしいですが、克服してる姿は人々に勇気を与えてくれます。
そういえば、我が胃がん親父も元気になりつつありまして、先日は退院後の初通院で今のところ、転移はありませんでした。体重も元に戻りつつあります。
これもそういえば先週だったかタレントが田舎に泊まる番組で、谷村新司が登場しました。で、泊まったお宅には楽器が置いてあって、ご主人さんが元フォーク少年。よくできた話じゃございせんか!スタッフさんご苦労さんです。そして、お礼に谷村とセッションするんですから、ご主人さんしびれしまくり!そら、谷村といえばアリス!僕らの高校時代にアリスといえば、僕は違いましたがフォーク少年には神格化されてた存在ですからね。音楽は素晴らしい!そして、今日はと思いテレビ欄を見てみたら、デビ婦人ですと。うーん。
話は戻って、「大人のロック!」にWHOが(世界保健機関ではありません)が24年ぶりにアルバムを出してワールドツアーに出ると書かれています。大丈夫ですかね?
ところで我がローリングストーンズはまだ転がり続けているんですね。昨年の8月からアメリカでスタートしたワールドツアーはヨーロッパを回って9月に終わったんですが、2週間ほど休んだだけで、構成を変えてまたアメリカツアーに出てるんです。もう20ヶ所以上決まっているようです。どんな体力してるんでしょうね。どうせジェットで運ぶんですから、今回来なかった大阪にもついでにきて欲しいですね。それにしてもアメリカの需要の多さには驚かされます。アメリカは景気がいいのですね。