映画を観てきました。
「つぐない」です。
興味のないかた、これからこの映画を観るかたは
スルーしてください。
イギリス現代文学の代表ともいえる、
イアン・マキューアン原作「贖罪」の映画化。
1930年代のイギリスの富裕者階級の娘セシーリアと
使用人の息子だけれど優秀な青年ロビーは
お互いに愛し合っていることに気付いた夜、
セシーリアの妹の嘘によって引き裂かれます。
ロビーは性犯罪者として刑務所から戦争の前線へ。
何不自由なかったセシーリアは家を出て看護婦の道に進みます。
妹の嘘と時代の流れに翻弄され
愛し合いながらも会えることなく、ふたりは戦争の犠牲となります。
そして、妹のブライオニー。
その罪の重さに苦しみながら、自分もまた看護婦となり
人のために生きることに道を見出そうとしますが
後に子供のころからの夢だった作家になって
死を目前にしたときに、やっと実名での自伝「贖罪」を
発表します。
観終わったあと、心を打たれながらも
なぜか釈然としない感。
結局ブライオニーの自己満足な贖罪でしかないんだよね。
自分が死を目前にしたときに
「書かなきゃ」と思ったんだろうけど
本当につぐなわなければならないセシーリアとロビーは
数十年前に亡くなってしまったんだから。
少女時代、娘時代の暗く思い詰めたような表情が
最後の老女となったブライオニーの
なんだか晴々したような顔。。。って、思いすごしかな~
自分が重い罪から逃れたかっただけなんじゃないの?
と、思ってしまいました。
贖罪って、相手があって、その相手が許してくれてこそ。
謝る相手も、当時を知る人たちもみんな亡くなって
最後に「~こうでした。ごめんなさい」は
引き裂かれてしまったふたりが
あまりにも可哀そうで。。。。
私の解釈、間違っているかもしれないので
原作を読んでみようかな、と思います。
でも原作は上下巻で700ページ超え??
マジ、読めるかなー。(汗)
映像はとても美しかったです。
もちろんキーラ・ナイトレイも。
イギリスの邸宅、私のツボですね。
大きなドールハウスとリアルな動物のミニチュア。
すてき過ぎました。
「つぐない」です。
興味のないかた、これからこの映画を観るかたは
スルーしてください。
イギリス現代文学の代表ともいえる、
イアン・マキューアン原作「贖罪」の映画化。
1930年代のイギリスの富裕者階級の娘セシーリアと
使用人の息子だけれど優秀な青年ロビーは
お互いに愛し合っていることに気付いた夜、
セシーリアの妹の嘘によって引き裂かれます。
ロビーは性犯罪者として刑務所から戦争の前線へ。
何不自由なかったセシーリアは家を出て看護婦の道に進みます。
妹の嘘と時代の流れに翻弄され
愛し合いながらも会えることなく、ふたりは戦争の犠牲となります。
そして、妹のブライオニー。
その罪の重さに苦しみながら、自分もまた看護婦となり
人のために生きることに道を見出そうとしますが
後に子供のころからの夢だった作家になって
死を目前にしたときに、やっと実名での自伝「贖罪」を
発表します。
観終わったあと、心を打たれながらも
なぜか釈然としない感。
結局ブライオニーの自己満足な贖罪でしかないんだよね。
自分が死を目前にしたときに
「書かなきゃ」と思ったんだろうけど
本当につぐなわなければならないセシーリアとロビーは
数十年前に亡くなってしまったんだから。
少女時代、娘時代の暗く思い詰めたような表情が
最後の老女となったブライオニーの
なんだか晴々したような顔。。。って、思いすごしかな~
自分が重い罪から逃れたかっただけなんじゃないの?
と、思ってしまいました。
贖罪って、相手があって、その相手が許してくれてこそ。
謝る相手も、当時を知る人たちもみんな亡くなって
最後に「~こうでした。ごめんなさい」は
引き裂かれてしまったふたりが
あまりにも可哀そうで。。。。
私の解釈、間違っているかもしれないので
原作を読んでみようかな、と思います。
でも原作は上下巻で700ページ超え??
マジ、読めるかなー。(汗)
映像はとても美しかったです。
もちろんキーラ・ナイトレイも。
イギリスの邸宅、私のツボですね。
大きなドールハウスとリアルな動物のミニチュア。
すてき過ぎました。