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『北の国から』黒板純の人生がハード過ぎる(その2)【ラーメンと万札】

2017-03-18 18:16:09 | テレビ

ハードモード過ぎる「北の国から」黒板純の人生をお送りしております。


あの名セリフ、この名セリフが飛び出しますが。
純君は安定のクズです。







1から5までは第1弾のエントリーで扱いました。
第2弾は6~11くらいまで。




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●正吉もなかなかハード



一番最初のスペシャル版。
純君より先に正吉が大人になりました。


「オレもう一本よ、生えて来たからよ、ちんぽに毛が!」
「えーー!見して見して!見してくれよ!」
「抜くなよ!」
「抜くかそんなもん!」


抜いてどうすんだ、そんなもん。

とまあ勝ち誇る正吉なのですが。
正吉の人生がまた壮絶。


黒板家に転がり込んでいた正吉。
五郎さんが正吉の母・みどりさんの連帯保証人になるのですが、その借金の額700万。

母親のこしらえた借金を、連帯保証人の息子・純の隣で聞いてしまう正吉。
現実を受け入れることが出来ず飛び出す正吉を待っていたのは、真冬の吹雪。

帰らなかった正吉は、雪の山の中で発見され……



正吉ぃ、幸せになってくれよお……

この『83’冬』、名シーンといえばこれ。

 

笠智衆さん演じる、豆大尽・松吉さんの豆まき。

全シリーズ通して神がかってるシーンのひとつですね。




●不注意から家が大炎上だし、警察の取り調べではしどろもどろだし。

『84’冬』です。

五郎が出稼ぎから帰ってくる日。
スキーに夢中になって時間に遅れてしまった純と正吉。
急いで着替えをするのですが、ふたりともストーブの上に濡れた服を乗せてしまい…


大炎上(文字通り)

出火の原因について取り調べが行われます。
その時の純がまたひどいったら。


「よく覚えてない…」
「僕は…」
「僕は…」


まどろっこしいな!
わかっちゃいたがまどろっこしいな!!


純がそんな調子なので、男前の正吉が罪を被ることに。
ふたりで招いた大炎上とはいえ、ひとりで責任を負うことになった正吉と、正吉に罪をかぶせた純。
気まずい、絶妙に気まずい。



●食ってる途中のラーメンを下げられそうになる

とはいえふたりは小学生。
麓郷に他に遊ぶメンツもいないので、気まずさ残しながら仲良くやっていきます。

そうして迎えた夏。
東京からおっぱいとクソガキがやってきた。

このクソガキ・努君がまたムカつく仕上がりになっていました。
いつぞやの純を彷彿とさせるマセガキ、都会のもやしっ子。
純と正吉は「クソガキこの野郎!」と、努君が持っていたパソコンの本を盗んでしまいます。

別な日に空知川で遊んでいた純達。
そこへ乱入した努君のムカつく言動によって、純と正吉は……



この都会っ子わがまま発言にとうとうブチ切れた純と正吉。
努君のパンツとズボンを剥ぎ取ってその場を去ってしまういます。
そのパンツを返す返さないめぐって純と正吉は言い合いに。

返したいなら返しにいけばいいのに、煮え切らない純の態度に業を煮やした正吉が純にブチ切れ。

「やっぱりおめえは、きったねぇヤツだな!!!」


ちなみにこのあと努君は肺炎おこして入院しまして。

その後、努君のお母さん・おっぱいからの連絡が五郎さんに入りました。
当然ながら純に事の詳細を聞く五郎さん。

「筏に乗ろうとしたのは?」
「正吉君です」
「努の短パンを持って帰ったのは?」
「正吉君です」
「パソコンの本を取ったのは?」
「正吉君です」


全 て 純 君 で す 。



そんなへなまずるい純君。
彼にとうとうその時がやって来ます。

旭川に引っ越すことになった正吉。
冬、夏の出来事を微妙に引きづったまま2人は別れることに。


「まぁ死なないで生きててくださいよ」
「おたくもしっかり生きててくださいよ」


男の中の男・正吉との別れにこらえきれなくなった純。
富良野駅からの帰り道、家族で寄ったラーメン屋で、真相を暴露しました。

涙なくしては見られない純の告白。
五郎と純の深い愛情。
そして正吉との友情。


それを中断しようとした店員さんに五郎が激おこしたのが、これ。


「子どもがまだラーメン食べてる途中でしょうが!」

「子供がまだ食ってる途中でしょうが」






●彼女が夜逃げ、駆け落ち計画がおじゃん。

このあたりから純君のkuzu無双が始まります。

「87’初恋」、純は中学3年生になりました。



電気機具に興味を持ち、いつもペンチを携帯して手当たり次第分解してるボーイ。
帰り道に自転車のチェーンが外れて困っていた女の子と知り合うことに。


れいちゃん登場。

自転車の修理ををきっかけに知り合った2人。
親密になり、一緒に東京の高校に進学すると約束します。


仲良くなりましたね。


微笑ましいよね。


※「北の国から」のワンシーンです。

それなのに、れいちゃんの家はある日突然夜逃げ。
家が抱えていた借金でした。
純はひとりで東京へ向かうことになり、このときにあの泥の付いた一万円札が登場します。


「しまっとけ、金だ。お前が記念にとっとけ。ぬいてみな、ピン札に泥がついとる。お前の親父の指についてた泥だろ。おら受けとれん、お前がとっとけ。一生宝にしろ」

古尾谷さんも故人だってのが受け入れがたいですね。

 

吉岡さんも名演でした。




●バイクは盗難車だったり傷害事件起こしたり、踏んだり蹴ったり。

それから一年半

純は東京に来て一年半、一度も富良野に帰っていませんでした。
髪を染め、バイクに乗ることが何より好きでたまらなかった少年・純。

あこがれの400CCを手に入れます。やったね!


でも実はそれ盗難車。

さらによくないことは重なり。
純は大事にしていたあの一万円札が盗まれたことで激昂。
傷害事件を起こしてしまいます。

そんなこんなで過ぎてゆく時間。


蛍も蛍で大人になったり。


五郎さんが少し年をとったり。


純は純でれいちゃんとお付き合いを重ねていました。



●偶然出会った浮気相手を孕ませる


「92’巣立ち」j、純君のクズ無双に磨きがかかります。


ガソリンスタンドで働く純が出会ったのは、ピザ屋のたま子。


なぜか、デートをすることに。



なぜか、ラブホテルに行くことに。

なあ待て純。
おまえ札幌にれいちゃんがいるんだろ。
おまえそれ浮気だろ。



「そこで…健さんの前で…大人の壁を越えた・・・」

健さんだって困るよそれは。

タダの浮気で止まればいいものを。
どんどんのめり込んでいく純。
どんどんクズルートに沈んでいく純。

その日がやって来ました。

タマ子の妊娠が発覚。
しかし、タマコは純に相談せず、堕胎してしまいます。


そうです、あの名セリフのあのシーン。



妊娠をさせたこと、中絶させたことを詫びる五郎と純。
誠意のために五郎はかぼちゃを相手に渡すが、受け取ってもらえない。


「誠意って何かね?」



豆大尽もトラック運転手もタマ子のお父さんも。
演じている役者さんが故人ってあたりですかね。
ドラマは色あせないとはわかっているものの淋しい気持ちになりますね。




東京に疲れ切った純君は富良野に帰ります。
そこで出会ったのは宮沢りえ。

そして蛍無双がはじまります。


続きはまた今度。




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2 コメント

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続き… (ななしこ)
2018-06-25 11:01:55
ぜひ続きが読みたいです…!待望してます!
返信する
Unknown (Unknown)
2018-08-05 15:18:34
『北の国から』黒板純の人生がハード過ぎる
読まさせていただきました。続きはまだですかー?笑
返信する

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