『あさが来た』6週、「妻の決心、夫の決意」の長文ネタバレ感想まとめ。
どえりゃあ衝撃はなくとも、いろんなことを考える週でした。
お父さんたちのシーンと櫛田様のところは「いいもんみたな」って素直に思える
関連リンク
・『あさが来た』5週、お姉ちゃんの笑顔、惣兵衛の笑顔、あさの笑顔。
・『あさが来た』4週、時代の変わり目、姉妹の底力。
『まれ』、『あまちゃん』他、朝ドラ関係の記事はこちら。
・朝ドラ感想記事のまとめ。
■はつの笑顔
妊娠発覚も惣兵衛不在のはつ。
「今は酸っぱいもんに目があれへんよ!って」
「うちの心配する暇あったら自分の心配しなさい」
「なんや、さみしいのはあんたやあらへんの!」
はつにはつらしい表情と言葉が戻ってよかった。
もうこの先は失われないって気がする。
惣兵衛さえ帰ってくれば。
で、相変わらず菊さんはお着物で置物状態の菊さん。
「こないな時やからこそ、もっと明るう前見て生きな」と栄達さん。
ツーンとしてたのにちょっとこっちむく菊さんが可愛いって思ったのはここだけの話。
■なもなも新次郎。
指先とか前腕とか首筋とか色っぽい。これなんて玉木宏?
「はぁ?ぁ、何や嫁さんやのうて男の衆と話してるみたいやわ。ハッ」
あさが「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん」のときは「すんすんすんすん」言ってた新次郎。
はつの件が落ち着き、あさが「石炭石炭石炭石炭」言い出したら「なもなもなもなも」と新次郎。
あれだけあさのことを思ってた新次郎が一転、このイラッとくる言動。
五代さんに相当嫉妬してるんだろうな。
ところで
「九州のほうが北海道より近い」
「北海道の人は舌がいかれとる」
BKと北海道の因縁再び。
■としみち・ひげみち
大河で全然出してくれなかったし、るろ剣ではすぐ暗殺されちゃったから、
朝ドラで(ヒゲと鹿児島方言が)暴走する大久保利通。
大阪では大阪弁、同郷のひげみちと話すときはゴテゴテの薩隅方言。
たまに英語まじり。
ディーンさん大変そうだけど、おかげで分かりやすい。
(ひげみちと五代さんの会話、字幕なしだと辛い)
■ナチュラルいけず、嫁いびり四天王に入るか。
よのさん(加野屋の姑さん)、嫁いびり四天王の座を狙ってたのか。
蔵閉じ込めなど『和枝ちゃん記録』を更新するかと思われていた菊さんだけれども、もはやただの可愛い憎まれ口。
■おいど、パート2
「あさちゃん、おいどはご無事だすか?」
……2回目だとなんか意味深。
■3人のお父さん
加野屋に今井さんちのお父さんがやってきました。
「それは東京でも名を成し、大忙しのはずの父・忠興でした」
縁側で娘と息子の成長を語り合う正吉さんと忠興さん、明治のビジネスマンたち。
平成でこんなふうに語り合うお父さんたちってあまり見なくなったな。
厳しいけれど、その言葉からにじむ愛情の深さが感じられる、今井屋の忠興お父さん。
柔軟な頭と人の良さで時流に乗っていく加野屋の正吉お父さん。
それからもう一人、山王寺屋を守ることはできなかったけれど、眉山家として菊、はつ、ふゆを守る栄達お父さん。
「お父ちゃんでええわ」
「お父様」や「旦那様」は、栄達さんにとって立派な着物みたいなもんで、今の生活には要らないもの。
適応していく栄達さんと、置物になって憎まれ口叩くしかない菊さんと対照的な夫婦。
でもこの夫婦もこの夫婦として、ありなのかもしれない。
そんなはつたちの暮らすところにやってきた忠興お父さん。
はつを遠くから見つめる忠興パパ。
はつからの援助を断ったことを思い出し、はつの言っていた「お家を守る誇り」が脳裏によぎってるんだろう。
わからない程度に目元口元が緩むのが、惣兵衛と似てる。
忠興さんに気付いたのは栄達さんだけ。
時流の新しい風に乗った今井家と、振り落とされた眉山家だけれど、でもふたりははつの『お父ちゃん』。
先に忠興さんが頭を下げ、栄達さんはもう逃げもせず目を逸らさないまま頭を下げる。
清々しい自然の中では身分なんて関係ない。
通い合う思いと託した大切なもの。
ふたりの父親の凛々しい姿がじんわりしみる。
「おまえにとってお家を守るいうんはそういう事なんやろ」
「助けはせんが、勝手に頑張れ」
炭鉱事業の将来性、危険性を説明しつつ、それでもあさは大股で進んでいくことを知っている忠興さん。
娘ふたりの成長を目の当たりにしてほんの少しだけ寂しそうな背中。
「おおきに、お父ちゃん」
「おおきに、お父はん」
ふたりの父からのエールと、ふたりの娘から『おおきに』。
どちらもお互いがお互いの気持ちをわかってて、まずは感謝を伝える暖かい言葉だなあって。
あのほんと、今井家で本編越えかねない盛大ななスピンオフを(以下略
■あさと新次郎
落ち込み気味の新次郎を、三味線のお師匠さん・美和さんが励まします。
なんだか艶めかしく手をつなぎ、「あああああ」となりかけますが……
あのときあさが縫ってた粗い縫い目の着物がほつれてしまう。
新次郎はあさのことを思い出す。
はつが縫ったほうが綺麗だし美和さんに縫い直してもらったほうがいいけど、新次郎はこの粗い縫い目を選んだのね。
そんな粗い夫婦が見ていて気持ちがいい。
まさかね、あさの下手な針仕事に先週の「実ははつさんとの再会フラグ」だけじゃなくて、こんな効果があったとは。
■青物売りの正体
あさが、新次郎とよのたちの話を立ち聞き。
それは新次郎にお妾さんを、という話でした。
新次郎の想いも露知らず、落ち込むあさ。
そこへやってきたのが、青物売りの恰好をしたはつでした。
「今はお姉ちゃんに言いたないねん」
「なにかあったん?」とはつにきかれるあさ。
お姉ちゃんのおかげで笑えた、何もないことはないんだけど今は言いたくない。
お姉ちゃんが眩しいから。
あさと新次郎の絆の象徴、パチパチはん。
はつと惣兵衛の絆の象徴、やや子。
妾話でパチパチはんの思い出が霞んで見えてたら、そりゃあはつの大きなお腹は眩しく見えるわな。
あさには旦那様が、はつには赤ちゃんがそれぞれそばにいる。
それはお互いが持ってないもの。
持ってないものを持ってるから「眩しい」んだろう。
しかしここでうめのカットを入れるのがうまいなって思う。
ずっとあさを見守ってきたうめ。仲良し姉妹が、良い意味で距離を取り始めた瞬間の切なさかなあ。
偶然ながら加野屋で産気づいたはつ。
いやしかし加野屋にいるタイミングでよかった。
ここのほうがよっぽど衛生的にも安心(きっと黒蛇さんの念か何かだな)
■許嫁チェンジの因縁
元気な男の子を出産し、産後も無事に過ごし、加野屋を後にしたはつ。
はつを見送りに、あさも外へ出た直後、ずっとため息ばかりをついていたよのさんが……
「(はつが)うちらの嫁だったらよかったのになあ」
お妾さんの話に引き続き、「はつが加野屋に嫁いでいたら」とよのの言葉を聞いてしまったあさ。(うっすら覗き込んでます)
自慢の姉と比べられることは、妹のあさにとって一番辛いこと。
あさは動揺したのか、あるいはこれ以上聞きたくなかったのか、新次郎と目を合わせようとしない。
姉妹それぞれの幸せが描かれるたびに、第1週の許婚チェンジの因縁が過るからなんて業深い脚本よ。
そんな因縁が、痛みとなってあさに突き刺さる。
よのの言葉が、針のように突き刺さる。
商売は出来ても、お世継ぎを産むことには貢献できていない。
針仕事すらうまくできない。
そんなあさの粗い縫い目が、新次郎に「自分の帰る場所」を思いださせたことを、あさは知る由もない。
散らかった仕事道具、あさがこれまで打ち込んできたことが居場所をなくしそうに影へ追いやられてる。
うめの表情がまた切ない。
■新しい風
そんなとき、やってきたのが山屋さん。
風の中を歩き、持ってきたのは…・
石炭はあさが乗る『新たな風』なのか。
忠興さんや正吉さんたちが乗った明治の風に、さらにまた新たな風が吹いてるんだなあ。
「あんたほんまに覚悟はできてますのんか?」
「私はもう止めしまへん」
「ようよう考えて進んだ道には必ず新しい朝がくる」と新次郎はかつてあさに言っていたけれど、
それは正吉さんの言う『覚悟』にも似たものだったのかもしれない。
忠興さんの「勝手に頑張れ」も正吉さんの「もう止めない」もあさにとっては心強い励ましなんだろう。
父親であると同時に、ビジネスの大先輩。
明治期の女性であるあさと、新進気鋭のビジネスウーマンのあさを絡ませて描くから秀逸。
■妻の覚悟
「お妾さんを囲うてください」
嫁として子を持ち家を守る。
あるいは四男坊として商才を発揮し、家を守る。
どちらも家を守るのだけれど、両立は出来ない。
現代よりも前者を選ばなければいけなかった時代に、後者を選ぶことを決めたあさの『覚悟』。
それは誰よりも大好きな旦那様へ、「妾を囲ってくれ」という切ない頼み。
はつの出産、姑の言葉、ビジネスチャンス、問われた覚悟…
そこから新次郎へ頼むことへの流れが自然だなと思う。
きっかけとなったはつの出産。
もちろんめでたいことだけれど、姉妹で比べられることは辛い。
それがお互い大好きな姉妹ならなおさらに。
それが人生を賭したことならなおさらに。
それが女としての部分ならなおさらに。
あさには全部のしかかって、誰が悪いでもなくて、それでも潰れまいと堪えてるあさの覚悟。
これは明治初期だからまだわかるんだけれども、100年経った平成の世でもあまり変わらない。
現代女性の「結婚?仕事?」の取捨選択と重なる。
社会の仕組みは変わっても、人の根底の部分は変わらないものなのかなあと。
人の意識は変わらなくても、この時代に精一杯生きた人を演じきる、描き切る。
役者陣にも製作スタッフの『覚悟』を感じる。
「ええお方を選んでくなはれ」
「わかった」
新次郎の顔を直視できない。答えを聞きたくない。
目を大きく開いて、どんな答えが返ってきても受け入れようとしているあさが切ない。
新次郎からパチパチはんをプレゼントされたあの日からいろいろあった。
祝言すっぽかしや、新選組の夜、綺麗な縫い目。
いろいろあったけれど、あさは一貫して新次郎に惚れていた。
■大丈夫だよ
そんなあさの相談相手ははつ。
「ほんまやなあ、楽しいなあ」
本当ははつもあさも辛いのに、姉妹で冗談言い合って支え合って。
二人で話せば恋話にすれば、新しい出会いが待ってることを考えれば、笑顔になれる。
姉妹がつないだ手、はつと惣兵衛の手、あさと新次郎の手、美和さんと新次郎の手。
つなぐだけじゃなくてその手にきちんと血が通ってて気持ちがそこにあるから、手だけのカットに涙が出そうになる。
■ラブの話
場面変わって、ひげみちが見守る寄合所。
「ラブの話をしましょう」
「らぶ?」
何度も言うがこの字幕芸が上手い。
あさを口説く?意図をもって恋話を振った五代さんは意味をわかってるけど、あさは「love」の意味をわかってない。
だからひらがなで「らぶ?」とな。
五代さん、あさのビジネスの才能をほめちぎるのですが、直前に新次郎をディスってしまいます。
そのおかげで
「お三味線やお茶や謡かて大事だす!そないな芸事をこなすいうのはいわば大阪商人の粋なんだっせ」
「男前の力自慢より、ふらふらしてるかよわい旦那様が好きなんだす!」
「loveだの愛だのはよくわからないけど、新次郎をバカするのはたとえ五代さんでも許さない」
とあさは五代さんを通して新次郎への思いを口にして、改めて自分の気持ちに気付いたんだな。
五代さんはあさにとっての案内人。本人たちが自覚してないのがいい。
しかし「Love」の和訳は本当に難しいんだなと。
「愛してる」でもあさは「は?」で、「惚れてる」で「ああそれね」だったから、夏目漱石じゃないけど訳すの大変だったろうな。
(つか五代さん、そのうち「アイミスユー」を言い出しそう)
五 代 様 に は 効 か な か っ た 。
むしろワンダフル。
■時には雨も降って
いったん帰宅するも、雨の中飛び出してしまったあさ。
そんなあさを追いかける新次郎は、神社であさを見つけて、「妾は囲わない」ことを伝えるも……
「何でだす?お家のために大事なことだす!」
妾は囲わない、と伝えた新次郎にあさが言った言葉。
あさがあさに向けて言おうとしてる言葉なのかもしれない。
そのへんの女子高生ではなく、お家を背負っている嫁だからこそ、家の商売も担ってる嫁だからこそ言える言葉なのかもしれない。
ようやく本音をぶつけたあさと新次郎は、ようやくお互いの想いが通じ合ってることに気づきます。
普段は恋愛ものとか苦手なのですが、ここまでの流れがあまりに自然で完全にふたりの「ラブの話」に魅入ってました。
「帰ろうか」じゃなくて「行こうか」ってのがいいな。
新次郎とあさの前途は多難だけれども、ふたりで歩いていく。
時には雨も降って涙も溢れるけど、思い通りにいかない日は明日がんばろう。
↑
2015年で1番かっこよく番傘開いた人。
■新しい時代
無事に両想いになった新次郎とあさが帰宅すると、お客様。
例の炭坑の持ち主である櫛田様。(演:木村佳乃)
「ああたがあささんですと?」
べっぴんさんで、お上品な櫛田様。(そりゃそうだ、木村佳乃だもの)
お上品な中にソフトな方言。
このソフト加減が絶妙でいい。
しかし炭坑を買い取る資金が足りず…となっていたときに、正吉さんが急に言い出した。
土佐堀川の一角にある米蔵を売りに出すと。
「あんたを信じていく、そう決めましたんや」
炭坑を売りに出す櫛田様もだけど。
懸命に土地を守り続けてきた時代に替わって、そこに生きる人を守っていく時代なんだなと。
「これからだす。これからようよう加野屋の新しい商いがはじまるんだす」
新しい時代、新しい商い。
何が起こるかわからないけどワクワクする。
明治の初期ってどうしても政治的なことに焦点が当たりやすいけど、市民にとってはこういう時代だったんだな。
そんな櫛田様、帰りがけに新次郎を呼び止めて…
「女ん人が大股で歩き続けるのは難しいことですき」
櫛田様もあさみたいにかつては大股で歩いていたんだろうな。
けれど歩き続けるのは難しかったんだろう。
その行程の続きをそっとあさに託す。
櫛田様の生き方、ワンダフル。
「近いうち女ん人がアメリカに留学するそうやけ」
ってこれ津田梅子のこと?
津田塾大の設立、女子教育の先駆者……何か意図があるのかな。登場するのかな?
■女性が歩き続けるということ
「ああた分かっとると?自分が恵まれとるちゅうことを」
力強い忠興さん。
覚悟を問うた正吉さん。
無自覚案内人の五代さん。
笑わせてくれる姉のはつ。
そして新次郎。
九州編に入る前に、あさを取り巻く環境を櫛田様にまとめさせる脚本すげえ。
現代でも限られた人しか出来ない「女性が大股で歩き続けること」。
必ずどこかで何かにぶつかる。
家族のこと、社会的評価のこと、体のこと。
いろんなことにぶつかってめげそうになるけども、あさみたいに「恵まれとる環境」を作り出すことができればいいんだなって元気もらえる。
■妻の決心、夫の決意
「そない寂しいこと耐えられへん。」
「泣かされてんのはわての方や言うてんのに」
寂しいと素直な本音をもらす新次郎。
神社であさがぶつけた本音への返事か。
新次郎に対しても、ここでもはつがいい仕事してるんだな。
なんかちょうどいい距離感。
「加野屋をよろしゅう頼む」
「わて泣かしたらあかんで」
一番言われたかった言葉を一番言われたかった人から言われて、こうやってあさの心が満たされてくんだなあ。
加野屋を守る、か弱い旦那様を守る。
あさの決心。
週タイトルは「妻の決心、夫の決意」。
『覚悟』の末に、ようよう考えて進むことを『決心』したあさ。
そんなあさの『覚悟』と『決心』を受け止めて、自分がどうあさを支えていくかを『決意』した新次郎。
もう1組の夫と妻。
惣兵衛不在のまま栄達さんたちと共に子供を育てていく『決心』をしたはつ。
どこかで何か違う道を歩むことを『決意』したのかもしれない惣兵衛。
決心/決意/覚悟……
日本語の微妙な表現のニュアンスの違いをとらえてる話とか私大好物。
■美和さんの生き方
「それはうちの生き方とはちょっと違うてますさかい」
明かされるお妾さん話の真相。
よのさんの誘いを断った美和さん。
美和さんは、あさやはつの比較対象ではなく、彼女もまた新しい時代を生きることを決めた女性。
様々な「女性の生き方」を描く。
これだけ描いて食傷感がないのは、余計なことを描いてない、厳選カットだからだろうな。
■五代友厚
「あんたは今からそれだけ危険な場所に行くいうことや」
「あんたと私を最初につないでくれたのもこのピストルや」
ハードボイルドなお守りを渡した五代さん。
自らも危険な目に遭ったんだろうなあ。
五代さんなりに覚悟を問うてるのかも。
……と思ったら、やっぱりラブの話をしちゃう五代さん。
思い出すあの事案。
そんな五代さんが大好きや。
「あささんやったら、きっとやれる」
「やれる」を「殺れる」に変換するあさクラスタ続出。
【ツイッターにおける五代さんの扱われ方】
・ロリコン事案
・ハイブリッド鹿児島弁
・ルー五代
・妖精さん
・意識高いドM
・ポジティブイケメンストーカー
ああ愛すべき大阪近代経済の父。
■そして九州へ
「炭坑までの道がどないなんか歩いて確かめたいんだす」
これから通商路となる道、従業員や取引相手か歩く道を、自分の五感で確かめておく。
これって経営者に大事なことだと思うの。
あさの商才を実感。
「大股で歩き続けることは難しい」と櫛田様の言葉が脳裏をよぎりつつ。
大股で山道を登っていくあさの背中が頼もしい。
がんばれって素直に応援したい。
月曜の朝が待ち遠しい。
これだよこれ!!
この半年間なかったのこれ!!
<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
■おまけ
藪からスティック
荒ぶる雁助さん
前世、源氏の御曹司・源義朝としての記憶がよみがえった新次郎さん。
よのさんはお妾さんをまだ探している。
亀助さん、トレンド入りおめでとうございます。
■来週の「あさが来た」
来週は
・黒蛇捕獲
・極妻あさ
・だんな様のひみつ
・大相撲九州場所
の4本立てです。楽しみです。
毎週のことながらここまで長いエントリをお読みいただきありがとうございました。
どえりゃあ衝撃はなくとも、いろんなことを考える週でした。
お父さんたちのシーンと櫛田様のところは「いいもんみたな」って素直に思える
関連リンク
・『あさが来た』5週、お姉ちゃんの笑顔、惣兵衛の笑顔、あさの笑顔。
・『あさが来た』4週、時代の変わり目、姉妹の底力。
『まれ』、『あまちゃん』他、朝ドラ関係の記事はこちら。
・朝ドラ感想記事のまとめ。
■はつの笑顔
妊娠発覚も惣兵衛不在のはつ。
「今は酸っぱいもんに目があれへんよ!って」
「うちの心配する暇あったら自分の心配しなさい」
「なんや、さみしいのはあんたやあらへんの!」
はつにはつらしい表情と言葉が戻ってよかった。
もうこの先は失われないって気がする。
惣兵衛さえ帰ってくれば。
で、相変わらず菊さんはお着物で置物状態の菊さん。
「こないな時やからこそ、もっと明るう前見て生きな」と栄達さん。
ツーンとしてたのにちょっとこっちむく菊さんが可愛いって思ったのはここだけの話。
■なもなも新次郎。
指先とか前腕とか首筋とか色っぽい。これなんて玉木宏?
「はぁ?ぁ、何や嫁さんやのうて男の衆と話してるみたいやわ。ハッ」
あさが「お姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃんお姉ちゃん」のときは「すんすんすんすん」言ってた新次郎。
はつの件が落ち着き、あさが「石炭石炭石炭石炭」言い出したら「なもなもなもなも」と新次郎。
あれだけあさのことを思ってた新次郎が一転、このイラッとくる言動。
五代さんに相当嫉妬してるんだろうな。
ところで
「九州のほうが北海道より近い」
「北海道の人は舌がいかれとる」
BKと北海道の因縁再び。
■としみち・ひげみち
大河で全然出してくれなかったし、るろ剣ではすぐ暗殺されちゃったから、
朝ドラで(ヒゲと鹿児島方言が)暴走する大久保利通。
大阪では大阪弁、同郷のひげみちと話すときはゴテゴテの薩隅方言。
たまに英語まじり。
ディーンさん大変そうだけど、おかげで分かりやすい。
(ひげみちと五代さんの会話、字幕なしだと辛い)
■ナチュラルいけず、嫁いびり四天王に入るか。
よのさん(加野屋の姑さん)、嫁いびり四天王の座を狙ってたのか。
蔵閉じ込めなど『和枝ちゃん記録』を更新するかと思われていた菊さんだけれども、もはやただの可愛い憎まれ口。
■おいど、パート2
「あさちゃん、おいどはご無事だすか?」
……2回目だとなんか意味深。
■3人のお父さん
加野屋に今井さんちのお父さんがやってきました。
「それは東京でも名を成し、大忙しのはずの父・忠興でした」
縁側で娘と息子の成長を語り合う正吉さんと忠興さん、明治のビジネスマンたち。
平成でこんなふうに語り合うお父さんたちってあまり見なくなったな。
厳しいけれど、その言葉からにじむ愛情の深さが感じられる、今井屋の忠興お父さん。
柔軟な頭と人の良さで時流に乗っていく加野屋の正吉お父さん。
それからもう一人、山王寺屋を守ることはできなかったけれど、眉山家として菊、はつ、ふゆを守る栄達お父さん。
「お父ちゃんでええわ」
「お父様」や「旦那様」は、栄達さんにとって立派な着物みたいなもんで、今の生活には要らないもの。
適応していく栄達さんと、置物になって憎まれ口叩くしかない菊さんと対照的な夫婦。
でもこの夫婦もこの夫婦として、ありなのかもしれない。
そんなはつたちの暮らすところにやってきた忠興お父さん。
はつを遠くから見つめる忠興パパ。
はつからの援助を断ったことを思い出し、はつの言っていた「お家を守る誇り」が脳裏によぎってるんだろう。
わからない程度に目元口元が緩むのが、惣兵衛と似てる。
忠興さんに気付いたのは栄達さんだけ。
時流の新しい風に乗った今井家と、振り落とされた眉山家だけれど、でもふたりははつの『お父ちゃん』。
先に忠興さんが頭を下げ、栄達さんはもう逃げもせず目を逸らさないまま頭を下げる。
清々しい自然の中では身分なんて関係ない。
通い合う思いと託した大切なもの。
ふたりの父親の凛々しい姿がじんわりしみる。
「おまえにとってお家を守るいうんはそういう事なんやろ」
「助けはせんが、勝手に頑張れ」
炭鉱事業の将来性、危険性を説明しつつ、それでもあさは大股で進んでいくことを知っている忠興さん。
娘ふたりの成長を目の当たりにしてほんの少しだけ寂しそうな背中。
「おおきに、お父ちゃん」
「おおきに、お父はん」
ふたりの父からのエールと、ふたりの娘から『おおきに』。
どちらもお互いがお互いの気持ちをわかってて、まずは感謝を伝える暖かい言葉だなあって。
あのほんと、今井家で本編越えかねない盛大ななスピンオフを(以下略
■あさと新次郎
落ち込み気味の新次郎を、三味線のお師匠さん・美和さんが励まします。
なんだか艶めかしく手をつなぎ、「あああああ」となりかけますが……
あのときあさが縫ってた粗い縫い目の着物がほつれてしまう。
新次郎はあさのことを思い出す。
はつが縫ったほうが綺麗だし美和さんに縫い直してもらったほうがいいけど、新次郎はこの粗い縫い目を選んだのね。
そんな粗い夫婦が見ていて気持ちがいい。
まさかね、あさの下手な針仕事に先週の「実ははつさんとの再会フラグ」だけじゃなくて、こんな効果があったとは。
■青物売りの正体
あさが、新次郎とよのたちの話を立ち聞き。
それは新次郎にお妾さんを、という話でした。
新次郎の想いも露知らず、落ち込むあさ。
そこへやってきたのが、青物売りの恰好をしたはつでした。
「今はお姉ちゃんに言いたないねん」
「なにかあったん?」とはつにきかれるあさ。
お姉ちゃんのおかげで笑えた、何もないことはないんだけど今は言いたくない。
お姉ちゃんが眩しいから。
あさと新次郎の絆の象徴、パチパチはん。
はつと惣兵衛の絆の象徴、やや子。
妾話でパチパチはんの思い出が霞んで見えてたら、そりゃあはつの大きなお腹は眩しく見えるわな。
あさには旦那様が、はつには赤ちゃんがそれぞれそばにいる。
それはお互いが持ってないもの。
持ってないものを持ってるから「眩しい」んだろう。
しかしここでうめのカットを入れるのがうまいなって思う。
ずっとあさを見守ってきたうめ。仲良し姉妹が、良い意味で距離を取り始めた瞬間の切なさかなあ。
偶然ながら加野屋で産気づいたはつ。
いやしかし加野屋にいるタイミングでよかった。
ここのほうがよっぽど衛生的にも安心(きっと黒蛇さんの念か何かだな)
■許嫁チェンジの因縁
元気な男の子を出産し、産後も無事に過ごし、加野屋を後にしたはつ。
はつを見送りに、あさも外へ出た直後、ずっとため息ばかりをついていたよのさんが……
「(はつが)うちらの嫁だったらよかったのになあ」
お妾さんの話に引き続き、「はつが加野屋に嫁いでいたら」とよのの言葉を聞いてしまったあさ。(うっすら覗き込んでます)
自慢の姉と比べられることは、妹のあさにとって一番辛いこと。
あさは動揺したのか、あるいはこれ以上聞きたくなかったのか、新次郎と目を合わせようとしない。
姉妹それぞれの幸せが描かれるたびに、第1週の許婚チェンジの因縁が過るからなんて業深い脚本よ。
そんな因縁が、痛みとなってあさに突き刺さる。
よのの言葉が、針のように突き刺さる。
商売は出来ても、お世継ぎを産むことには貢献できていない。
針仕事すらうまくできない。
そんなあさの粗い縫い目が、新次郎に「自分の帰る場所」を思いださせたことを、あさは知る由もない。
散らかった仕事道具、あさがこれまで打ち込んできたことが居場所をなくしそうに影へ追いやられてる。
うめの表情がまた切ない。
■新しい風
そんなとき、やってきたのが山屋さん。
風の中を歩き、持ってきたのは…・
石炭はあさが乗る『新たな風』なのか。
忠興さんや正吉さんたちが乗った明治の風に、さらにまた新たな風が吹いてるんだなあ。
「あんたほんまに覚悟はできてますのんか?」
「私はもう止めしまへん」
「ようよう考えて進んだ道には必ず新しい朝がくる」と新次郎はかつてあさに言っていたけれど、
それは正吉さんの言う『覚悟』にも似たものだったのかもしれない。
忠興さんの「勝手に頑張れ」も正吉さんの「もう止めない」もあさにとっては心強い励ましなんだろう。
父親であると同時に、ビジネスの大先輩。
明治期の女性であるあさと、新進気鋭のビジネスウーマンのあさを絡ませて描くから秀逸。
■妻の覚悟
「お妾さんを囲うてください」
嫁として子を持ち家を守る。
あるいは四男坊として商才を発揮し、家を守る。
どちらも家を守るのだけれど、両立は出来ない。
現代よりも前者を選ばなければいけなかった時代に、後者を選ぶことを決めたあさの『覚悟』。
それは誰よりも大好きな旦那様へ、「妾を囲ってくれ」という切ない頼み。
はつの出産、姑の言葉、ビジネスチャンス、問われた覚悟…
そこから新次郎へ頼むことへの流れが自然だなと思う。
きっかけとなったはつの出産。
もちろんめでたいことだけれど、姉妹で比べられることは辛い。
それがお互い大好きな姉妹ならなおさらに。
それが人生を賭したことならなおさらに。
それが女としての部分ならなおさらに。
あさには全部のしかかって、誰が悪いでもなくて、それでも潰れまいと堪えてるあさの覚悟。
これは明治初期だからまだわかるんだけれども、100年経った平成の世でもあまり変わらない。
現代女性の「結婚?仕事?」の取捨選択と重なる。
社会の仕組みは変わっても、人の根底の部分は変わらないものなのかなあと。
人の意識は変わらなくても、この時代に精一杯生きた人を演じきる、描き切る。
役者陣にも製作スタッフの『覚悟』を感じる。
「ええお方を選んでくなはれ」
「わかった」
新次郎の顔を直視できない。答えを聞きたくない。
目を大きく開いて、どんな答えが返ってきても受け入れようとしているあさが切ない。
新次郎からパチパチはんをプレゼントされたあの日からいろいろあった。
祝言すっぽかしや、新選組の夜、綺麗な縫い目。
いろいろあったけれど、あさは一貫して新次郎に惚れていた。
■大丈夫だよ
そんなあさの相談相手ははつ。
「ほんまやなあ、楽しいなあ」
本当ははつもあさも辛いのに、姉妹で冗談言い合って支え合って。
二人で話せば恋話にすれば、新しい出会いが待ってることを考えれば、笑顔になれる。
姉妹がつないだ手、はつと惣兵衛の手、あさと新次郎の手、美和さんと新次郎の手。
つなぐだけじゃなくてその手にきちんと血が通ってて気持ちがそこにあるから、手だけのカットに涙が出そうになる。
■ラブの話
場面変わって、ひげみちが見守る寄合所。
「ラブの話をしましょう」
「らぶ?」
何度も言うがこの字幕芸が上手い。
あさを口説く?意図をもって恋話を振った五代さんは意味をわかってるけど、あさは「love」の意味をわかってない。
だからひらがなで「らぶ?」とな。
五代さん、あさのビジネスの才能をほめちぎるのですが、直前に新次郎をディスってしまいます。
そのおかげで
「お三味線やお茶や謡かて大事だす!そないな芸事をこなすいうのはいわば大阪商人の粋なんだっせ」
「男前の力自慢より、ふらふらしてるかよわい旦那様が好きなんだす!」
「loveだの愛だのはよくわからないけど、新次郎をバカするのはたとえ五代さんでも許さない」
とあさは五代さんを通して新次郎への思いを口にして、改めて自分の気持ちに気付いたんだな。
五代さんはあさにとっての案内人。本人たちが自覚してないのがいい。
しかし「Love」の和訳は本当に難しいんだなと。
「愛してる」でもあさは「は?」で、「惚れてる」で「ああそれね」だったから、夏目漱石じゃないけど訳すの大変だったろうな。
(つか五代さん、そのうち「アイミスユー」を言い出しそう)
五 代 様 に は 効 か な か っ た 。
むしろワンダフル。
■時には雨も降って
いったん帰宅するも、雨の中飛び出してしまったあさ。
そんなあさを追いかける新次郎は、神社であさを見つけて、「妾は囲わない」ことを伝えるも……
「何でだす?お家のために大事なことだす!」
妾は囲わない、と伝えた新次郎にあさが言った言葉。
あさがあさに向けて言おうとしてる言葉なのかもしれない。
そのへんの女子高生ではなく、お家を背負っている嫁だからこそ、家の商売も担ってる嫁だからこそ言える言葉なのかもしれない。
ようやく本音をぶつけたあさと新次郎は、ようやくお互いの想いが通じ合ってることに気づきます。
普段は恋愛ものとか苦手なのですが、ここまでの流れがあまりに自然で完全にふたりの「ラブの話」に魅入ってました。
「帰ろうか」じゃなくて「行こうか」ってのがいいな。
新次郎とあさの前途は多難だけれども、ふたりで歩いていく。
時には雨も降って涙も溢れるけど、思い通りにいかない日は明日がんばろう。
↑
2015年で1番かっこよく番傘開いた人。
■新しい時代
無事に両想いになった新次郎とあさが帰宅すると、お客様。
例の炭坑の持ち主である櫛田様。(演:木村佳乃)
「ああたがあささんですと?」
べっぴんさんで、お上品な櫛田様。(そりゃそうだ、木村佳乃だもの)
お上品な中にソフトな方言。
このソフト加減が絶妙でいい。
しかし炭坑を買い取る資金が足りず…となっていたときに、正吉さんが急に言い出した。
土佐堀川の一角にある米蔵を売りに出すと。
「あんたを信じていく、そう決めましたんや」
炭坑を売りに出す櫛田様もだけど。
懸命に土地を守り続けてきた時代に替わって、そこに生きる人を守っていく時代なんだなと。
「これからだす。これからようよう加野屋の新しい商いがはじまるんだす」
新しい時代、新しい商い。
何が起こるかわからないけどワクワクする。
明治の初期ってどうしても政治的なことに焦点が当たりやすいけど、市民にとってはこういう時代だったんだな。
そんな櫛田様、帰りがけに新次郎を呼び止めて…
「女ん人が大股で歩き続けるのは難しいことですき」
櫛田様もあさみたいにかつては大股で歩いていたんだろうな。
けれど歩き続けるのは難しかったんだろう。
その行程の続きをそっとあさに託す。
櫛田様の生き方、ワンダフル。
「近いうち女ん人がアメリカに留学するそうやけ」
ってこれ津田梅子のこと?
津田塾大の設立、女子教育の先駆者……何か意図があるのかな。登場するのかな?
■女性が歩き続けるということ
「ああた分かっとると?自分が恵まれとるちゅうことを」
力強い忠興さん。
覚悟を問うた正吉さん。
無自覚案内人の五代さん。
笑わせてくれる姉のはつ。
そして新次郎。
九州編に入る前に、あさを取り巻く環境を櫛田様にまとめさせる脚本すげえ。
現代でも限られた人しか出来ない「女性が大股で歩き続けること」。
必ずどこかで何かにぶつかる。
家族のこと、社会的評価のこと、体のこと。
いろんなことにぶつかってめげそうになるけども、あさみたいに「恵まれとる環境」を作り出すことができればいいんだなって元気もらえる。
■妻の決心、夫の決意
「そない寂しいこと耐えられへん。」
「泣かされてんのはわての方や言うてんのに」
寂しいと素直な本音をもらす新次郎。
神社であさがぶつけた本音への返事か。
新次郎に対しても、ここでもはつがいい仕事してるんだな。
なんかちょうどいい距離感。
「加野屋をよろしゅう頼む」
「わて泣かしたらあかんで」
一番言われたかった言葉を一番言われたかった人から言われて、こうやってあさの心が満たされてくんだなあ。
加野屋を守る、か弱い旦那様を守る。
あさの決心。
週タイトルは「妻の決心、夫の決意」。
『覚悟』の末に、ようよう考えて進むことを『決心』したあさ。
そんなあさの『覚悟』と『決心』を受け止めて、自分がどうあさを支えていくかを『決意』した新次郎。
もう1組の夫と妻。
惣兵衛不在のまま栄達さんたちと共に子供を育てていく『決心』をしたはつ。
どこかで何か違う道を歩むことを『決意』したのかもしれない惣兵衛。
決心/決意/覚悟……
日本語の微妙な表現のニュアンスの違いをとらえてる話とか私大好物。
■美和さんの生き方
「それはうちの生き方とはちょっと違うてますさかい」
明かされるお妾さん話の真相。
よのさんの誘いを断った美和さん。
美和さんは、あさやはつの比較対象ではなく、彼女もまた新しい時代を生きることを決めた女性。
様々な「女性の生き方」を描く。
これだけ描いて食傷感がないのは、余計なことを描いてない、厳選カットだからだろうな。
■五代友厚
「あんたは今からそれだけ危険な場所に行くいうことや」
「あんたと私を最初につないでくれたのもこのピストルや」
ハードボイルドなお守りを渡した五代さん。
自らも危険な目に遭ったんだろうなあ。
五代さんなりに覚悟を問うてるのかも。
……と思ったら、やっぱりラブの話をしちゃう五代さん。
思い出すあの事案。
そんな五代さんが大好きや。
「あささんやったら、きっとやれる」
「やれる」を「殺れる」に変換するあさクラスタ続出。
【ツイッターにおける五代さんの扱われ方】
・ロリコン事案
・ハイブリッド鹿児島弁
・ルー五代
・妖精さん
・意識高いドM
・ポジティブイケメンストーカー
ああ愛すべき大阪近代経済の父。
■そして九州へ
「炭坑までの道がどないなんか歩いて確かめたいんだす」
これから通商路となる道、従業員や取引相手か歩く道を、自分の五感で確かめておく。
これって経営者に大事なことだと思うの。
あさの商才を実感。
「大股で歩き続けることは難しい」と櫛田様の言葉が脳裏をよぎりつつ。
大股で山道を登っていくあさの背中が頼もしい。
がんばれって素直に応援したい。
月曜の朝が待ち遠しい。
これだよこれ!!
この半年間なかったのこれ!!
実際に船シーンは大変だか省略するけど、でも「大阪から九州までこんな風に行ったよ、こんな道を歩いたよ」という説明が数秒あるだけで、ものすごく親切だなって思える。 #花燃ゆ にも #まれ にもなかったこの演出に私涙目。
#あさが来た pic.twitter.com/1rt5zYUnHQ
— ゆずず (@yuzu0905) 2015, 11月 7
<script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
■おまけ
藪からスティック
荒ぶる雁助さん
前世、源氏の御曹司・源義朝としての記憶がよみがえった新次郎さん。
よのさんはお妾さんをまだ探している。
亀助さん、トレンド入りおめでとうございます。
■来週の「あさが来た」
来週は
・黒蛇捕獲
・極妻あさ
・だんな様のひみつ
・大相撲九州場所
の4本立てです。楽しみです。
毎週のことながらここまで長いエントリをお読みいただきありがとうございました。
玉木宏に縁側に座らせて猫を抱っこさせた制作スタッフは誰ですか?金一封をさしあげますので名乗り出なさいლ(╹◡╹ლ)
なもなもなもなも……
#あさが来た pic.twitter.com/sGBRK4UpWz
— ゆずず (@yuzu0905) 2015, 11月 3
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます