『まれ』19週、「潮時じゃがいもガレット」の感想まとめ。
役者さんは非常にいいんです。若手さんもベテランさんもとっても素敵なんです
TwitterのTLみてて、役者さん本人をdisるんじゃなくて役名をdisるくらいだから、それだけ役者さんがその役になりきってるってことだよね。
ただ脚ほ……おっとここまでにしておこう。
ベテラン勢、特に田中みん(さんずいに民)さんと田中裕子さんが素敵でした。
え?18週どうしたかって?
ああ……言葉に出来なくてですね……
関連リンク
・『まれ』17週、絶対大輔のほうがいいと思うし、仏なんで行かないのか疑問だし、ああもう!!
・『まれ』16週、とにかく一子が光っていた。
・『まれ』15週、そういうこと言わないの!
・『まれ』14週、圭太よ…変態のふりをするなら義兄くらいまでやりきれ。
・『まれ』13週、「漆職人」の文字を遠くから見ると 「堺雅人」 って書いてあるように見えてくる現象。
・『まれ』12週、「大輔俺の部屋祭り」の準備はいつでも出来ている。
■塩田の担い手
塩をじっと見つめる元治さん。
輪島塗の後継者は決まったことを寂しげに告げる文さん。
塩から目をそらす元治さん。
まれに塩田の小屋でケーキ屋をすればいいとすすめる。
もちろんまれは断るんだけれども、そこに一徹が「俺に継がせてくれ」と言い出す。
突然ぶちこまれた嫁姑問題より伝統文化の後継者問題のほうが興味ある。
話にも現実性増すし、観てて面白いと思う。
こういうこと方向に持ってくなら、最初から伏線張っておけばよかったのに。
そしたら脱落する人少しは減ったと思う。
■たいせつなもの
よく喋る弥太郎さんと口数少ない元治さん。
本当に守るべきものは、人生か背負った文化か、あるいは家族か。
弥太郎も元治さんも背負った文化と一緒に人生歩んできたんだよね。
身体の一部なんだよね。
きっと眼を開く元治さん。涙がこぼれそう。
でも弥太郎さんのほうが切なそうな顔してる。
■能登の空に
元治さんの塩田の風景が何度かにわたって描かれました。
水しぶきと青い空と鍛え上げられた大腿に思わず息が止まる。
いつだったかドキュメンタリーで見たことある塩田の風景そのまんまだ。
誰にでもできることじゃない。
どの役者さんにもできることじゃない。
田中さんだからこそ、この風景が似合ってるのかなって思う。
■桶作夫婦
『引退記念』と称して、桶作家では宴会状態。
「第2の人生や」
「まずは、リオのカーニバルや」
未来を描く元治さん。
嬉しそう、嬉しそうなんだけど……なんか辛いんだよなあ。
元治さんも文さんもいい笑顔で笑いあっている。
でもどこか寂しさというか、二人だけの秘密感がこの夫婦にはある。
「今年で最後やね」
田中裕子さんの短いセリフ、田中みんさんに至ってはセリフもほとんどない。
それでも圧倒的な存在感とリアリティ。
風景に溶け込んでいて魅入ってしまうんだよね。
実際の能登でもこうやって「潮時」を迎えてる塩田は少なくないんだろうなあ。
■優しく、厳しさを語る
「うまいと思てもろてる間にやめるのがものづくりや。気付かれてしもうてからでは遅えげ。駄目にせんうちに手を引くがも職人の仕事や」
輪島塗の職人、塩の職人、それからケーキ職人。
まれの心にも響いてるといいんだけど。
自然の中に生きるという厳しさ。
■横顔で魅せる田中裕子さん、眼で魅せる田中みんさん。
元治さんの本当の気持ちを文さんが語る。
元治さんの塩の味を確かめる文さん。
長年いつも食べてるであろう文さんもわからないってのはほんっとに微妙な変化なんだろうか。
あるいはわからないふりをしたのか。
一徹の言葉に涙をこらえる元治さん。
みのりの懐妊を知り、喜ぶ様子の元治さん。
田中祐子さんは横顔(と背中)、田中みんさんは眼力と体全体。
もちろん台詞回しや間の取り具合とかそういうのもあるんだけど、2人それぞれの演技には魅入っていまうポイントがある。
中村敦夫さんや小日向さんも、誰だってそう。
役者業界のことはわからないんだけど、素人目に観ても「ベテラン俳優だ」とすぐわかる。
若手俳優とベテラン俳優、線引きするわけではないけど、ベテラン俳優だけが持つ魅力に浸ると「ああ、いいもん観たなあ」って気持ちになる。
■そういうこと言わないの。
これ、大泉洋の後頭部にたおちゃんの桃白白あたってるだろ。
圭太、Lの顔になってるぞ。
もうさ、ほぼほぼ原点に戻る形で、文さんを主人公にしようよ。
あっ、大河とかぶるか。
役者さんは非常にいいんです。若手さんもベテランさんもとっても素敵なんです
TwitterのTLみてて、役者さん本人をdisるんじゃなくて役名をdisるくらいだから、それだけ役者さんがその役になりきってるってことだよね。
ただ脚ほ……おっとここまでにしておこう。
ベテラン勢、特に田中みん(さんずいに民)さんと田中裕子さんが素敵でした。
え?18週どうしたかって?
ああ……言葉に出来なくてですね……
関連リンク
・『まれ』17週、絶対大輔のほうがいいと思うし、仏なんで行かないのか疑問だし、ああもう!!
・『まれ』16週、とにかく一子が光っていた。
・『まれ』15週、そういうこと言わないの!
・『まれ』14週、圭太よ…変態のふりをするなら義兄くらいまでやりきれ。
・『まれ』13週、「漆職人」の文字を遠くから見ると 「堺雅人」 って書いてあるように見えてくる現象。
・『まれ』12週、「大輔俺の部屋祭り」の準備はいつでも出来ている。
■塩田の担い手
塩をじっと見つめる元治さん。
輪島塗の後継者は決まったことを寂しげに告げる文さん。
塩から目をそらす元治さん。
まれに塩田の小屋でケーキ屋をすればいいとすすめる。
もちろんまれは断るんだけれども、そこに一徹が「俺に継がせてくれ」と言い出す。
突然ぶちこまれた嫁姑問題より伝統文化の後継者問題のほうが興味ある。
話にも現実性増すし、観てて面白いと思う。
こういうこと方向に持ってくなら、最初から伏線張っておけばよかったのに。
そしたら脱落する人少しは減ったと思う。
■たいせつなもの
よく喋る弥太郎さんと口数少ない元治さん。
本当に守るべきものは、人生か背負った文化か、あるいは家族か。
弥太郎も元治さんも背負った文化と一緒に人生歩んできたんだよね。
身体の一部なんだよね。
きっと眼を開く元治さん。涙がこぼれそう。
でも弥太郎さんのほうが切なそうな顔してる。
■能登の空に
元治さんの塩田の風景が何度かにわたって描かれました。
水しぶきと青い空と鍛え上げられた大腿に思わず息が止まる。
いつだったかドキュメンタリーで見たことある塩田の風景そのまんまだ。
誰にでもできることじゃない。
どの役者さんにもできることじゃない。
田中さんだからこそ、この風景が似合ってるのかなって思う。
■桶作夫婦
『引退記念』と称して、桶作家では宴会状態。
「第2の人生や」
「まずは、リオのカーニバルや」
未来を描く元治さん。
嬉しそう、嬉しそうなんだけど……なんか辛いんだよなあ。
元治さんも文さんもいい笑顔で笑いあっている。
でもどこか寂しさというか、二人だけの秘密感がこの夫婦にはある。
「今年で最後やね」
田中裕子さんの短いセリフ、田中みんさんに至ってはセリフもほとんどない。
それでも圧倒的な存在感とリアリティ。
風景に溶け込んでいて魅入ってしまうんだよね。
実際の能登でもこうやって「潮時」を迎えてる塩田は少なくないんだろうなあ。
■優しく、厳しさを語る
「うまいと思てもろてる間にやめるのがものづくりや。気付かれてしもうてからでは遅えげ。駄目にせんうちに手を引くがも職人の仕事や」
輪島塗の職人、塩の職人、それからケーキ職人。
まれの心にも響いてるといいんだけど。
自然の中に生きるという厳しさ。
■横顔で魅せる田中裕子さん、眼で魅せる田中みんさん。
元治さんの本当の気持ちを文さんが語る。
元治さんの塩の味を確かめる文さん。
長年いつも食べてるであろう文さんもわからないってのはほんっとに微妙な変化なんだろうか。
あるいはわからないふりをしたのか。
一徹の言葉に涙をこらえる元治さん。
みのりの懐妊を知り、喜ぶ様子の元治さん。
田中祐子さんは横顔(と背中)、田中みんさんは眼力と体全体。
もちろん台詞回しや間の取り具合とかそういうのもあるんだけど、2人それぞれの演技には魅入っていまうポイントがある。
中村敦夫さんや小日向さんも、誰だってそう。
役者業界のことはわからないんだけど、素人目に観ても「ベテラン俳優だ」とすぐわかる。
若手俳優とベテラン俳優、線引きするわけではないけど、ベテラン俳優だけが持つ魅力に浸ると「ああ、いいもん観たなあ」って気持ちになる。
■そういうこと言わないの。
これ、大泉洋の後頭部にたおちゃんの桃白白あたってるだろ。
圭太、Lの顔になってるぞ。
もうさ、ほぼほぼ原点に戻る形で、文さんを主人公にしようよ。
あっ、大河とかぶるか。
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