校庭に鉄の匂へる夏休み カドカワ（角川書店）が発行している月間の俳句誌『俳句』の「令和...

空蝉の背の古傷の吹かれけり西嶋あさ子 あれだけ暑かった日々も終わり、セミの声も聞こえ...

俳句を作る方は、おそらく複数の句会や同人誌のメンバーになっていることだと思います。 私...

たかんなの金剛力を蔵しけり　　　西嶋あさこ 「たかんな」がタケノコの意だとは知りませ...

いずこの句会も同じだと思いますが、3月以降6月まで私たちの句会はすべて郵送による「紙上...

くるぶしに水の気通ふ濃あぢさゐ　　西嶋あさ子 紫陽花の季節になりました。「くるぶしに...

新型コロナウイルスによる肺炎の蔓延で、３月以降例会が開かれず、紙上句会が続いています...

合歓の花この世は見えざるもの多し西嶋あさ子 合歓の花は夏の季語ですが、「合歓」という言...

入日の陰春燈一つ点りけり コロナウイルスに席巻され、3月から会場の公民館が使用できなく...

夏帯のすたすたと行く月詣 西嶋先生・・・旧姓の長井先生の方がちょっと馴染みがあります...