以前に新品で買ったN700A新幹線ですが、走る速度が以前よりだいぶ遅くなってきたので
モーターを替えることにしました。
今回はトルクチューンモーターを使用することにしました。
車体は単三電池を車体の下部から入れるタイプです。
・ネジを何本か外し車体カバーを外します。
分解時に金属の丸い棒が落ちてきて何だろうと思ったら車体先端に
ウエイトとして使ってあるものだと判明。接着剤で付け直しました。
・ギアBOXについているリード線(マイナス側)を外します。
・シャーシからギアBOXを外します。
・ギアBOXを分割します。
モーター端子部がハンダ付けされているので、ハンダ吸取線で出来るだけ
ハンダを取ります。まだ残っているハンダがあるのでギアBOX分割の途中で
端子にハンダを当てつつ電極をずらしながらモーター端子のハンダ付け部を取り外します。
・モーターを交換(トルクチューン)。ピニオンはミニ四駆用の8T(新品)を使用。
・ギア、軸等にホコリが付いているのを掃除したあとに
セラグリス(タミヤ)を塗りました。
・いよいよギアBOXを組み立てます。
ギアBOX右側部分にギアを集めます。
(左ケースに固定されているギアはそのまま)
左ケースのモーター部ウエイトは接着剤を少量付けて左ケースに止めます。
(組み立て時のウエイトの落下防止用。接着剤は手持ちであった「ウルトラ多用途SU)」を使用。)
スプリングも端にグリスを付けて(組み立て時の落下防止用)左ケースに付けます。
(2020年3月17日追記)
→最近の修理ではギア(右側ケース)の上にスプリングを載せて左ケースを組み立てています。
ギアBOX右側を下にして、左側ケースを上から組み付けます。
モーターの電極部の穴にモーター端子を差し込む作業も行います。
ギアの軸が穴に入らない時はケースを少しずらしたり、つまようじ等で案内して入れます。
全ての軸が穴に入ったら左右のケースを完全に合わせます。
このギアBOXは2速なのでレバーの作動を確認します。
(モーターが回っていない状態だと変速しにくい場合あり)
リード線を使いモーター端子直に通電させて動作を確認します。
良ければモーター端子と電極をハンダ付け(必要最低限の量で)します。
シャーシにギアBOXと取り付けて、リード線を再度ハンダ付けします。
車体カバーを復旧させて修理完了。
新品時の速さ+α(トルクチューンモーターの効果)になったようです。
ちなみに‥
古いプラレールだとモーターのコミュテーターかブラシの経年劣化で通電不良になるのか
モーター不動のケースが見られ、何回かモーターを交換した経験があります。
(2020年3月17日、追記)
→モーターを手で回すと復活(動くようになる)することもあります。
→モーターのコミュテーターとブラシに塗られているグリスが劣化して導電不良に
なっているモーターを手廻しすると、かろうじて導通してモーターが動くように
なると思うのですがモーター本来の性能は出ないと思います。
モーターのコミュテーターとブラシを清掃するか新しいモーターに
しないと本来の状態にはならないと思います。(2020年4月記)
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