2023.12.03(土) 雪をかぶった美しい富士山を見たくて、精進湖(富士五湖の一つ)わきの三方分山(1442m )~精進山(1409m )~偉主山(1305m)~パノラマ台を歩いてきた。
ここはトレッキングコースだというが、体力、気力ともに落ちたわたしにとっては、それなりにシンドイものだった。
なにせ、山と名の付くところには、2か月ぶり。
それに、我が家から登山口まで4時間半かかる。
帰りでは、河口湖駅でのバスの2時間待ち。
その乗った高速バスは、二子玉川駅まで2時間かかるところを渋滞のため1時間オーバーとなった。
(一人で3時間休みなしで運転するドライバーさんには、心底お疲れ様ですと思った。)
<歩いたコース>
いつものように、二子玉川駅から溝の口駅へ。
JR南武線武蔵溝ノ口駅(6:09)で立川駅(6:46)に。
立川駅(6:53)から中央線大月行きに乗って大月駅(7:48)へ。
そして、富士急行の河口湖行に乗り換え(7:54)、富士山駅(8:47)へ。
S4系統 新富士駅行きのバスで精進で下車(9:40)。
(にぎやかなラッピングされた富士急の電車)
(富士山駅ホームに降り立つとドーンとそびえたつ富士山が見える。う~ん、デカイ!)
(バス停前からの精進湖)
準備を整え、バス停からホンの少し戻り、石畳風の旧中道往還に入った。
この道は、古代から開かれた甲斐と駿河を結ぶ三街道の一つ。
精進諏訪神社と精進の大杉に立ちよる。
(精進諏訪神社:富士河口湖町指定文化財)
(精進の大杉:天然記念物。根元幹回り12.6m 樹高40m)
※神社正面の左側にもスギの巨木がある。
先に向かう。
山道に入ると、立ちふさがる大きな砂防堰堤の前に着いた。
旧中道時代の道はどうだったのだろう?
そんなことを思いながら右折。
(砂防堰堤の下を右折)
(紅葉時は良い雰囲気だっただろう。)
(これから向かう三方分山)
(幅広の快適な道)
(阿難坂(女坂))
設置された案内板の内容は、おおむね次の通り。
・中道往還の中で難所の一つだった。
・その昔、身重の女性が道中で出産後、母子ともに亡くなり埋葬され、その供養のため子を抱いた石地蔵が建てられた。
・この石地蔵が女石と名付けられたことから女坂と呼ばれるようになっと伝わる。
(女坂峠を左折し、三方分山に向かうとすぐに出てくる誘導トラロープが設置されたところ)
(恐る恐る崩落を見下ろす。ほぼ垂直に落ち込んでいる。落ちたら即死?!)
気を取り直し、先に進む。
(これまた何ということか! 根が板状になったブナ)
(山頂近くはいい感じ!)
(三方分山山頂に到着)
精進バス停からは2名の先行者がいて、わたしはその方々からかなり遅れて歩いてきた。
ほぼたった一人の山中。
なので、東京転居後これまで全然使ってこなかったクマよけ鈴を取り出して、ザックに付けたほど。
しかし、山頂に着いてみると、約10人が談笑休憩中だった。
わたしも離れた場所で昼食。
(三方分山山頂からは富士山側だけが眺められる。)
この先からの富士の眺望を期待し、すぐに次の精進山に向かった。
(山頂からの道)
(精進山山頂を通過。画像右の岩の上には小さな厨子のようなものが置かれている。)
(下りてきた急な道)
(同)
(右側の大岩の下方が気になり、立ち止まって見てしまう。)
精進峠に来た。
(精進峠。画像左側は、パノラマ台下バス停への道。)
一呼吸ついて前進。
峠すぐ上には崩落個所があり、ただ通り過ぎれば良いものをやっぱり覗き込んでは、「おお~、コワッ!」となる。
ここがこの山一番の危ないところかもなどと思ってしまう。
(垂直に落ち込んでいる。画像右の木の影が映っているのも大きな岩。)
落ちたら一巻の終わり?!
とりあえず先に進む。
(両サイドが急斜面の尾根道)
(画像左側に踏み跡があるので覗いてみた。)
(踏み跡先からの眺望)
このあたりは快適な道。
そして、急な下り。
(偉主山)
(根子峠)
パノラマ台近くなって標識のある所に出た。
「千円札~」とあったので覗いてみようかと思いホンの少し行ってみたが、すぐにやめた。
パノラマ台に到着。
広い。
10人ほどのグループが、談笑休憩中。
その方々から離れて、眺望を楽しんだ。
富士山頂には雲がかかり、なかなか流れてくれない。
グループの人たちがいなくなるまで残って眺めたが、雲は変わらず。
あきらめて下山することにした。
(パノラマ台)
(三方分山側)
(王岳、鬼ヶ岳、十二ヶ岳の山並み)
(本栖湖がわは、逆光と木々のためよく見えない。)
名残りおしいが帰ることにした。
(パノラマ台を振り返る。)
(根子峠まで戻り下った道)
単独行の女性が上がってきた(画像右下)。
あとはテクテク下って、バス停に到着(14:54)。
河口湖駅行きのバスは15:36なので、これでノンビリできると思っていたら、すぐ来てしまった。
おろしたザックを背負いなおし、アレッと思いつつも乗車。
それは、14:55発の河口湖周回ルートバスだった。
車内には、乗客1名のみ。
しかし、風穴のあるあたりからは多数乗ってきた。
河口湖駅着15:45。
ここでまた苦労。
予定よりも早く駅に着いたが、大変な混雑ぶりで、休む場所もない。
(「ほうとう」でも食べようかと店先に行っても、一人では入れてくれない。)
外気温がかなり低くなってきた。
アジア系の外国の方々が大きな声で屯している。
バスプールは、新宿、渋谷、横浜、藤沢、名古屋などとを結ぶ高速バスがひっきりなしに来る。
わたしは、電車での乗り継ぎを省略しようと、二子玉川駅経由の渋谷行に乗車(17:20発)。
※午後4時台の電車は、特急『富士回遊』のみ。
これに乗っても立川で乗換え。
料金も高い。
(JRも富士急もうまく設定してあるもんだ(心の声)。)
案の定、交通渋滞のため3時間(1時間超オーバー)狭いバスの中で座り続けなければならなかった。
それにしても、駅でもバスでもマスクをしている人がいない。
あのコロナやインフルエンザはどこ行った?!
<追記>
下山時に機内モードにしていたもののスマホのバッテリー残量がなくなってきた。
あわてて、モバイルバッテリーとをライトニングケーブルをつないだが、スマホ側との接触不良で充電できない。
前の夜に異状がないか使用確認したのに・・・。
挿したり抜いたりを繰り返し、やっと50%まで充電できてホッと安心。
やっぱり入念な準備が必要なことを痛感させられた。
わたしのスマホはかなり旧式のiphone。
ここはトレッキングコースだというが、体力、気力ともに落ちたわたしにとっては、それなりにシンドイものだった。
なにせ、山と名の付くところには、2か月ぶり。
それに、我が家から登山口まで4時間半かかる。
帰りでは、河口湖駅でのバスの2時間待ち。
その乗った高速バスは、二子玉川駅まで2時間かかるところを渋滞のため1時間オーバーとなった。
(一人で3時間休みなしで運転するドライバーさんには、心底お疲れ様ですと思った。)
<歩いたコース>
いつものように、二子玉川駅から溝の口駅へ。
JR南武線武蔵溝ノ口駅(6:09)で立川駅(6:46)に。
立川駅(6:53)から中央線大月行きに乗って大月駅(7:48)へ。
そして、富士急行の河口湖行に乗り換え(7:54)、富士山駅(8:47)へ。
S4系統 新富士駅行きのバスで精進で下車(9:40)。
(にぎやかなラッピングされた富士急の電車)
(富士山駅ホームに降り立つとドーンとそびえたつ富士山が見える。う~ん、デカイ!)
(バス停前からの精進湖)
準備を整え、バス停からホンの少し戻り、石畳風の旧中道往還に入った。
この道は、古代から開かれた甲斐と駿河を結ぶ三街道の一つ。
精進諏訪神社と精進の大杉に立ちよる。
(精進諏訪神社:富士河口湖町指定文化財)
(精進の大杉:天然記念物。根元幹回り12.6m 樹高40m)
※神社正面の左側にもスギの巨木がある。
先に向かう。
山道に入ると、立ちふさがる大きな砂防堰堤の前に着いた。
旧中道時代の道はどうだったのだろう?
そんなことを思いながら右折。
(砂防堰堤の下を右折)
(紅葉時は良い雰囲気だっただろう。)
(これから向かう三方分山)
(幅広の快適な道)
(阿難坂(女坂))
設置された案内板の内容は、おおむね次の通り。
・中道往還の中で難所の一つだった。
・その昔、身重の女性が道中で出産後、母子ともに亡くなり埋葬され、その供養のため子を抱いた石地蔵が建てられた。
・この石地蔵が女石と名付けられたことから女坂と呼ばれるようになっと伝わる。
(女坂峠を左折し、三方分山に向かうとすぐに出てくる誘導トラロープが設置されたところ)
(恐る恐る崩落を見下ろす。ほぼ垂直に落ち込んでいる。落ちたら即死?!)
気を取り直し、先に進む。
(これまた何ということか! 根が板状になったブナ)
(山頂近くはいい感じ!)
(三方分山山頂に到着)
精進バス停からは2名の先行者がいて、わたしはその方々からかなり遅れて歩いてきた。
ほぼたった一人の山中。
なので、東京転居後これまで全然使ってこなかったクマよけ鈴を取り出して、ザックに付けたほど。
しかし、山頂に着いてみると、約10人が談笑休憩中だった。
わたしも離れた場所で昼食。
(三方分山山頂からは富士山側だけが眺められる。)
この先からの富士の眺望を期待し、すぐに次の精進山に向かった。
(山頂からの道)
(精進山山頂を通過。画像右の岩の上には小さな厨子のようなものが置かれている。)
(下りてきた急な道)
(同)
(右側の大岩の下方が気になり、立ち止まって見てしまう。)
精進峠に来た。
(精進峠。画像左側は、パノラマ台下バス停への道。)
一呼吸ついて前進。
峠すぐ上には崩落個所があり、ただ通り過ぎれば良いものをやっぱり覗き込んでは、「おお~、コワッ!」となる。
ここがこの山一番の危ないところかもなどと思ってしまう。
(垂直に落ち込んでいる。画像右の木の影が映っているのも大きな岩。)
落ちたら一巻の終わり?!
とりあえず先に進む。
(両サイドが急斜面の尾根道)
(画像左側に踏み跡があるので覗いてみた。)
(踏み跡先からの眺望)
このあたりは快適な道。
そして、急な下り。
(偉主山)
(根子峠)
パノラマ台近くなって標識のある所に出た。
「千円札~」とあったので覗いてみようかと思いホンの少し行ってみたが、すぐにやめた。
パノラマ台に到着。
広い。
10人ほどのグループが、談笑休憩中。
その方々から離れて、眺望を楽しんだ。
富士山頂には雲がかかり、なかなか流れてくれない。
グループの人たちがいなくなるまで残って眺めたが、雲は変わらず。
あきらめて下山することにした。
(パノラマ台)
(三方分山側)
(王岳、鬼ヶ岳、十二ヶ岳の山並み)
(本栖湖がわは、逆光と木々のためよく見えない。)
名残りおしいが帰ることにした。
(パノラマ台を振り返る。)
(根子峠まで戻り下った道)
単独行の女性が上がってきた(画像右下)。
あとはテクテク下って、バス停に到着(14:54)。
河口湖駅行きのバスは15:36なので、これでノンビリできると思っていたら、すぐ来てしまった。
おろしたザックを背負いなおし、アレッと思いつつも乗車。
それは、14:55発の河口湖周回ルートバスだった。
車内には、乗客1名のみ。
しかし、風穴のあるあたりからは多数乗ってきた。
河口湖駅着15:45。
ここでまた苦労。
予定よりも早く駅に着いたが、大変な混雑ぶりで、休む場所もない。
(「ほうとう」でも食べようかと店先に行っても、一人では入れてくれない。)
外気温がかなり低くなってきた。
アジア系の外国の方々が大きな声で屯している。
バスプールは、新宿、渋谷、横浜、藤沢、名古屋などとを結ぶ高速バスがひっきりなしに来る。
わたしは、電車での乗り継ぎを省略しようと、二子玉川駅経由の渋谷行に乗車(17:20発)。
※午後4時台の電車は、特急『富士回遊』のみ。
これに乗っても立川で乗換え。
料金も高い。
(JRも富士急もうまく設定してあるもんだ(心の声)。)
案の定、交通渋滞のため3時間(1時間超オーバー)狭いバスの中で座り続けなければならなかった。
それにしても、駅でもバスでもマスクをしている人がいない。
あのコロナやインフルエンザはどこ行った?!
<追記>
下山時に機内モードにしていたもののスマホのバッテリー残量がなくなってきた。
あわてて、モバイルバッテリーとをライトニングケーブルをつないだが、スマホ側との接触不良で充電できない。
前の夜に異状がないか使用確認したのに・・・。
挿したり抜いたりを繰り返し、やっと50%まで充電できてホッと安心。
やっぱり入念な準備が必要なことを痛感させられた。
わたしのスマホはかなり旧式のiphone。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます