広告のデザインをする場合など よく表現用の素材を探さなければならない
すぐに思いつく時や 依頼主から指定された素材で考えるときは
比較的問題はない しかし まったく素材ゼロからのスタートもしばしばある
広告で伝えるべくテーマが確定しているが
それを上手く現すモチーフが見つからないときがある
その時には必死に素材を探す作業を開始する
自分の頭の中の引き出しから使えそうな物を探り始める
記憶の引き出しが多ければ当然沢山の素材を保管出来るが
すばやくふさわしい素材を取り出すのには どうしても時間が必要になる
素材の在庫は多いに越した事はないが
保管方法が非情に重要になる そのためには保管庫の分類が鍵となる
ある人は色を基準にするかもしれないし ある人は形として
分類するかもしれませんし 色・形・材質などの複合分類かもしれない
記憶の方法は まさに十人十色であり その人の想像哲学そのものでしょう
素材=モチーフの調理法でデザインの善し悪しが決まる!
さて引き出しの素材も出して来てすぐに使える場合もあるが
殆どの場合は テーマに合った様にデザインしなくては使えません
デザインはまさに創作料理に似た部分があると思います
お客様の味の好みはさまざまです
そのためには煮物 焼き物 揚げ物 蒸し物
さらに和風をはじめ フランス イタリア 中国等その他いろいろな
調理法を身につけておく必要があります
ワンパターンの料理では商売はできません
ましてや同じ素材で同じ料理はありえないことです
したがって毎日毎日腕を磨く必要があります
たえず努力をしないと時代から取り残されてしまうので要注意ですね